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板橋中央臨床検査研究所システム課板橋中央臨床検査研究所 業務課板橋中央臨床検査研究所 ホルター解析センタービッグデータとデータ分析技術はますます進化し、臨床医や患者様は必要な情報にアクセスしやすくなり、治療の質や安全性の向上が期待されます。これに伴いデータ株式会社アイルは2009年に名称変更と新社屋へ移転し、私自身は業務課に2016年に異動しましたが、この年はISO 15189の取得を目指すという、大幅に変化した年月でした。 株式会社アイル内の臨床検査全般を担うIML板橋中央臨床検査研究所はIMSグループ施設の共同施設利用所という立ち位置で設立しました。IML業務課は施設からの要望に応え、そして検体搬送・受領・受付及び結果報告は標準作業書を遵守し、帳票類の安定供給に努めてまいりました。目標として、IML板橋中央臨床検査研究所-PHILOSOPHY-「ビジョン:日本の臨床検査のトップレベルを目指す」「ミッション:最 この10年間でホルター解析技術の向上に努めて参りました。技師各々の知識や技術向上に加え解析装置の性能向上により、これまで不可能であった情報提供が可能となりました。これにより各施設からの様々な要望にも対応出来る様になりました。特に解析結果をデータで提供してほしいとの声は年々増加しており、これに着手することが出来ました。今後も引き続き電子化を進めるべく努めて参ります。また報告書の提出方法の変化に伴いこれまでにないスキルが求められる為、これからは変化に対応出新・最高の技術と知識をもって、臨床検査データを提供する」「コアバリュー:スペシャリスト集団による医療への寄与と貢献」を策定しています。IML業務課でも施設や各部門とさらに連携を図り、なぜIMSグループの中にIMLがあるのか必要性を考え、行動指針を基に価値観を共にし、IML全職員でビジョンの追求を行い、10年後の50周年を見据えて新しい研究所をつくっていきたいと考えております。IMLの立ち位置を考え体制を見直していき、基本理念である「求められる検査、応える検査」この想いを忘れることなく、臨床検査の標準化を確立・提供し続ける事ができるIMLを目指していきます。来る力を養う人材育成が必要となります。今後は技術や知識の向上はもちろん、様々な困難や問題に部門内で協力し合いながら速やかに解決出来る人材育成を目指して参ります。10年後、ホルター解析センターがより良い解析結果を提供出来るようになり、また各施設からの様々な要望にも速やかに対応出来る部門となる事を目指して参ります。■■EIL 40th Anniversary 2023Memorial MagazineNEXTNISHIO YASUNORINAKAMURA YUKISAITO ASAKO部門として目指す、10年後の姿活躍できる人材の育成を目指して検査業務の更なるデジタル化と安全性を目指しますセキュリティの重要性が増大することが予臨床検査においてこの10年間はデジタル想され、患者様の個人情報や医療情報の保技術の進化によりマンパワーの活用からシ護が重要な課題となり適切なセキュリティステムの有効利用へと置換わってきました。対策が求められます。アイルシステム部門でこれからの10年はAI技術の進化により、自は検査に関連する業務の更なるデジタル動解析や診断支援により、診断精度や治療化と安全性の担保を図り、臨床検査部門効果の向上につながることが期待されます。を支援しIMSグループの発展に貢献しまた、DX化により、臨床検査のデータ管理がていきます。より効率的になることが期待されます。■■■■■■■■■■■■■■■

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