【新松戸】病院年報
29/48

貧血や各種造血器疾患に対して免疫療法、化学療法、分子標的療法、自家末梢血幹細胞移植などの医療を施行しております。同種造血幹細胞移植は行えませんが、最先端の医療を供給する体制を整えております。無菌室は4床開設しております。高齢の方や合併症のある方などには、患者さんの病態に応じQOLを配慮した治療法も選択しています。治療法の選択にあたってはつねに親切丁寧な説明を行い、患者さんとの心の触れ合いを大切にした医療を心がけています。 糖尿病・内分泌代謝内科は2019年に日本糖尿病学会教育認定施設Ⅰとなりました。2021年度より新たに専攻医の先生が2名加わり、糖尿病専門医2名、内分泌専門医1名、専攻医3名を含む常勤医5名で診療、教育にあたっております。 2020年度は当院全体で約4,000名の糖尿病患者の外来診療を行っており、約300名の入院患者の血糖管理を行っております。 糖尿病教育入院を行っており、血糖管理に難渋する患者を多数受け入れております。また、コロナ禍においてもオンライン形式に変更の上で定期的に糖尿病教室を行い、患者教育にも力を入れております。 妊娠糖尿病を含む糖尿病患者の治療全般を管理栄養士、薬剤師、理学療法士と毎週行っている多職種カンファランスを通じてチームで管理しております。甲状腺疾患や原発性アルドステロン症等の内分泌疾患の診断と治療も積極的に行っており、外来及び入院でホルモン負荷試験も行っております。 非ホジキンリンパ腫 急性白血病 骨髄異形成症候群 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 出血性疾患(その他) 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 田所 治朗(血液内科部長) 守屋 慶一(血液内科医長) 柏村 眞(血液内科顧問) 澁澤 基治 渡邉 彩 真山 大輔(糖尿病・内分泌代謝内科部長) 松村 大輔(腎臓高血圧内科医長) 伊藤 新 阿部 公俊 小島 詩織 130 64 37 27 12 87 13 7 件数 件数 診療内容 診療内容 医師 診療実績主な入院症例(2020年度) ※診断群分類6桁 10症例以上を記載医師 診療実績主な入院症例(2021年度) ※診断群分類6桁症例名 症例名 SHINMATSUDO CHUO GENERAL HOSPITAL ANNUAL REPORT 2022 血液内科 糖尿病・内分泌代謝内科

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る