annual_report_2024
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Ⅳ00300020000看護部報告FIM実績FIM実績年月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年月1月令和5 年令和6年褥瘡発生率FIM実績令和5 年令和6年IMS Itabashi Rehabilitation Hospital49評価①②達成(実施率50%)インシデント、ヒヤリハット発生時にレポート作成し、各チームでのカンファレンス開催を行っている。しかし日々の業務やスタッフ人数によって定期的なカンファレンスが開催できていない。そのため、リアルタイムでのインシデントカンファレンスの開催が出来ておらず、レポートがたまっている段階で促しでの開催になっている。アクシデント事例に関しては、当日または翌日までに多職種含めた振り返りを実施できた。次年度はインシデントカンファレンスだけでなく、定期的なカンファレンスの開催に取り組む必要がある。5階病棟1.回復期リハビリテーション看護・介護の専門性の追求目標(1)オレムのセルフケア理論に基づいた看護の展開患者情報の早期収集:入院時患者情報シート入力100%/1週間以内(2)キャリアラダーに基づいた適正な能力評価と“能   力開発”ラダーレベルの向上ラダーIからIIへのレベルアップ:7名以上ラダーIへのレベルアップ:2人以上(3)FIM実績 40以上・2Wに1回評価の維持FIM評価の質向上:チーム内での入力率100%評価未達(1)オレムのセルフケア理論に基づいた情報シートの活   用はできていない。情報収集に関しては次年度、   グループ内統一のフォーマットの活用を視野に入れ   検討していきたい。(2)ラダーIからIIへのレベルアップ:5名   ラダーIへのレベルアップ:3名(3)FIM実績(%)FIMについては入力のタイミングが遅れることがあったため多職種への影響も考慮し速やかに入力できるようにする必要がある。44.144.944.444.844.545.546.648.349.749.150.449.32月3月年平均46.82.実践力の向上目標評価(1)未達(2)達成3.安心・安全な職場環境・療養環境の維持目標評価(1)未達(2)達成(1)急変時対応力の向上 研修への参加・実施   チーム内でシミュレーション研修:年2回以上(2)患者・家族の意思決定の沿った退院支援の実践   退院支援の学習継続と早期介入:   在院日数の短縮(令和5年度81.9日)(1)スタッフの経験年数や年齢が若く、不安の訴えが   多かったためチーム内での勉強会を企画したが実   施できなかった。今年度は看取り事例があり、急   変の勉強会の代わりではないが、主任が主となり   カンファレンスと評価を行い学びにつなげた事例あり。(2)在院日数の短縮:5階病棟令和5年度77.2%   令和6年度は74.3%、病棟と比較しても低値   であった。感染症が落ち着き、退院指導・支援   が本格的に始動し、スタッフたちの家族への支援   も多い印象である。また早期からの介入を意識し、   多職種と情報共有し、入院期限を把握し余裕を   もって介入、退院調整できるスケジュール管理も   重要である。(1)質評価指標の改善   褥瘡発生率:0.03%以下、拘束率:13%以下   チーム内ラウンド:評価率の向上   カンファレンスの実施と記録への反映:実施率   の向上(2)転倒・転落インシデント3a以上15件以内   (令和5年度3a以上21件)未然に事故防止ができる:ヒヤリハット報告数向上褥瘡発生率(%)便性状や離床時間の拡大からの褥瘡発生の対処に苦慮した。また栄養状態の不良やるい痩が影響し褥瘡発生に至ったケースもあった。日々のケアから見直し、保湿剤の使用や除圧、物品類の適切な使用を継続して行う必要がある。拘束率:19.3%(令和7年2月時点)拘束使用者が多い状態は続いている。拘束使用減少に向けた取り組みが次年度の課題である。年月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年月1月2月3月年平均2.90.61

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