annual_report_2024
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Ⅶ委員会・会議報告概要 本委員会は栄養部門の運営を円滑にし、かつ栄養管理・給食管理および衛生管理に関する業務手順の見直しならびに栄養部門における問題点の把握と検討を行う。目的 また、安全な食事および診療上の目的に適した食事を提供するために入院患者ごとの栄養計画にもとづいて栄養状態を定期的に評価し見直しを行い、入院患者の栄養状態と給食の改善および向上を図ることを目的とする。委員会は次の各号に掲げる事項を審議する。1.給食の設備に関する事項2.衛生管理に関する事項3.調理および配膳に関する事項4.厨房の設備に関する事項5.嗜好調査に関する事項6.患者の栄養管理及および食事箋に関する事項(嚥下チーム・NSTの活動を含む)活動内容7.栄養教育に関する事項8.その他委員会により必要と認められる事項責任者医局員・看護部役職者・リハビリテーション科役職者・薬剤部役職者・メンバー総務課代表者・医事課代表者曜日第2火曜日頻度月1回1)嚥下チーム毎月2回の嚥下カンファレンスと嚥下ラウンドを多職種で実施し、嚥下障害のある患者さまの誤嚥防止および安全な経口摂取に向けた提案を提出する。また、院内の経口摂取移行率UPに向けて、毎月の経口移行率を提出する。令和6年度実績経口移行率:47.8%(対象患者46名中22名3食経口摂取、13名経管経口併用、11名経管栄養のみ)2)NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)毎月2回のNSTカンファレンスとNSTラウンドを多職種で実施。入院患者さまの円滑で効果的なリハビリテーションに向けて、栄養評価、必要栄養量の算出、リハビリテーションプログラムと同期した栄養管理計画の立案、モニタリングなどの栄養管理を多職種で行う。令和6年度実績令和5年4月~NST対象者に対しInBody計測体制を導入。血液データやBMIに加え、筋肉量、水分量、タンパク量などを評価し、患者さまそれぞれに見合った活動量やストレス係数をNSTで算出した上で、栄養投与量やリハ負荷量などにも反映できるようになった。関連資格取得者:NST専門療法士2名令和6年度実績・ 5月: 「GLIM基準について(外部講師)」・ 7月: 「リハ栄養について(講師:リハビリテーション科)」・ 10月:「血液データについて(講師:看護部)」・ 2月:「栄養補助食品について(講師:栄養科)」時間15:30~16:00医局員副責任者(議長)栄養科責任者IMS Itabashi Rehabilitation Hospital77栄養委員会

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