annual_report_2024
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46IMS Itabashi Rehabilitation Hospital◆令和6年度看護部活動目標1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求(1)オレムのセルフケア理論に基づいた看護の展開(2)適正な能力評価と“能力開発”をするためにキャリア   ラダーを活用する(3)FIM実績 40以上/2W以上の維持2.実践力の向上(1)急変時対応力の向上 研修への参加・実施(2)患者・家族の意思決定の沿った退院支援の実践: 在院日数の短縮3.安心・安全な職場環境・療養環境の維持(1)質評価指標の改善: 褥瘡発生率 0.2%以下  拘束率 13%以下(2)転倒・転落インシデント3a以下15件以内: (令和6年度3b以上9件)◆令和6年度管理目標1.働きやすい職場環境の整備(*離職率 20%以内)(1)【キャリアラダー】に基づいた適正な能力評価と適正 な処遇(2)パワハラ・セクハラのない職場づくり:(3)有休取得率の向上:取得率85%以上(2年目以上)2.病院経営に貢献(1) 満床: ① 153 床 53 日以上/年 ② 平均稼働率 98%以上(各病棟) (2)室料差額の徴取促進:使用率50%/年(個室・3床部屋)⇒令和6年度45.4%3階病棟1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求(1)オレム看護論に基づいたアセスメントから看護計画   を立案し、個別的な支援ができる。目標① オレムのデータベースから導き出したアセス  メントと看護計画立案の入力率:100%② 日々カンファレンスでの看護計画見直し・退院:評価① 未達 各チームの小集団活動を通して、オレムのデータベースから問題点を抽出し看護計画立案をし、評価日までに評価を記録することをスタッフ全員が定着することができた。 定着はできたが、オレムのデータベースの入力が期限内にできていないスタッフがいたため、入力率は88.5%と入力率は未達成パワハラ・セクハラ 件数02回/週以上(2)ラダーに基づいた研修に参加し、質や能力の向上   ができる。(3)入院から退院時のFIMを正しく採点でき、している   ADLとできるADLの乖離がなく、ADLが拡大   でき、適切な時期に退院調整を行うことができる。となってしまった。 原因としては、日々の業務に追われてしまい忘れてしまったという理由が多かったため、小集団メンバーからの声かけがあった際は速やかに実施する様に指導を行った。また、今後は看護計画を個別性に合わせて修正できるように定着させていく必要がある。② 未達 曜日を決めて実施するように定着を図ったが、2回/週以上はできなかった。という評価が多かったが、実際は2人以上で話し合っている内容が患者や拘束の事であるため、カンファレンスは実施しているが、カンファレンスという自覚がなく看護記録がないため、記録を残す習慣をつけるように指導を行う。目標① キャリアラダーアップ:3名以上/年② 各チーム主催の勉強会の実施:4回/年評価① 達成キャリアラダーアップ7名【野口・近藤・松本・長谷川・駒木・久保田】をアップすることができた。② 達成病棟会の際に各チーム4回輪番制で勉強会を実施することができた。目標① 入院早期介入により入院時と退院時の       FIM平均15点UP:10人/月② 多職種でのカンファレンスの実施:2回/月評価① 達成毎月FIM点数向上が15点以上UPしている患者は10人/月以上あったため。② 達成リハビリ介入5単位以下の患者も定期的に存在し、期限切れになった患者が3名/年いた。そのため、多職種でのカンファレンスを行なうことで、早期介入すべき患者や現在のADLや方向性の共有を毎月2回実施し、FIM重症度や除外患者の選定などを一緒に行った。また、FIMの見直しも行うことで、FIMの乖離を軽減することができた。

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