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放射線科

放射線科

放射線科について

当科はその名が示すとおり、放射線を利用して目で見ることのできない 体内の様子を画像として表現し診断に寄与しいていく科でございます。
当院ではFPD,DR,CT,DXA,PACS等を設置しております。
ペイシェントケアの精神を第一に町民様とともにある放射線科を目指してります.

放射線部 技師長 山下 亮

一般撮影室

レントゲン写真を撮影するお部屋です。 柔和な色合いを採用して緊張感のない雰囲気になっております。色んな部位の撮影や骨密度測定も行います。

一般撮影室 一般撮影室

FPD (Flat Panel Detector)

以前はフィルムを使っていましたが、近年はフィルムに代わってデジタル写真を撮ります。
デジタルカメラとよく似ていますフィルムの代わりにFPD(Flat Panel Detector)というデジタル装置を用い近年のデジタル技術を盛り込み、とてもわかりやすい写真と被ばくの低減を両立しております。

FPD (Flat Panel Detector)

DXA (Dual Energy Absorptiometry)

骨密度測定装置で腰椎(腰の骨)、大腿骨頭頚部(足の付け根の骨の部分)の骨密度をはかります。

DXA (Dual Energy Absorptiometry) DXA (Dual Energy Absorptiometry);

わかりやすい解説付きで現在の骨密度を知ることができます

当科には骨粗しょう症マネージャー認定を取得した放射線技師が在籍しており、町民様の骨折防止に努めています

CT (Computed Tomography)

体内の断面をコンピュター処理にて,体を輪切りにしたような画像や,縦割りをしたような画像なども見れます。
誰にでも病変が分かりやすいような画像を作成, 提供しております。

ある日のお仕事

その他
医療安全委員会
院内感染対策委員会
医療放射線安全管理委員会
(医療放射線安全管理責任者講習受講済)
骨粗しょう症リエゾン活動
(骨粗しょう症マネージャー認定取得済)

スタッフに聞いてみました パート1 山下技師長から安田技師に5つの質問

1.放射線技師という職業への憧れと現実のギャップは?

レントゲン写真を撮影するお部屋です 世間一般的なイメージでは、放射線を利用して写真を撮るという職業であり、被ばくという観点などから少しマイナスな印象を持っている方もいるかもしれません。
もちろん放射線技師本人もそうですし、患者様が被ばくをすることもあります。
しかし、医療の現場では“被ばくをすること以上に患者様が利益を得られる場合 でなければ放射線診療をしてはいけない”という
決まりがあり、放射線診療を行う場合は“合理的に達成できるかぎり被ばくを少なくする”という原理に基づいて行動 しています。
この原理は、患者様、自分自身、また放射線診療に関わる方々の被ばくを最低限にするということに寄与しています。
病院での放射線についての知識は、放射線技師が一番詳しくないといけません。
そういう信念を持って、皆様に安全に検査を受けて頂くべく、日々業務に努めています。
被ばくをすることはもちろんマイナスなことですが、放射線技師がそれ以上の利益を 患者様に提供することができるのは、
とても嬉しく僕にとってはかけがえのない職業です。

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2.座右の銘 解説付きでお願いします

座右の銘は“水滴石を穿つ”です。
小さなことでもコツコツとやっていれば、いつか必ず努力が実を結ぶという言葉です。
人間どうしてもすぐ結果を出したくて焦ってしまいがちですが、急いで作った実はイビツだったり小さかったりすることがあります。
少しずつでも確実に積み上げていけば、 実は大成し大きく育つと僕は信じています。

3.実際に働いてみて、素晴らしかったこと、辛かったこと教えてください

放射線技師という仕事は、基本的に自分の判断では撮影ができません。医師が撮影依頼をした時に初めて撮影ができます。
しかし、撮影の細かい条件や体位などを考えるのは放射線技師の仕事です。
患者様からお話を聞き、医師からの依頼内容に目を通して、症状の予測を立てて撮影する、そうして出来上がった画像に上手く、原因となるものが写っていた時は嬉しいですし、患者様の役に立てたと思える素晴らしい瞬間です
逆に辛かったことは、せっかく病気が発見できたのに、かなり進行していて何も治療が行えないと知る時です。これは全医療従事者が感じることだとは思いますが、放射線技師でも同じく悔しく感じます。そのような事を減らす為にも、
早期発見が大事です。日々、放射線技師として業務に励み、できる限り患者様のお役に立てるように頑張っています。

4.せたな町を満喫するには?

せたな町は海・山・川の3拍子が揃った自然が素晴らしい場所です。
3カ所ある海水浴場は北海道でもトップレベルの水質を維持しており、AAランクの評価を得るほど透明度が高いです。
また、日本一危険な神社として有名な太田山神社では、参拝をするために険しい山道を登って行かなければいけません。危険ですが上から見下ろす景色が絶景です。
そして、河川での渓流釣りが楽しいです。禁漁期間以外ではヤマベやイワナ、アユなどを釣ることができます。
このように一人でも楽しいことがいっぱいあるのですが、大人数のほうが楽しいですよね?
やはり満喫するためには友人・知り合いをつくることをオススメします。
せたな町には温かい方々が多いです。みんなでワイワイ海水浴場ではしゃいだり、苦楽を共にしながら山を登り参拝後に上からの絶景をみんなで楽しむ、川で釣った魚をみんなでバーベキューにして堪能する…。
これが一番せたな町を満喫する方法です。
あと、バレーボールをするのもオススメです。笑

5.放射線技師を目指すあなたへ、今なすべきこと

勉強に関してはそんなに躍起になってする必要はないと思います。(国家試験に合格しなければいけないのはもちろんですが)
知識や技術は実際に働いて、検査に触れていけば自然に身に付いてくるものです。僕が一番なすべきだと思うことは、たくさんのコミュニティに触れるということです。学生時代にしか作れない人間関係や信頼関係が多くあります。
なんか部活動に入ってみたり、教員の方々と積極的に話してみたり、一番大事なのは同じ道を目指す人たちと苦楽を共にすることです。辛い時期や楽しい時期を一緒に過ごした人たちは、今後かけがえのない仲間になります。
就職してからも支えあえる、一緒にバカができる友達になるでしょう。
学生時代に過ごした時間で、人格や協調性などは磨かれていくと思います。
たくさんの人たちと関わりあって、素敵な放射線技師を目指してください。

スタッフに聞いてみました パート2 安田技師から山下技師長に5つの質問

放射線技師の仕事はレントゲン写真を撮るだけですか?

ペイシェントケアはとても大切なお仕事です、ほかにも撮影後の読影及び症例検討、最新技術の取得、被ばく管理、機器管理、医療安全、感染対策等々、アナログ的なものから最新デジタル技術まで、多岐にわたるお仕事があります。

今一番ハマっていることは?

骨粗しょう症マネージャーによるリエゾン活動、町民様の骨折を防ぐための活動です。

道南ロイヤル病院放射線科のイチオシの検査は?

レントゲン写真は近年のデジタル技術を盛り込んだ機械ですので、とても見やすい写真が撮れます。 この機械で初めて撮影したときは衝撃的でした、イチオシです!! 骨密度計測もオススメ、ぜひ一度計りに来てくださいね!

せたな町のオススメポイントは?

はてしない大空と広い大地(足〇町じゃないよ~)
リアル「石の家」あります(富〇野じゃないけど~)

これからの時代に求められる放射線技師像とは?

昨今、健康志向や放射線被ばくへの関心の高まりにより、様々な情報を発信していかなければなりません。
最新技術、情報を日々アップデートして、それらを町民様に伝えていくことが求められます。
これからの放射線技師は撮影室で写真を撮っているだけでなく「外に出て町民様とお話ができる技師」だと思い日々精進しております。

求人情報

新卒採用・中途採用

現在募集は行っておりません。

求人に関してのお問合せ

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IMSグループ 放射線部門の採用情報サイトもご覧ください。
https://www.ims.gr.jp/group/recruit/department/radiologist.html

病院見学について

当院では施設見学を随時受け付けております。 ご連絡いただき、見学日程の調整や当日の持ち物等をお話させていただきます。

【担当部署:総務課または放射線科】

℡:0137-84-5011(代表)
平日  8:30~17:30
土曜日 8:30~12:30