annual_report_2024
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概要当院での褥瘡発生要因、リスク患者の特徴を把握し、新規褥瘡発生を防ぐ。また、医療機器関連圧迫損傷、失禁関連皮膚炎からの褥瘡発生を防ぐことを目的とする。目的多職種でのラウンドの実施、また勉強会を実施し、褥瘡に関連する知識向上を図りケアの質の向上、チーム支援に繋げる。実績・ 定期委員会の実施(1回/月)・ 褥瘡ラウンドの実施(1回/月)・ 看護部ラダー別勉強会、年1回の院内多職種合同勉強会の実施・ 褥瘡リスク者、保有者の管理、褥瘡新規発生率、治癒率を集計評価 今年度の新規褥瘡(d2以上)発生0.2%以下(6名以下)と目標値を定めており、新規褥瘡発生は0.36%(9名)と目標値は達成できない結果となった。重症患者割合が高くなってきており、褥活動内容瘡発生リスクが高い患者が増加している。皮膚状況、栄養状態の評価やポジショニングやシーティングの質の見直しを含めて継続して多職種でラウンドを行なうことで、課題をチームで共有。また、適時体圧測定を有効に用いることで離床後のリスク管理、マットレスやクッション等除圧用具の適正な選択を行い、予防対策を強化していく必要がある。DESIGN-Rの評価から適切なケアを考える知識が十分でなく、適切なケアが選択出来ていないケースもあったため、スタッフの知識向上を図ることが必要である。 また、褥瘡ラウンド用紙の電子カルテを導入した。課題・ DESIGN-Rを正しく評価でき、適切なケア実践をすることで悪化予防、早期治癒を図る・ 日々のケアの質の向上で褥瘡発生の予防する・ スキンケア、医療関連機器圧迫創傷予防に向けたケアの定着責任者看護部役職者・リハビリテーション科代表者・薬剤部代表者・栄養科代表者メンバー総務課代表者・医事課代表者曜日第2火曜日頻度月1回時間15:00~15:30責任者医局員副責任者(議長)看護部役職者76 IMS Itabashi Rehabilitation Hospital渋谷 正直VII委員会・会議報告運営会議褥瘡対策委員会

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