アイル legacy
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資格取得後、他施設への業務支援など自信を持って行けるようになりました。今後も様々な知識、技術を身に付け検査データから病態を判断し、臨床へフィードバックできるよう精進して参ります。今回学んだ内容や知識を日々のルーチン検査に活かしつつ、これからも学会などでの情報収集も積極的に行っていきたいと思います。私が超音波検査士を目指したのは、「医療従事者・技と知のスペシャリストである技師として日々、技術と知識を磨き向上させ続けることが医療現場で働く技師としてのあるべき姿」と教示して頂いたのがきっかけでした。合格審査対象となる超音波実績報告書の作成に苦労しましたが、先輩に受験申請手順など様々な事を厳しくも温かく教えて頂きました。報告書に最適な綺麗で明瞭な画像を描出するプローブ技術、一目で分かるシェーマの描き方を先輩の姿を見て学ばせて頂きました。資格取得後、医師への報告をより迅速且つ的確に伝えることができ、エコー技師としてようやく独り立ちできた実感が湧きました。また、検査報告に対する責任感の重みと仕事のやりがいをより深く感じ、後輩の技術指導や検査室全体のレベルアップを目指すようになりました。内視鏡業務を始めた当時、2年目だった私は検体検査、生理検査の業務も半人前であったため、平行して内視鏡業務を覚えなければいけないことに難しさがあったことを覚えています。自分が検査室を不在にしている時、誰かが自分の業務を負担してくれていることを考えると、「地道にコツコツと・・・」とは考えられず、早く習得しなければならない、と焦りもありました。業務取得後4年が経過して、自分が一定の基準を上回る技術・知識を得たことの確認をしたく受験をしました。私は異動の経験もありますが、異動先の施設においても有資格者であることから早い段階で信頼を得て業務を任せてもらえるようになります。 資格の取得を到着点とはせず、これからも邁進して参ります。■■■■EIL 40th Anniversary 2023Memorial MagazineLEGACY石川 真帆(鶴川サナトリウム病院 検査科)2018年入職/2021年資格取得 入職1年目から専門性を高めるためのアイル教育カリキュラムに沿って幅広い知識、技術を習得して参りました。そこで得られた知識、技術の質を保証するため、様々な分野に精通していることが求められる緊急臨床検査士の受験を希望しました。しかし受験するにあたり苦手な分野もあり不安でした。そのため先輩にアドバイスをいただいたり、グループの研修サイトで試験対策用の動画を視聴することで、不安を解消し試験に挑みました。伊東 美晶(アイル微生物部門)2019年入職/2022年資格取得 私が二級臨床検査士試験を受験したきっかけは、先輩方が皆受験しているからという軽い気持ちでしたが、資格取得への受験勉強を通して微生物検査の基礎知識を身に着けることができただけでなく、耐性菌や検査法・感染症について常に最新の知識を得ることの大切さを学びました。過去問をベースに勉強を進めましたが、出題される問題の傾向が年々変化していて、特に耐性菌検査の判定基準やウイルス・細菌の分類などは私が学生の時に学んだものとは違った内容のものもありました。検査同学院が行っている講習会などの活用、一級臨床検査士としての知識と経験をお持ちのアイル微生物部門指導教官(田澤節子先生)の講義・実技指導により、教科書には書いていない実践的な知識も得ることができました。久保田 茜(イムス三芳総合病院)2010年入職/2014年資格取得井手 一徳(イムス東京■飾総合病院)2013年入職/2019年資格取得緊急臨床検査士二級臨床検査士超音波検査士消化器内視鏡技師資格取得者コメント2021年度資格取得者数232名2021年度 資格取得者数2021年度資格取得者数75名2021年度資格取得者数45名99名

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