インタビュー

働きやすい環境がブランク14年で復帰する不安から救ってくれました
看護師 高井悦子 2019年7月~勤務

Q1:もともとは大学病院にいらしたそうですね。どのような理由で介護老人保健施設へ移られたのですか?

大学病院からここへ入職する迄に、実は14年のブランクがあるんです。
その間ずっと、両親の介護をしていました。
ふたりを看取って落ち着いてきたのでそろそろ働こうかと思ったとき、14年もブランクがあるのに、救急も多い病院でスムーズに復帰できるだろうかと不安を抱きました。
介護であれば、14年両親におこなってきた経験もありますし、病院よりも復帰しやすいのではないかと思い、ここへの入職を決めました。

Q2:介護老人保健施設での仕事は病院と違いますか?

日々の業務は、基本的に病院とほぼ同じです。バイタルチェック、体調管理、採血、点滴、褥瘡処置、緊急時処置などになりますが、医療よりも介護の要素が大きいため、採血や点滴の回数は病院より少なくなります。

緊急の患者さまがいらっしゃらないこともあり、残業がほとんどない点も、以前働いていた病院とは違いますね。
また、病院と介護施設ではご入所者さまのお体の状態が違いますので、サポート方針やプランニングが大きく異なります。病院は治療を目的とした看護プランを立てますが、介護施設は日々の生活サポートを目的として、ケアマネージャーや介護福祉士、管理栄養士と一緒にケアプランを立てます。
介護施設は、おひとりおひとりのご利用者様の毎日に寄り添っている実感を得られる職場だと思います。

Q3:日々働くなかで、印象に残っている出来事はありますか?

入職してすぐの時にいただいた「ウェルカムカード」は、本当に嬉しかったです。
「入職ありがとう!」と書かれたメッセージカードを見て、本当に良い職場に来たな、と思いました。
メッセージの言葉に嘘はなく、まだ新人で分からないことが多い私に、皆さんとても優しくて。なんでも教えてくださるので、とても働きやすいです。

Q4:今後の目標はありますか?

14年のブランクがありますので、最新の知識を身に着けたいですね。
また、介護の知識を高めるために、積極的に研修や勉強会に参加しようと思います。
研修や勉強会の参加は仕事の一環とみなされ、時間外の場合は手当てもつきますので、より頑張って習得して、仕事に反映させようという気持ちになります。

Q5:これから入職する未来の仲間へメッセージをお願いします

とにかくスタッフが皆さん優しくてあたたかい職場です。
また、私のようにブランクからの復帰が不安な看護師の方も、ここなら安心して働けると思います。ぜひ一度、見学にいらしてください。