インタビュー

ご利用者さまそれぞれの暮らしに寄り添うのが介護施設における理学療法士の役割
理学療法士 伊藤竜也 3年目 20代

Q1:ふだんの業務内容を教えてください

ご利用者さまの基本動作能力を回復させるリハビリテーションを主におこなっています。病院の場合、理学療法士は疾患治療の目的で筋肉動作や歩行リハビリをおこないますが、介護施設では、ご利用者さまそれぞれの生活に必要な動作能力の回復に努めます。病院で治療した後、より快適に暮らすためのリハビリをおこなうイメージです。

Q2:理学療法士になったきっかけは?

自分自身、高校生の頃に靭帯損傷で理学療法士の方にお世話になり、自分も理学療法士になって人を助けたいと思ったことがきっかけです。ただ、そのとき通っていた高校は専門学校ではなかったので、いったんは一般企業に就職しました。でもやっぱり理学療法士になりたくて、勉強して資格を取得し、ここに入職しました。

Q3:草加ロイヤルケアセンターで働こうと決めた理由は?

実習でいくつかの病院や介護施設に行ったのですが、ここがダントツで “人が良かった” です。職場も人も明るいですし、スタッフ間の隔たりも感じない。働くならココがいい!と思いました。

Q4:病院ではなく介護施設で働こうと思ったのは何故ですか?

病院は一刻も早く治療することを目的とした施設で、1人の患者さまの入院期間は長くて3か月、それより早い人がほとんどです。短い期間で基本的な動作補助をおこない、やっと患者さまと仲良くなれた頃には退院されます。それはとても喜ばしいことですが、私はどちらかというと、ピンポイントの治療よりも、快適な生活ができるところまでをお手伝いしたいという思いが強かったので、介護施設を選びました。

Q5:職場は技術を高めやすい環境ですか?

はい。IMSグループは研修の機会がとても多く、いつも職場にさまざまな勉強会の案内が貼られています。研修は仕事とみなされ、就業時間外に及んだときは手当もつきます。
私の場合ですと、最近はポジショニング研修に参加しました。ご利用者さまがより快適に過ごせる姿勢を学べ、さっそく実務に活かしています。

研修はもちろんなのですが、もっともスキルアップにつながっているのは、諸先輩や多職種の方からのアドバイスです。
研修や勉強会で一般論は学べても、自分が担当する個別のお客様に対する解決方法は教えてもらえませんよね。そんなとき私は、先輩や多職種の方にどんどん聞くようにしています。皆さん本当に親身になって教えてくださるので、それがスキルアップにかなり役立っていると思います。

介護施設はご利用者さまの生活動作全般をサポートするため、看護師、介護福祉士、管理栄養士、そして僕ら理学療法士、他にも多くの専門職が協力しています。幅広い専門知識に触れられるので、仕事をしながら日々スキルアップできる環境だと思います。

Q5:これから入職する未来の仲間へメッセージをお願いします

草加ロイヤルケアセンターは、ご利用者さまの暮らしに寄り添う施設です。
いつも明るく楽しい職場で、年間行事もたくさんあります。
年上のご利用者さまから知らなかった知識をたくさん教えてもらえるので、会話の引き出しがかなり増えますよ。ぜひ一緒に働きましょう!