看護部報告IMS Itabashi Rehabilitation Hospital433.安心・安全な療養環境の維持(1)質評価指標の改善目標結果(2)褥瘡発生率年間3件以下(II度以上)と初期対応の徹底目標結果4.時間外申請の削減 前年度比で半分以下の時間外に削減できている。時間内で業務を計画立てる事への意識変化を感じる。以前までは受け持ちやチーム別でそれぞれの協力はあまり見受けられなかったが、現在はチームをまたぎ協力する姿勢がみられる。乖離の時間外も減っているというそれぞれの自覚や意見もあった。5階病棟1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求(1)セルフケア理論(オレム看護論)に基づいた看護計画の 立案・展開ができる目標結果次年度は症状別での包括指示の活用が目標となるため基礎知識の向上も必要となる。身体抑制率:13%以下全職種で抑制への意識の変化があり、抑制解除にむけたセンサー移行や見守り強化の取り組みが積極的に行われ、13%以下にとどまっている。① II度以上の新規褥瘡発生:3件以下② dⅠが重症化しない dⅠ→dⅡへの悪化:0件③ 褥瘡チームの活動の充実と評価の実施: 毎月1回以上 ① 新規発生でのdⅡまでの褥瘡は2事例程度 であったが、dⅠは数件あった。② 重症化する褥瘡ケースはなかったが、表皮 剥離などの事例は数件発生している。③ ラウンドやクッションの選択は多職種で取り 組んでいる。 ① オレムデータベース2週間以内の入力:80%② 症例発表 4件/年③ 看護計画の修正 1回/4W→ 看護計画に基づいた看護記録の記載① データベースの入力については2週間以内の 入力は60%(1月入院患者)と努力が必要な 結果となった。 基本的には1週間以内での入力のため再度 取り組みに検討が必要。② 外部学会発表1例、院内2例、多職種合同 事例1例、地域リハ研修発表2例と発表数 は達成できた。③ 看護計画の評価修正について受け持ち看護 師によりばらつきがある。機能評価で指摘 された部分のため習慣化できるようチーム活 動に組み込む必要がある。Ⅳ4階病棟1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求(1)オレムのセルフケア理論に基づいた看護の展開目標① オレムデータベース入力率:100%② 事例発表 各チーム2例以上/年③ ケースカンファレンスを反映した看護計画の 評価・修正結果① 80%② 地域リハビリテーション、多職種勉強会、 事例検討などで3カ月に1例の症例発表あり。③ 60% 看護計画の修正やケア検討ができている。(2)キャリアラダーに基づいた個々の能力向上に向けた 取り組み目標① 外部研修への積極的な参加、外部学会へ の参加:2件以上② チーム、病棟での年間の計画的な勉強会 の実施:12回以上、1ヶ月に1回結果① 令和5年度では学会発表2例、その他 病院内の地域リハビリテーション研修の発 表や多職種事例検討等、多職種で取り組 む事例の検討を積極的に行った。② 心電図やベッドサイドでの技術伝達研修は その都度事例がある際に、積極的に実施 した。今後は、計画的に実施していけたら なお良いと考える。(3)余暇活動の充実目標計画的なデイプランの実施:週3日以上の実施結果ケアワーカーを中心に歌の会やカレンダー作り等を毎月実施できていた。感染症などで実施できない期間もあるため、必ず週3回の実施は困難である。目標の数値の検討が必要であると考える。2.実践力の向上(1)急変時の対応力向上目標病棟での急変時のシミュレーションと勉強会:年1回以上結果急変時に備え心電図などの勉強は、モニターが増えたこともあり実施できた。(2)包括的事前指示書に基づいた診療の補助業務の実践目標包括指示をもとにした勉強会の実施:年1回以上結果現在医師から出されている包括指示(計画指示)の活用ができていないこともあり、医師からも意見が挙がっていたため、再度スタッフへ勉強会を実施。行動をフローにして掲示した。
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