■6ラケットを持って運動するため、指や手の筋力向上が図れます。ピンポン玉を追うことで、動体視力や反射神経を鍛えることができます。足腰に力を入れて踏ん張ったり、ピンポン玉を追いかける動作を行うためバランス能力の向上が図れます。楽しく運動をすることで自然と体力・耐久性の向上が図れます。私たちリハビリ職は、卓球という作業活動で必要とされる能力を身体面・精神面などから多角的に分析し、この能力を向上させるために、こういった動きをしてもらおう、こういった環境設定で行おうなど考えながらアプローチしております。卓球はリハビリの一環として用いられています。傍から見ると、遊んでいるように見えるかもしれませんが、心身への効果がたくさん期待できます。身体を動かすことでストレス発散やリフレッシュ効果が期待できます。他者と同じ作業(運動)を行うことで、他者交流が図りやすくなります。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■様々な環境設定をすることで、リハビリの難易度や目的を変えることができます■■■■■■台の高さ、大きさ、1対1、2対2、卓球台を囲むように複数人で団体戦など■■■■■■■■通常ルール、打ち返す回数設定など西仙台病院のリハビリ精神科作業療法運動プログラム編■■■■■■■■■■■■■■■■
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