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スタッフインタビュー
在宅復帰を心身両面でサポート。
- リハビリテーション職員
- 原 梨里花
- (はら・りりか)
- 入職5年目
リハビリも十人十色。“目線を合わせ”細やかに
大学で作業療法士の国家資格を取得し、新卒でイムスケアふじみのに入職しました。就活の際、いくつか施設を見学しましたが、イムスケアふじみのはフロア一体型の明るく開放的な雰囲気。こんなところでのびのびと仕事をしてみたいと願い、希望が叶ったときはうれしかったですね。現在は作業療法士として、入所者様のトイレや食事など日常生活動作のリハビリテーションを行っています。一口にリハビリテーションと言っても、入所様の疾患や介護度はさまざまです。加えて、人生の先輩としてご経験や生活様式も十人十色。1人につき週3回、各20分という限られた時間ですが、その方の性格やご気性に合わせたリハビリを心がけています。ただ運動をするだけでなく、物理的にも精神的にも目線を合わせ、話をよく聞いて差し上げること。加えて、介護スタッフやケアマネージャーと情報を共有し、緊密に連携しながら、少しでもこの施設での生活が快適になるようお手伝いしています。
高齢者の生活にかかわるセラピストでありたい
私たちの仕事の本体の目的は、在宅復帰ができるようサポートすることです。そのため、ご自宅へ伺って、家屋調査や介護保険サービスの使い方のアドバイスを行ったり、ご家族への歩行介助の指導などもリハビリ職員の重要な仕事になります。退所に付き添い、ご自宅へ戻った時に皆さまが見せる表情の違い、瞳の輝きなどはいつも印象的です。「この方にとって家が一番良い場所なのだ」と再認識し、そのお手伝いができることがうれしいですね。特に、退所後も再びデイサービスなどで施設を利用する方が、生き生きとリハビリやリクリエーションに取り組む姿を見るのは、喜びです。一方で、当施設では看取りも行っています。在宅復帰が叶わない方々も、そのQOLを少しでも良いものにするため、リハビリはとても重要なのです。これからも、さまざまなご利用者様の目線に合わせ、「生活に関わる心身のセラピスト」として、技術の向上や心のケアに、全力で取り組みたいと思っています。