【新松戸】病院年報
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当院は2016年4月より心臓血管外科を開設致しました。それに伴い心臓血管外科、循環器内科が一体となった『心臓血管センター』を開設し、内科・外科の枠を越えた全ての心臓血管疾患に対応しています。また、当院は三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設として認定されています。 当科では心臓血管外科全般の診療活動を行い、冠動脈疾患、心臓弁膜症、胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、末梢血管疾患を含む全ての心臓血管外科疾患に対応可能です。 冠動脈バイパス手術は、全症例の99%でオフポンプを実施し、左小開胸で行うMICS-CABGも行っています。心臓弁膜症に対しては右小開胸で行うMICS(低侵襲心臓手術)も行っています。また胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤は開胸、開腹手術に比べ侵襲度が低いステントグラフト治療にも積極的に取り組んでいます。心臓血管外科手術はEBM(根拠に基づく医療)に基づいて実施すべきであり、先進的すぎる治療や過剰な医療は望ましくないと言われておりますが、オペレーターの技量により手術適応外になるケースを減少させるため、保守に回ることなく、一症例ごとに最善の対応(Order Made Cardiac Surgery)を提案させて頂きます。また、心臓血管外科専用ホットラインの導入により、緊急症例は24時間いつでも対応可能です。 狭心症、慢性虚血性心疾患 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 静脈・リンパ管疾患 60 手術・処置等の合併症 40 弁膜症(連合弁膜症を含む。) 32 閉塞性動脈疾患 1 解離性大動脈瘤 15 23 52 36 52 50 45 37 35 28 26 21 19 件数 心臓血管センター 心臓血管外科 診療内容診療実績手術件数 主な手術(2021年度) 2019年度 虚血性心疾患 弁膜症 胸部大動脈 胸部下行大動脈 その他の開心術 腹部大動脈 末梢神経(下肢静脈瘤以外) 下肢静脈瘤 シャント関連その他 2020年度 346 389 手術分類 2021年度 361 秋田 雅史(心臓血管センター長/心臓血管外科部長) 鈴木 亮 糸原 孝明 小松 卓也 件数 医師医師主な入院症例(2021年度)※診断群分類6桁 10症例以上を記載 症例名 SHINMATSUDO CHUO GENERAL HOSPITAL ANNUAL REPORT 2022

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