INPRESSIONS

専攻医感想

2014年入局 宮﨑先生

当院での後期研修も気がついたら4年目ですね。  初期研修の間に麻酔科を選択した時点では、漠然と手術室の中だけで全身管理を行う将来をイメージしていました。そんな折、レジナビで当院のプログラムについてA嶺先生の熱い思いをぶつけられ、「他とはちょっと違って面白そうだ」と感じたのがすべての始まりです。
 最初の1年間で見せつけられたのは、麻酔をかけるだけではなく、手術室で、ERで、病棟で、困難な症例に素早く対応し、他科とコミュニケーションをとりながらマネジメントする先輩方の姿です。ここは優秀な人の集まりなのだというまぶしさと、とんでもないところに来てしまったという畏れを感じました。
 気の小さな私が何とか仕事をこなすうちに1年が過ぎ、かわいい子には旅をさせよと、小児麻酔と3次救急の外部研修に出されました。かわいくなくても実はみんな行くことになっています。  さて小児研修では、特殊な症例や繊細な手技はもちろんですが、身体所見、症状、バイタルサインの観察において、基本に立ち返りながら丁寧な患者管理を学ぶことができました。小児に対する漠然とした不安が払拭されただけでなく、年齢に関係ない「患者の診かた」について考えが整理されたと思います。海外での学会発表という貴重な経験もさせていただきました。
 3次救急の研修では、プレホスピタルからER、ICUまでの患者管理に携わります。病態だけでなく生活も含めた患者背景の把握、初療、各科との連携、集中管理について学びました。手術室にやってくる患者を、点ではなく線でみてマネジメントする必要性を強く意識する機会となりました。  これら1年半の外部研修を終え板中に戻ってきた今、また次の課題が用意されて奮闘する毎日を送っています。同じステップを乗り越えて、まぶしい先輩方がどのように形成されたのかが少しわかってきました。こうやって、年ごとに衰えではなく成長を実感できるうちの研修、正直悪くないでしょ。

2015年入局 神門 先生

私は初期研修医から当院で研修させて頂いてます。初めから当院の麻酔科に入るつもりでおりましたが、先輩方の丁寧な指導や研修システムがしっかりしてることを実感出来たので、やはり麻酔科の後期研修も続けて行わせて頂くことにしました。
当院では平日朝、土曜の昼から勉強会があります。麻酔全般、抄読会、エコー勉強会など内容は様々です。エコーの勉強会は最初は着いていけませんが、継続するうちに少しずつ理解できるようになります。また、麻酔全般の勉強会は後期研修一年目が初期研修医に対して行い、自分の知識の整理にもなります。
その他、当院では心臓含めた麻酔全般を研修できますが、さらに神奈川県立子ども医療センター、前橋赤十字病院、川崎幸病院でそれぞれ小児麻酔、三次救急・集中治療領域、心臓・大動脈の麻酔を集中的に学ぶことが出来ます。このような専門性の高い場所で研修し、最終的には総合的な知識を以て色々な視点から日々の麻酔業務に臨める事は非常に有り難いことだと思っております。また、興味があれば臨床研究も行え、周りの先生方にも積極的にサポートして頂けます。
麻酔科専門医制度でプログラムが必須になっている中、市中病院でこれほど充実した研修ができる場所は他にないと思っております。研修システムは勿論のことですが、ここまで充実した研修が出来ているのはそれ以上に新見部長初め、日々指導して下さる先輩方のお陰です。是非当院での麻酔科研修を考えてみてください。

2017年入局 佐藤 先生

私は学生の頃から麻酔科を志望しており、初期研修でも通常より長い期間麻酔科を選択しました。後期研修先について迷っていたところ、初期研修先の麻酔科の先生から当院の見学をすすめられ、ローテーションする病院を含めてしっかりと組まれたプログラムに惹かれて入職を決めました。救急科として研修する期間(前橋赤十字病院)があったり、週に1-2回ERでの勤務があったりと、救急にも積極的に携わることのできるプログラムが特徴的だと思います。
入職して数か月が経ちましたが、やる気のある同期と先輩方に囲まれて、充実した研修生活を送っています。思ったより早い時期から、一人で導入から抜管まで行うようになり、緊張感のある毎日です。もちろん困ったときはすぐに上級医にコンサルトできますが、以前と比較して自分で考えるべきことも増え、責任も感じるようになりました。
まだまだ未熟な麻酔科医ですが、外科系各科の先生方や手術室スタッフの皆様も温かく見守ってくださり、今まで先輩方が築いてきた麻酔科への信頼を感じています。早く信頼に応えられるようになりたいと、勉強にも身が入ります。 手術室の外でも活躍できる麻酔科医を目指したい方、ぜひ見学にいらして下さい。

2017年入局 向井 先生

簡単な麻酔法だけを知って頭を使わないことを良しとしない。手術室だけに籠ることなく、ERで働く日や救急と集中治療を学べる期間がある。関連病院へのローテーションがそれぞれ目的を持って行える。医局内だけでなく外科医との雰囲気も良さそう。これらが私が自分の麻酔科医としての人生をここでスタートさせようと考えた理由です。
実際には、困ったこと不安なことはどの先生にも相談しやすく、様々な方法を教えてもらいつつ基本的には自由に自分で考えて行動できる環境です。また我々若手の成長度をみつつ、段階的に難しいことや新しいことに挑戦させていただけるので、日々自分の成長を実感できます。
また患者さんと外科医が覚悟を決めたのなら、基本的に引き受けるのが麻酔科の仕事という考え方なので、その分準備や管理が大変なこともありますが、そういった事態に常に対応できる先生方は麻酔科医としてとてもカッコイイです。
その先生方も我々と同様のプログラムの中で知識・経験を得ており、私でも数年後にはカッコイイ麻酔科医になれるかもしれないと思うと、日々の仕事や勉強の励みになります。
このように目標となる先輩方がいる中、日々成長できるのは、大変幸せなことだと思っています。

2017年入局 津内 先生

私は当院で初期研修をさせて頂き、現在は麻酔科で後期研修をさせて頂いております。初期研修医1年目の麻酔科研修の時は、麻酔のことは何も知らない状態でしたが、先生方に丁寧に教えて頂き、非常に楽しく、充実した研修をすることができました。当時は将来の診療科も未定でしたが、当院の麻酔科研修を終えて、麻酔科医になることを決めました。2年目の選択研修では、1年目の時よりも幅広く、様々な症例を当てて頂き、ますます麻酔に興味を持つようになりました。
後期研修で残ろうと思った理由はいくつかあります。1つ目は上級医が尊敬できる先生方ばかりで、医局の雰囲気も良かったこと。2つ目は初期研修で、手技や麻酔管理を研修医主体でやらせて頂きながらも、そのフォローもしっかりして頂き、安心して研修できたこと。3つ目は手術室での麻酔管理だけではなく、ERでの診療もできることです。当院の初期研修では、当直も含めてERで学ぶことが多かったのですが、麻酔科になってもそれを忘れずに続けられるというのが魅力的でした。実際、自分が初期研修の頃は、ER研修中に麻酔科の先生方にお世話になることも多かったです。
後期研修が始まって数か月経ちますが、毎日楽しく、充実した研修をさせて頂いております。当院での研修に興味を持たれた方は、是非一度見学にいらして下さい。