annual_report_2024
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IMS Itabashi Rehabilitation Hospital② 未達ヒヤリハットレポート提出も上半期は提出率もよかったが、徐々に低下しているため、習慣づけを啓発していく必要がある。ヒヤリハットをたくさん記載することでどういう効果があるのかを周知していく必要がある。③ 未達病棟でのKYTの勉強会を1回/年で実施した。定期的に開催するために、どうすればいいのかを考えて次年度に繋げていく。4階病棟1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求(1)オレム看護論に沿った看護計画を立案し、個別的な支援   ができる。目標オレム勉強会の実施:1回以上/年評価未達病棟でのオレム看護論に沿った勉強会は開催できなかった。次年度からはデータベースが新しく運用されるため、新データベースを活用しての個別的な看護計画の展開を行えるよう計画していく。(2)能力向上するためにキャリアラダーを活用する。目標各チーム主催の勉強会実施: 10回以上/年評価未達(勉強会6回実施)各チームで担当を割り当てたが、開催できたのは6回のみ。Bチームに関しては1回のみの開催であった。メンバー変更もあり計画的に実践できなかったが、自発的な学習を促す目的で次年度は計画的に行いたい。(3)FIM実績40以上/2W以上の維持目標FIM勉強会の実施 :1回以上/年評価未達病棟でのFIM勉強会は開催できなかった。非常勤スタッフは入職してからFIMについての研修や勉強会に参加できていないが、入院業務の担当時はFIM評価をする必要がある。正しい知識のもとで評価を行う必要があり、学習の機会が必要である。外部FIM研修参加者もいるため、病棟全体で学習し評価の妥当性を高める必要がある。2.実践力の向上(1)急変時対応力の向上 研修への参加・実施目標病棟での急変時のシミュレーションと勉強会の実施:1回以上/年評価(2)患者家族の意思決定に沿った退院支援の早期介入目標評価3.安心・安全な療養環境の維持(1)II度以上の新規褥瘡発生3件以内目標評価(2)身体拘束率13%以下目標評価(3)転倒転落インシデント3a以下15件以内                 (令和5年度3a以上21件)目標達成(3月勉強会実施)救急カート薬剤・物品、気管挿管、DC、症状別での対応方法について講義。心停止の急変対応をシミュレーションにて実践する。同時期に院内でのBLS研修も開催されていたため、急変時の基本的な対応のイメージができ、救急対応の技術の習得につながったと考える。繰り返し行うことで急変時の対応能力やスキルが習得されるため、次年度は頻度を増やし定期的に開催したい。排尿自立支援対象患者の排尿ケア記録記載率:100%達成 (記載率100%)排尿ケアチームのラウンドや介入結果を、リンクナースから病棟へ共有し、対象者の記録記載できている。メンバー変更に伴い継続して行えるよう引継ぎを行っていく。褥瘡多職種ラウンドチームによる評価:2回以上/月達成(実施率80%) ※12月、1月以外実施コロナ患者が発生した12月、1月はラウンド困難のため未実施だったが、それ以外は毎月各チームでラウンドし評価を行えている。ラウンド日のスタッフへの周知ができておらず、当日の出勤者で実施している現状のため、事前に計画し多職種で取り組むことを定着させていきたい。D2以上褥瘡発生率平均0.26%。抑制解除に向けたカンファレンスで多職種による評価:毎日実施達成 (記載率100%)835ミーティングの時間で多職種での拘束カンファレンスを毎日開催できた。小集団チームを中心にカンファレンスの開催日を計画し、定期的に開催できている。身体拘束率は平均18.6%と目標値を超えているが、毎月の割合でみると減少傾向。① 転倒転落事例カンファレンス実施:1回以  上/月② ヒヤリハット事例カンファレンス実施:1回  以上/月48                                 

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