4つの特色IMSグループの病院136施設※を有するグループに属しています。本院である板橋中央総合病院は車で4分と近くにあり、高島平中央総合病院(高島平)、明理会中央総合病院(東十条)、イムス記念病院(上板橋)などの急性期グループ病院と密な連携をとれるため安心してリハビリを受けられます。 ※2025年7月現在•患者さんの「できる」を増やすこと•患者さんが住み慣れた地域で再び「生活」「活動」できるよう力を尽くすこと•患者さんの「人生」、すなわち生きがいを大切にすることこれらが、わたくしどもイムス板橋リハビリテーション病院が大事にしていることです。 リハビリテーション医療は、『活動』をみる医学・医療です。病気やけがによって「できなくなったこと」を少しずつでも「できる」ようにしていくこと、今ある機能や能力を引き出し活かし伸ばすこと、環境をうまく工夫すること、そして患者さんたちが住み慣れた地域での生活に戻れるように。患者さんとご家族を中心に、各専門職種がチームで取り組むのがリハビリテーション医療です。基本理念基本方針 当院はリハビリテーション専門病院です。脳卒中や、骨折後など整形外科疾患など一般的なリハビリテーションはもちろんのこと、心臓リハビリテーション、摂食嚥下リハビリテーション、復職や自動車運転再開に向けたリハビリテーションにも力を入れています。入院に加え通所・訪問部門を有し、退院後の方々の生活・社会復帰を支えています。2024年度には痙縮(脳や脊髄疾患などによる筋肉のつっぱり)に対するボツリヌス治療を開始、また先進的な歩行練習用リハビリテーション支援ロボットを導入いたしました。 高齢化が進み、リハビリテーション医療の役割はさらに重要性を増しています。今後も一層専門性を高めながら、地域の医療・福祉機関との連携を密にして、病院全体で一つのチームとしてリハビリテーション医療に取り組んでまいります。希望の持てるリハビリを目指す理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による日々のリハビリにとどまらず入院中には公共交通使用訓練、栄養サポートラウンド、嚥下ラウンド、認知症集団作業、介護講座。外来では心臓リハビリ外来、運転適性外来、高次脳機能外来(注意障害など)、失語症外来、就労支援外来、上肢機能外来、装具インソール外来を実施しています。その他、おしゃべりの会、板リハ患者同窓会、ボランティアの歌などで楽しみます。さらに居宅介護支援事業所を持ち、訪問リハビリ、通所リハビリ事業も行い、退院後の生活にも目を向けています。主治医担当制神経内科医、循環器医、整形外科医の常勤が主治医制をとり、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、整形外科、循環器外科、心療内科の非常勤医と看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、医療ソーシャルワーカー、他、全医療スタッフでチーム医療をおこなっています。大学研究室との提携第3の医学と言われる障害医学の根幹はリハビリです。365日行うリハビリですが、セラピストには日々の勉強が求められます。当院では研究発表が盛んで、基礎研究が少しでも臨床に役立つよう、東京工科大学、茨城県立医療大学、京都大学人間健康科学科の研究室と協力して、患者様、ご家族様の同意を得て臨床研究を行い、新しいリハビリの探求にチャレンジしています。1階総合受付1階総合受付院 長大野 綾1)安心できる医療・看護・ケア・環境を提供する2)患者の生活・人生を大切に、専門的リハビリテーション医療を実践する3)地域と連携し、地域に貢献し、地域に必要とされる病院をめざす4)職員の能力・技術・専門性を高め、やりがいをもてる組織をつくる5)これらの実現のため、安定かつ健全な経営をめざす地域に根差し、「愛し愛される」リハビリテーション専門病院であり続ける
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