itariha_tsushin_vol25
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当院の嚥下リハビリテーションについて2025.4.26(土)2025.9.27(土)2025.10.27(月)地域公開講座地域の皆さまがお健やかにお過ごしいただくために一般開催しています。コラボイベント地元企業2社と協働して、飲み込みチェックやコーヒー試飲を行います。※急性放射線障害(急性放射線症候群)とは、一度に大量の放射線を被ばくした際に 数時間から数日後に現れる身体的な障害の総称です。栄養科と協力してソフト食(飲み込みに配慮した食事)の試食会を行っています。患者さまのご様子と嚥下について勉強することで、患者さまや地域の皆さまに貢献できるよう、スタッフ一同努めています。IMS Itabashi Rehabilitation Hospital嚥下障害のある方と家で暮らすために家活講座当院に入院中の患者さまのご家族さまを対象に行っています。嚥下について学ぼう!いつまでもコーヒーを楽しむvol.板リハ通信25飲み込み、口から胃へと送り込む一連の動作のことをいいます。嚥下障害とは、これらの一連の動作が難しくなり、上手く食べられない、飲み込めない状態をいいます。 当院では脳卒中や何かしらの疾患が原因で活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態の変化として嚥下障害を呈した方を対象にリハビリテーションを行っています。嚥下障害に対する評価方法には、機器を使わないで行うものとVF (Video Fluoroscopic examination of swallowing)やVE(Video Endoscopic examination of swallowing)などの機器を使って行うものとがあります。嚥下障害に対するリハビリテーションは、口の体操や筋力トレーニング、呼吸訓練、電気刺激療法等の食べ物を使わずに行うものと咀嚼練習や飲み込む練習等の食べ物を使って行うものとがあります。これらの評価方法や訓練方法を患者様に合わせて選定し、再び口から食べる喜びを得られるようサポートしています。 また必要に応じてご家族への食事内容・介助方法の指導や安全に外食ができることを目標にした練習も行っております。嚥下(えんげ)とは、食べ物や飲み物を認識し、口に入れ、嚥下障害(食事中にむせる、咳が出る、時間がかかる等、食べること、飲み込むことの障害でうまく食べられない、飲み込めない状態)が疑われる患者さまに必要に応じて実施する検査です。バリウムを含んだ食事を飲み込んでもらい、口腔、咽頭、食道等の器官の動きをX線透視下で評価します。またその際の被ばく線量は100mGyを超えることはなく、急性放射線障害※の発生は問題ないと考えられます。放射線科 技師長:桑野 義一(放射線技師)勉強会で、研鑽を重ねています2025年10月現在リハビリテーション科 言語聴覚士言語聴覚士が手がける、嚥下に関する講座・イベント(一部紹介)リハビリテーションのための嚥下造影検査

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