インタビュー

優しいご利用者さまとスタッフに囲まれたアットホームな職場です
介護福祉士 清水紗英 3年目 20代

Q1:ふだんの業務内容を教えてください

ご利用者さまの食事や着替え、入浴、排泄など、生活に必要な行動をお手伝いしています。
入職した当初は、私がご利用者さまを助けるんだって気持ちでしたが、今日まで楽しく仕事できているのは、優しいご利用者さま方のおかげだと、今は思います。

Q2:そう思うようになったきっかけは?

私は専門学校を卒業してすぐ、ここに入職しました。
介護福祉士になったら、ご利用者さまとのコミュニケーションをいちばん大事にしようと決めていたのですが、学校で学んだ通りの会話をしてしまうなど、なかなか上手にコミュニケーションが取れずにいました。
そんなある日、まだお話ししたことがないご利用者さまが近づいてこられて、「あなたのこと、いつも見ているわよ。笑顔が素敵ね」と、わざわざお声がけしてくださったんです。
そのとき、会話って、コミュニケーションって、こういうことだよなって、気づかされました。コミュニケーションに大切なのは技術や手順ではなくて、人と人との心の通じあいだと強く感じ、この日からご利用者さまとのコミュニケーションを、とても自然に楽しめるようになりました。

Q3:介護福祉士の仕事を選んだ理由は?

中学生のお仕事体験で介護施設に行ったとき、将来この仕事に就きたい!と強く思いました。
その日、認知症の方と話したのですが、その方、私と話す時は普通なのに、施設スタッフの方と話し始めると、突然認知症の症状が出始めたんです。その様子を見て、介護の奥深さを子ども心に感じ、もっと深く知りたい、もっと高齢者の方とふれあってみたいと思ったことが、介護の仕事を目指すきっかけになりました。

理由はもうひとつあります。
私は祖父母世代の方と長時間ゆっくり話した経験がなく、この日が初めてでした。
私たちが教科書で習うような歴史的な話を実際に経験していらして、生の体験談や勉強になる話をたくさん聞かせていただけたときにはもう、感激がとまりませんでした。
また、初対面の私を孫のように可愛がってくださり、不思議と心が落ち着いたことも印象に残っていて、ますます介護職への夢が強くなりました。

Q4:知識や情報はどのように入手していますか?

IMSグループは研修や勉強会が充実していて、仕事の一環として積極的に学ばせてもらえる環境になっていますので、数ある項目から学びたいものを選んで参加することができます。 ですが、いちばんの情報源はスタッフからですね。
分からないことはいつでも相談できる職場なので、困ったらすぐ先輩方に聞くようにしています。
実は私、以前はおむつパットを上手にあてられず、悩んでいました。
思いきって先輩に相談したら、コツを教えてくださって。教わりながらやってみたら、上手に出来るようになりました。
皆こうして先輩からたくさん教わって成長してきたので、私たちも先輩になったら後輩に惜しみなく教えていく、そんな良い循環が出来ている職場です。

Q5:これから入職する未来の仲間へメッセージをお願いします

1年を通して行事が多く、スタッフとご利用者様が一緒になって楽しめるイベントがたくさんあります。春はセンター前の桜並木でお花見、夏は浴衣や甚平を着て夏祭りなど。
ご利用者さまの日々の暮らしのなかに溶け込んで、一緒に楽しく笑いあえる職場です。