教育冊子_アイラブナース_2020
19/64

18アイナースプログラムとは、IMSグループが独自に確立した新人看護職員の教育・研修プログラムです。入職から3年目までが対象の研修と現任教育の柱である教育担当者、実地指導者を育成するプログラムで構成されています。アイナースプログラムであなたらしい“IMSナース”を目指しましょう!! 2010年4月「保健師助産師看護師法」「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の一部改正によって新人看護職員研修が努力義務化された。これにより、看護の貨の向上、医療安全の確保、新人看護職員の早期離職防止が期待されている。 法改正に先立ち、2009年12月厚生労働省より「新人看護職員研修ガイドライン」が示された。その目的として、新人看護職員が基本的な臨床実践能力を獲得するため、医療機関の機能や規模に関わらず、新人看護職員を迎えるすべての医療機関で新人看護職員研修が実施される体制の整備が掲げられている。 そこで、IMSグループ看護部として新人看護職員の教育に関する再構築を図った。IMSグループとしての特徴を持たせた人材育成、グループとしての強みを生かした教育体制を再考し、卒後教育プログラムとして「アイナースプログラム」と名付け、新しい研修を企画、立案した。 IMSグループ組織として新人看護師の教育は、本部で行う研修・各地域のブロックで行う研修・各施設で行う研修により構成される。また、今回の努力義務化の中で、専門職業人として自らも研修を積極的に受けていくことが必要と謳われていることから、自らが選択できる研修内容も計画している。 研修期間を入職から3年目までとし、グループ内の自施設以外での研修をセレクトし、受講できる機会を設けている。また、2年目後半から3年目にかけては他施設への研修実習を受けることができるシステムを考えている。この研修は、希望により実施することができ、教育担当者との面談で明らかにしていく。その結果、新人看護職員一人ひとりの今後の目標や方向性を確認しつつ、成長を促すことができる研修となる。はじめにアイナースプログラム

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る