み・らいふvol10
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ヘルパンギーナヘルパンギーナは発熱と口の中の粘膜にみられる水疱性の発疹を特徴です。大多数はエンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染によるもので、例年5月頃から流行し始め、6〜7月がピークとなります。年齢は4歳以下がほとんどで、1歳代がもっとも多く、主な感染経路は接触感染と飛沫感染です。手足口病手足口病は、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスに感染することで発症するウイルス性感染症です。口だけでなく手や足にも水疱(水ぶくれ)のような発疹ができることがヘルパンギーナとの大きな違いです。乳幼児がかかりやすく、一般的には、年齢が進むにつれて症状は軽くなる傾向があります。大人で感染した場合は、皮膚症状が強く表れることもあります。咽頭結膜熱(プール熱)アデノウイルスの感染により、発熱(38〜39度)、のどの痛み、結膜炎といった症をともなう、小児に多い病気です。かつてはプール利用時の接触やタオルの貸し借り等で流行することがあったため、俗称として「プール熱」とも呼ばれます。夏風邪ウイルスは湿気が多い環境で繁殖しやすいので湿気を取り除くことが大切です。特に睡眠中、人間の身体は200〜400ccもの汗が出ます。布団が湿っているとウイルスを繁殖させる環境になるので、室内の除湿や布団に除湿シートを敷くなどしていきましょう。クーラー等で室内と室外の気温差・湿度差が大きいと自律神経が乱れ体温調節が出来なくなり免疫力が低下するので、適切な温度を保ちましょう。代表的な夏風邪夏風邪予防

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