2023年度パンフレット
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脳卒中や⾻折等により、急性期病院での治療を終えて病状が安定した患者様が、障害の治癒を⽬指す時期を回復期といいます。この時期に⼊院してリハビリテーションを集中的に⾏い、患者様が⾃宅復帰や社会復帰を⽬指すことを⽬的とするのが回復期リハビリテーション病棟です。回復期リハビリテーション病棟協会の報告では、質の⾼い⼗分なリハビリテーション訓練時間の担保が⽇常⽣活動作の改善の予後や在院⽇数、在宅復帰に⼤きな影響を与えるとされています。⾝体的な障害を受けた⽅々に運動療法を⾏い、⾝体の再構築を図りながら、起きる・⽴つ・歩くなど基本動作の再学習を促し、活動的で健康的な⽣活を送ることができるよう⽀援していきます。⾷事・トイレ・更⾐・⼊浴などの⽣活に必要な動作、または家事・趣味・仕事など退院後に必要な事柄に着⽬し、治療・指導・援助を⾏います。⾃宅での⽣活で現存する能⼒が最⼤限発揮できるよう、福祉⽤具の選定や⾃宅改修などのアドバイスも⾏います。ことばによるコミュニケーション障害がある⽅に、専⾨的な訓練・指導・援助を⾏います。また、のみ込みの障害である摂⾷・嚥下障害に対し、専⾨的な検査や訓練・指導を⾏い改善を図ります。リハビリ訓練で「できるようになった」ことを「していること」にすることがリハビリのゴールです。病棟では訓練室で獲得した能⼒を実際の⽣活の場でも活かせるよう、看護・介護スタッフが⽀援いたします。理学療法PT回復期リハビリテーション病棟とは?作業療法OT⾔語療法ST看護師Ns当院のリハビリテーション

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