医療サービスと福祉サービスを統合した介護保険施設の中核的施設であり、医療と生活の場を結んで家庭復帰を目指す施設です。医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアはもとより作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。老健では相談員は「支援相談員」と呼ばれ、サービス利用の相談窓口となります。利用者本人、家族、病院、在宅のケアマネジャー等からサービス利用の相談を受けます。そして利用者本人や家族等のニーズを把握してサービス利用までの支援を行います。その後、相談対応や関係機関との連絡調整などを通じて、不安なく入所(サービス利用開始)して、安心して入所生活を送り(サービス利用)し、安心して退所(サービス終了)できるよう支援します。そのために、医師、看護師、介護職、リハビリスタッフ等と連携して利用者本人、家族を支えていきます。お看取りの対応も含めご利用者ご家族の最期の時、そこに至るまでの支援。さらに、胃瘻の管理や褥瘡の処置など継続した医療行為が必要で、病院退院後の居場所として、介護老人保健施設に入所される方への支援。在宅復帰向けて、ご利用者ご家族のニーズを反映した社会資源の提案。ソーシャルアクションにて、不足している社会資源を創生する…など。一人一人に合った支援の形を模索し、施設と地域のシームレスな支援を提供することで、老健のソーシャルワーカーとして、幅広く学び成長することができます。老健の働き方を動画でご紹介しています★13*介護老人保健施設とは(老健)*支援相談員の役割*支援相談員としての幅広い学び
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