板リハ通信vol.19
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1 4月1日、当院で入職式が行われ、46名が入職してきた。事務長がこの日を忘れないでと挨拶し ていたが、卒後、麻酔科に入局時、教授の挨拶や、先輩医局員からの言葉など全く覚えていない。情けない事である。 2004年6月から江田記念病院の院長として勤務し、7年半務めた後、縁あって自分が育った地の 板橋リハビリテーション病院に2012年1月に異動、板リハ12年目を迎え、イムスグループには 約20年勤めたことになる。 少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず…。何度も父から言われたこの漢詩。 学はならず、光陰を軽んじ、青くさく生きてきたら、秋の声を聴くような年になってしまった。 サクラは北半球の温帯に広範囲に自生しているとあるが、外国のサクラなど違和感があり、 桜こそ日本に似合う。その桜が咲き始めた今日、希望に満ちた新入職員を迎え、彼らの輝く目を 見るにつけ、板リハに必ずや新風を吹き込んでくれると確信した。 もともと家庭医志望で内科研修中、病気を治しても歩けない・食べられない、生活に困る方を多く経験し、どうしたらよいか途方にくれました。そのような中リハビリテーション(以下リハ)科を知り、静岡県浜松市の聖隷リハ医局に入局。聖隷三方原、聖隷浜松、浜松市リハ病院(通称浜リハ)で学びました。 この度浜リハから板リハへ。 座右の銘は最澄の『一隅を照らす』です。少しずつでも自身の前の一隅を照らせるよう、板リハを明るくする一員となれるよう努力いたします。どうぞ宜しくお願いいたします。 イムス板橋リハビリテーション病院 病院長 渋谷 正直 医師 大野 綾 新 入 局 医師のご紹介

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