病院薬剤師ですので当然、調剤・監査・服薬指導、入院鑑別、委員会や公開講座などの地域貢献イベントなども行っています。急性期とか慢性期とか何が違うの?という方もおられるかもしれません。人が病気をしてからの時間経過という事で言えば、急性期病床で短期的な治療をして、回復期病床でリハビリ等をして、慢性期病床で長期的な治療と向き合う、というのが一般的なイメージになるでしょうか。実はこれらの機能はどれも地域に無くてはならない重要なものです。当院は322床すべてが療養病床です。急性期の病院などと比べれば高齢の入院患者さまが多く入院期間も長いです。慢性疾患を複数抱える患者さまも多く、薬の種類も多くなりがちです。現在、ポリファーマシーという言葉が世間的にも認知されつつありますが、当院はその問題に対する取り組みをすでに始めています。またベッドの上で長く療養される患者さまもおりますので、褥瘡などにも積極的にかかわっています。褥瘡の状態に応じた処方提案も行っています。まさに今、日本は超高齢化社会です。そんな時代の中で、高齢者医療を中心に患者さまの治療・療養・在宅復帰などに日々寄与していけることに、私たちは生きがいを持っています。患者さまとじっくり向き合うだからこそできることがグループ病院沢山ありますよ!がん領域感染領域NST領域腎薬物領域糖尿病領域理職研修専門・認定研修テーマ薬剤部長研修慢性期病院の薬剤師とは?
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