活動情報
今年6月に引き続き、外部講師(岸英光氏)をお招きし、「パラダイムシフトコミュニケーション」についてご講義いただきました。
今回のテーマは「責任」と「意図」です。「責任」という意味を日本人は間違えていることが多く、管理者は大変とか業務量が多い。
結果として “逃れたい”“エネルギーを奪うもの”といった誤った解釈をしてしまうことが多くあるそうです。
しかし英語で「責任」はもっと具体的な意味があり、前向きにとらえているそうです。
研修のなかでこのような正しい意味の理解を深め、各施設の職員間で前向きに業務に挑戦できる考え方を学びました。
また「意図」については、各参加者の深層心理にある自身の軸の探索や、他者と心の存在が通いあう方法をワーク中心に行いました。
一語一語の意味をしっかり理解すること、そしてパラダイムシフトを常に意識しながら時代の流れに取り遅れないよう組織管理をしていくことがとても重要だと感じました。
令和6年11月22日(金)、WEB上にてOT会主催精神・認知症研修会を開催しました。臨床にてリハビリ拒否の対応に悩むことが多いと身障、精神の両分野から多くの声があがり、作業療法士、理学療法士などあわせて200名を超える参加がありました。
最初に江田記念病院の石橋より『感情コントロールの苦手な方との関わり方』について事例を踏まえ、自分の行動が相手の心の動きに与える影響を振り返ることによって解決の糸口を探ることの重要性や、単純接触効果によるラポール形成、プログラム参加までの変化を発表。
次に鶴川サナトリウム病院の池間より『認知症患者へのリハビリ導入の工夫』について個別リハビリに強い拒否のみられる患者に対し実施している評価を提示しながら、集団という環境設定を用いることでリハビリ参加率アップに繋がった事例を発表。参加者全体での質疑応答を実施し、臨床における疑問の解消や実践活かすヒントとなったかと思います。
今回は、「脳血管疾患患者のバランス能力を高める戦略・戦術方法の検討」をテーマに事例検討会をWeb上にて開催しました。
講師は、横浜新都市脳神経外科病院リハビリテーションセンターの水谷美咲先生が務め、12名が参加しました。
研修では、患者様にご協力をいただき実際の動作場面の動画を見ながら、座位・立位バランス能力を高めて歩行能力の向上につなげるために「身体のどこにアプローチをしたらよいか」「どんなアプローチをするか」を中心に3グループに分かれてディスカッションをしました。グループを若手・中堅・ベテランに分け、チューターと共にディスカッションを行い、それぞれの経験に合わせた内容を検討することが出来ました。
さらに各グループで検討した内容を全体で共有し、発展的な治療展開についても理解を深めることができました。
普段は違う病院・施設で働くグループ内のPT同士が、多角的に意見を交換できる良い機会となる研修でした。
11月17日(日)に「認知コミュニケーション障害のクリニカル・エッセンス」をテーマにオンライン研修を開催しました。
武蔵野大学の上間先生を講師として、ST職員と学生さん40名に向け、お話ししてくださいました。
学生さんへは良い刺激・学びになったと思います。また、ST職員向けに具体的な評価方法、対応など実際の患者様の反応などまじえて話してくださったので、「次の日からすぐ実践できる」内容でした。
2024年11月8日にイムス東京葛飾総合病院の熊谷善弘副主任に「足関節骨折術後の症例検討」をテーマに事例検討会を開催して頂きました。参加者数は27名と例年よりも多く方に参加して頂きました。今回検討会で挙げられた症例は、手術後に伸張時痛や筋出力低下によってしゃがみ込み動作獲得に難渋した症例でした。その症例に関する評価結果や動画を参考に、グループに分かれて意見交換やディスカッションを行い、最後にグループごとの発表を行いました。研修会の最後には講師より実際に行った介入方法や症例の解釈・解説をして頂きました。グループディスカッションにおいては、受傷機転や骨折のタイプを考慮した考察や、解剖学や運動学の視点からの解釈、実際の評価結果に基づいてアプローチ方法を考えるなど、各グループ活発かつ多様な意見があり、非常に有意義な研修会となりました。
令和6年10月27日(日)、関西医科大学の三木恵美先生をお招きし終末期の作業療法について講習会を開催いたしました。本講習はWEB上にて行い、70名を超える参加がありました。はじめに三木先生より終末期ケアにおける作業療法らしさや、終末期作業療法のアウトカム、意思疎通の難しい人への関わり、更にエビデンスとナラティブについてと、臨床で悩むことの多い終末期の作業療法について幅広い視点から講演をいただきました。後半は症例検討を行い、グループに分かれて大変活発な意見交換が行われました。三木先生からは症例ごとにコメントも頂き、OT一人ではなく他職種や場合によっては院外の関係スタッフとも連携を図っていくことの重要性も示していただきました。大変多くの情報を頂き、参加者1人1人の明日への臨床に活かされる講習会となりました。
10月25日に札幌消化器中央総合病院の堀淳一朗係長に「がん化学療法の治療期間におけるリハビリの関わり方」をテーマにZOOMで講義を行っていただきました。申込数96名とテーマに対する関心の高さが伺えました。講義内容は、がんの基礎知識・がんの治療・がんのリハビリテーション診療・リスク管理と運動処方を大枠とし、基礎的な疾患や治療に対する知識を紹介したうえで、実際の介入臨床場面でのリスク管理や運動処方の考え方、栄養管理などをふまえた多職種連携について具体的にご講義いただきました。参加者からがん化学療法中のCPX(心肺運動負荷試験)に関する質問があるなど、普段の臨床疑問に役立つ研修会となっていました。
10月23、24 、28、29日の4日間で若手育成研修(0等級研修)を新人職員対象にzoomを用いてディスカッションを中心としたグループ研修を行いました。IMSグループの新人リハビリスタッフが合計595名参加しました。当研修は、内省を促すことで「より良い目標設定」や「目標をもとにした成長」をしやすいよう支援することを目的として「社会人基礎力」を軸とした研修です。研修を通して、改めて基盤を理解し自らの立ち位置を振り返ることをテーマに4名~5名でディスカッション(zoom)を行いました。また他施設の0等級職員と対話を通して、自らを開示し他者の考え方を広く取り入れながら、自身の立ち位置を再確認し明日の行動変化につながるヒントを得られるようにチューターを配置することで、お互いに質問するなどアウトプットの機会を増やしました。
令和6年9月8日(日)、WEBと対面にてOT会主催上肢機能研修会「促通反復療法 基礎編 実技研修と臨床場面での実践方法」を開催しました。イムス横浜狩場脳神経外科病院の福留、中西を講師とし、板橋中央看護専門学校にて開催しました。促通反復療法の概論、電気刺激療法と振動刺激療法のデモンストレーション、基礎的な実技研修を中心に実施しました。実技研修時間を長めに設定し、研修後自施設でも行えるよう実技も基礎的なものを中心としました。研修会終了時は参加者より臨床での疑問点や振動刺激の使用方法などの質問も聞かれました。昨今、実技研修会の開催が少なくなっていますので、今後も継続的に開催できればと考えております。ご参加いただいた皆様には日々の臨床に役立てていただければ幸いです。
齋藤涼平技士長(高島平中央総合病院)が主講師を担い、足部の解剖学や運動学についての講義や、骨の触診の実技、足部のmobility・stability・reactivityの評価や治療を実技形式で講義を行いました。1~7年目のスタッフ計12名の参加がありました。若手スタッフが多く少人数での実技であったため、丁寧な指導が行なうことができました。
高島平中央総合病院、久保田直人主任に講師をして頂き、足部・足関節の役割、解剖学や運動学、機能評価の方法についてZOOMにて講義を行ってもらいました。足部は大きさの割に複雑な機構を有しており、短い時間でしたが網羅的に講義してもらいました。参加者は124名であり、足部の理解に対する需要の大きさを感じた研修会でした。
8月4日(日)に「STに必要な頭頚部の解剖・触診」という前回と同様のテーマで、今年度2回目となる集合研修を実施しました。本研修は当グループのSTが講師を務め、職員と学生さんで合計約30名の方々に参加して頂きました。
参加された皆さんが笑顔で楽しく学んで下さっている姿がとても印象的で、運営陣もとても嬉しくなりました!今後も継続して、皆様が学べる環境を作っていきたいと思います。
藤原聡嗣係長(新葛飾ロイヤルクリニック)・齋藤涼平技士長(高島平中央総合病院)に講師をして頂き、解剖学や運動学の視点からみた体幹の重要性についての内容や、機能障害としての体幹の見方・評価について座学での講義を実施しました。また、体幹の運動療法を実技にて講義を実施しました。1~2年目のスタッフ計10名の参加がありました。
7月14日(日)に「STに必要な頭頚部の解剖・触診」というテーマで3時間の集合研修を実施しました。職員21名の他、7名の学生さんにも参加して頂きました。解剖や触診に苦手意識を持つSTは多い印象ですが、STの臨床現場で必要な部位の触診技術が少しずつ向上し、3時間あっという間に楽しく学ぶことができました。イムスST部門では職員の知識・技術向上のための研修を今後も企画していきます。
体幹の重要性、体幹の特徴、体幹の構造・機能、回復期視点から見た体幹機能について香川朋史主任(イムスリハビリテーションセンター東京葛飾病院)に講義して頂きました。体幹機能について学ぶにはかなり短い時間でしたが網羅的に概説して頂きました。参加者は約180名近に上り、体幹に対する重要性について再認識する研修会となりました。
帝京平成大学の講師である飯田修平先生に実技を中心に動画を使用しながら、
①座位の正常姿勢や保持動作
②座位練習が必要な患者について
③ケースごとの評価と介入方法について
④起立についての正常動作
⑤起立練習が必要な患者について
⑥起立の介入方法について
について、明日から臨床に活かせる内容もふまえて具体的に講義をしていただきました。昨年度に引き続き、今回は200名を超える沢山のセラピストが参加しました。
管理者育成研修に外部講師(岸英光氏)をお招きし、「パラダイムシフトコミュニケーション」についてご講義いただきました。
パラダイムシフトコミュニケーションとは人が持っている言葉の背景や、行動につながる感覚を、深いレベルのコミュニケーションを通して、パラダイムシフトし、インスパイア(触発)を起こし、人が持つ無限の可能性とそれに基づく行動を、より軽やかに発揮させるコミュニケーションのことをいいます。
上司が部下に対する関わりだけでなく、部下が上司に対するコミュニケーション、現代社会におけるコミュニケーション方法など、多岐にわたり、とても軽やかな口調でそして冗談も交えながらご講義いただきました。研修は配布資料がなく、ホワイトボードに講師が必要なことを書いていくシステムです。丸一日の講義でしたが、あっという間に時間は過ぎ、有意義な時間を過ごすことができました。
指導者として必要なスキルの1つとして、On the Job Training(以下OJT)についての研修会を実施しました。グループディスカッションを主として、研修に参加した各施設のOJTに対する課題を共有、そのテーマについて深掘りをしていき、ロジックツリー形式で解決策まで結論づけました。解決策は環境に対するもの、自身の変化によって解決できるものに区分けして、自身の変化による解決策を明日以降の教育に活かしてもらうことを目的としました。その課題や解決策を研修参加者全員で共有し、各施設で1つでも活用してもらえることもまた、目的としております。ディスカッション時間では、参加者全員が活発的な意見交換をされており、大変有意義な研修になったのではと思われます。研修をして終わりではなく、自施設に持ち帰っていただき、各施設の教育体制の更なるブラッシュアップになれれば幸いです。
3月14日(木)に内部障害研修会が開催されました。各施設がオンラインで集まり、三芳総合病院の田中主任よりLEADについての講義を行いました。
比較的若い年代のスタッフが参加していましたが、ガイドラインをもとに実際のリハビリ場面の様子も提示されていたので、明日からの臨床に反映されやすい内容だと感じました。
本部人事部の米田さんを講師にお招きし、各施設の所属長・次席を対象とした研修を行いました。テーマは「組織と人と人事制度」です。人事評価を行う目的、評価を行うべき視点、さらには人事評価制度運用における失敗例など個人ワークやそれをグループで共有しました。他者の考え方も分かり、同じケースを評価するにしても評価者次第で評価基準が変わってしまうことを学ぶことができました。
人事評価に100点はない。と講師はおっしゃっていましたが、そのためにも客観的な評価が大切であり、評価者同士がどれだけ同じ基準で評価できるか重要切となります。各施設評価をする前に評価者同士での“目線合わせ”といった他評価者と同じ基準を持たなければいけないことが分かりました。昇給評価や賞与評価時には今回学んだことを活用しながらできるだけ客観的な評価ができるよう心掛けていきたいと思います。
令和6年3月10日(土)、WEBにてOT会主催研修会「福祉用具研修:外部講師編」をIMSグループ(株)ハンドベル・ケアの職員を外部講師としてお招きし開催しました。「覗いてみよう福祉用具業者さんの頭の中!」をコンセプトに、普段聴くことができないウラ話や業者さんとの連携についてご講義をしていただきました。今回の研修をきっかけに、福祉用具選定や多職種連携のお役にたってくれると幸いです。関東だけではなく、北海道・東北ブロックからの参加もありWEB研修のメリットを活かした、大変有意義な研修会となりました。
「脳卒中後の運動性構音障害(ディサースリア)に対する徒手的な言語療法」について研修会を開催しました。前半は構音障害に対する知識やIMSTDの治療体系について学び、後半は具体的な治療方法について、動画や実際に触る場所の確認を通じて学びました。今回ZOOMでの開催であり徒手的手技については伝えづらい部分もありましたが、すぐに役立つ内容となっており臨床にも繋がればいいなと思っています。
また学生さんの参加もあり、IMSグループについて少しでも知ってもらえたら幸いです。
今年度の勉強会は終了となります。来年度も多くの企画ができればと思っていますので皆様のご参加を楽しみにしております。
11月29日、12月22日の2日間、オンラインにて管理者育成研修を行いました。初回のリーダーシップ研修では自分が管理者(チームリーダー)として、困っていることについて自分の強みとリンクさせながら行動目標を立て、グループで共有を行いました。後日行った2回目の研修では、リーダーシップ研修の時に立てた“行動目標”をグループ内で共有し、その後目標設定方法や目標管理の目的について座学を行いました。
12月10日の午前半日を使って、終末期の作業療法について研修会を行いました。12月の忙しい時期でしたが34名の方々が参加し、症例についてディスカッションを行いました。研修では初めに終末期の作業療法について簡単な講義があり、療養病棟・老健・急性期と様々な病期からの症例発表を行った後、各グループに分かれてディスカッションを行いました。ディスカッションは大変盛り上がり、参加者からは「自施設では行きつかなかった考えを得ることが出来た。」「悩みながら行ってきたことが、同じように話してくれる方がいて、これで良かったと思えた」等の声が聞かれました。
終末期の患者様は機能や役割を失うことが増え、良くなるということが難しくなってきます。そんな中で作業療法士が寄り添い、ご本人やご家族、他職種にどのように働きかけていくのか。様々な実例を知られる機会になったのではないかと思います。
新人5名が、症例を通して悩んでいることを発表しました。その後グループごとに分かれ、ディスカッションを行い話し合った内容を発表しアドバイスや情報共有を行いました。
症例ごとにグループのメンバーを変更し、発表者を指名制度にしたことで、全員の発言機会を設けることが出来ました。評価や訓練内容のアドバイス、病棟への申し送り、退院支援、家族指導など多くの意見あり学ぶことが多い検討会となりました。
11月30日、12月7日の2日間、ST事例検討会をオンラインで実施しました。急性期病院・回復期病院の新人計8名が発表しました。近隣施設ということもあり、急性期病院で発表した患者様について、現在近隣の回復期病院で担当しているスタッフから現状を聞くこともできました。患者様の以前の状況・その後の状況を共有できるのは貴重でした。また機能の役割についても情報共有することができ、大変有意義な会となりました。
11月25日(土)に運動器事例検討会が開催されました。各施設がオンラインで集まり、症例提示+グループディスカッション+グループ発表形式の検討会を行いました。横浜旭中央総合病院の永末副主任より症例をご提示いただき、THA術後患者様の痛みに関して、各セラピストの意見交換が行われました。グループディスカッションは2つのテーマで行われ、1つ目はTHA後の画像所見について、2つ目は痛みの要因について意見交換が行われました。施設・年代ごとに出される意見が異なり、施設間の考え方の違い、年代ごとの考えの幅が感じられるディスカッションとなり、知見の深い意見交換がなされました。ディスカッション後には講師より、股関節の解剖学に関する最新の知見とTHA患者様の特異的な部分を絡めたまとめのお話があり、改めて解剖学の理解の重要性を感じながら会を終えました。講義後の質疑応答も時間いっぱいまで行われ、活発な会となりました。
令和5年11月24日(金)、オンラインにてOT会主催研修会【精神・認知症】基礎研修会を実施しました。精神分野については、「精神科領域における集団作業療法」というテーマで、正しく集団を利用して治療効果を引き出す方法や集団作業療法を用いる理由と効果について学びました。
認知症分野については、「認知症の評価と治療~関わり方を用いて~」というテーマで、日々の臨床で接する機会はあるが認知症について理解が出来ていないという方向けに、どのように評価、治療してBPSDに対応すればいいかということについて学びました。精神科以外の病院からも多くのご参加をいただき、140名を超える大盛況の研修会でした。
11月18日(土)品川区の「きゅりあん」とWEBにてリハビリの就職説明会を開催しました。リハビリ代表による「グループの説明と面接を受ける際の虎の巻」、若手スタッフによる「まだ間に合う国試対策」、STによる「病期の役割」「実習におけるポイントや心得」など、今年度卒業学生だけでなく来年度卒業学生や既卒者も対象の講演会を多数実施しました。講演会では積極的に質問してくれた学生もおり活気のある講演会となりました。また、28施設が参加し学生さんにも急性期から老健まで幅広く説明を聞いてもらうことができました。少しでも就職活動や実習のお役に立てれば幸いです。今後も沢山の企画や見学会の開催も予定しております。沢山の学生さんの参加があると嬉しいです。
今回はオンラインで「ボツリヌス毒素療法後の上肢・上肢帯の変化、姿勢・歩行への影響」に関する事例検討を行いました。講師はイムス太田中央総合病院の山田先生です。
ボツリヌス毒素療法の紹介の後、症例ご自身の上肢に関するNeedやHopeに向けた介入方法を各グループでディスカッションしました。今回の検討会ではボツリヌス毒素療法によって改善がみられたケースを共有できました。
今回の検討会参加者は経験年数が違うだけでなくボツリヌス療法の実施施設か否かの違いもあったため、痙縮治療に対する考え方や痙縮治療方法の選択だけでなく、徒手的な介入の場合の戦略についてもワークしてもらいました。生活期領域では痙縮による変形や疼痛が出現する患者は少なく、機能改善している患者であっても痙縮や拘縮によって動きが妨げられています。急性期領域のスタッフにとっては、患者の数年先の状態を理解し領域間の関りまで考えることができた、よい機会でした。
股関節に対する理学療法(応用編)を、高島平中央総合病院リハビリ室にて開催しました。今回の研修では、股関節に対して、①局所からと、②全身からの2つの視点に分けて講義を行いました。局所からのアプローチでは、大腿骨の形状を理解した上で、股関節の操作をする方法や、股関節周囲筋の効率的なトレーニング方法などを講義しました。全身からのアプローチでは、上肢や足部の肢位が股関節にどのような影響を与えるかを、体験を中心に講義を行いました。
10月26日に我孫子ロイヤルケアセンターの石井副主任に「糖尿病のリハビリテーション」について講義していただきました。初学者向けの研修でしたが、糖尿病のリハビリテーションに必要な病態や運動効果などわかりやすく講義していただきました。
令和5年10月20日(金)、WEBにてOT会主催研修会「高次脳機能障害事例検討会」を開催しました。横浜狩場脳神経外科病院、横浜旭中央総合病院より、それぞれ1例ずつの事例を提供いただきました。1例目は机上評価の難しい症例に対する評価方法の検討を中心に、2例目では地域サービスへのつなげ方や家族への介入方法など、テーマを決めて参加者でディスカッションを実施しました。ディスカッション後に内容を共有しましたが、新たな視点への気づきがあれば幸いです。また、当日は20名以上の学生さんにも参加いただきました。今回は見学が中心だったかと思いますが、事例検討、ディスカッションといった場で意見交換ができる日を楽しみにしております。
令和5年9月23日(土)、WEBと対面にてOT会主催外部研修会「促通反復療法を用いたADL訓練、回復期リハビリ支援」を開催しました。日本福祉大学、作業療法専攻長である野間知一教授を講師としてお呼びし、イムス横浜狩場脳神経外科病院にて開催しました。促通反復療法の概論、電気刺激療法、振動刺激療法、ロボットリハビリテーション等最新のリハビリ治療の御講義、当院患者様にもご協力いただき治療デモンストレーション、実技講習と盛りだくさんの内容となりました。明日の臨床に活かせる内容が多く、学びの多い研修となりました。WEBと対面でのハイブリット開催は初めての試みでしたが、IMSグループ内の遠方の施設のスタッフも参加することができ、大変有意義な研修会となりました。
令和5年9月10日(土)、WEBにてOT会主催研修会「福祉用具研修」を葛飾ロイヤルケアセンター、お花茶屋ロイヤルケアセンターの職員が講師として開催しました。
前半は「福祉用具選定のコツ」として選定の失敗事例や福祉用具業者さんとの連携について、後半は「各福祉用具の特徴」として各種福祉用具のメリット・デメリットを説明しました。
新人から若手スタッフ向けに、福祉用具選定に興味を持つきっかけなってくれると幸いです。
関東だけではなく、東北ブロックからの参加もありWEB研修のメリットを活かした、大変有意義な研修会となりました。
「股関節に対する理学療法(基礎編)」をZOOMで開催しました。120名を超える参加申し込みがあり、股関節に対する関心の高さが伺えました。本研修では、股関節の解剖学・運動学・機能解剖・股関節疾患に関する整形外科テストを中心に講義しました。10/28には、今回の研修をベースとした応用編が対面研修で開催予定となります。 PT会運動器グループでは、参加者の臨床に生かせるような知識・技術を伝達できるよう研修内容を計画しています。
膝関節の理学療法(基礎編)として、ZOOMによるオンライン研修会を開催しました。講師は、鶴川サナトリウム病院の栗本係長にお願いしました。
研修の内容としては、膝関節の機能解剖、問診・触診、評価方法とアプローチ、またトピックスとして高齢者の膝関節についての講義を行っていただきました。膝周囲の軟部組織別に評価やアプローチ方法を説明していただけたので、臨床で感じている疑問点を改善できたスタッフも多かったと思います。また8月末には、膝関節の理学療法(応用編)を対面形式で予定しています。今回の講義で学んだ内容を確実に身に着けられるような研修にできればと思っています。
8月1日に北里大学病院の濱崎先生をお招きし、「心不全のリハビリテーション」について講演していただきました。濱崎先生は心臓リハビリテーション領域のトップランナーであり、基礎的な知識や最新の知見について濃密な講義をしてくださいました。今後の臨床に活かせる知識はもちろんのこと、今後の同分野の方向性や理学療法士として必要な考え方など幅広く講義してくださいました。
1~3年目のセラピスト対象に「痙縮」に関する研修会をWeb上にて開催致しました。
脳血管疾患をみる上で、異常筋緊張を理解することは非常に重要です。教科書で学んだことはあるのだけれど、具体的には・・・。
そのようなスタッフに対して、主に3つ、①痙縮の基礎知識・メカニズム②痙縮の評価③痙縮に対する治療(各病期でできるアプローチ・下肢の痙縮に対する最新治療)を中心に講義と実際の治療場面を動画で診て頂きました。
令和5年7月9日(日)
昨年に引き続き目白大学の橋本幸成先生を講師に迎え、WEB研修『全員参加!失語症セラピーを考えよう』を開催しました。新人~10年目以上の【約90名】のスタッフが参加し活気のある研修会となりました。今回、Zoomアンケート機能を活用し、聴講するだけでなく評価や訓練を実際に考えながらの参加型の研修となりました。答えに悩むことも多々あり、学生の頃に戻った気持ちになりながらも明日からの臨床につなげられる内容ばかりでした。Zoomアンケートの回答率は9割を超え、まさに全員参加型の研修になったのではないかと思います!
今後もST会では若手からベテランまで有益な研修企画を行っていきます!
技士長・次席・リーダーを対象に コンフリクトマネジメントについての講義を行い、事例を通じグループワーク、ロールプレイを実施しました。ロールプレイについてはそれぞれの役になり切り気持ちを表現つつ状況に応じた対応をするトレーニングを行いました。普段あまり経験することが無いような場面を経験できたことで、コミュニケーションスキルの向上に繋がる研修となりました。
帝京平成大学の講師である飯田修平先生に起居動作の分析とアプローチについて、講義していただきました。
①どのような患者にどのような起居動作練習が必要かを把握する
②寝返りの分析ポイントとアプローチ
③起き上がりの分析ポイントとアプローチ
の大きく3つに分けた内容を実技や動画など使用し、明日からの臨床に活かせる内容もふまえて実技を織り交ぜながら講義していただきました。参加者からは非常に好評でした。
令和5年4月16日(日)WEBにてOT会主催外部講師研修会「自動車運転評価の実践について」を開催しました。千葉県立保健医療大学にて准教授として勤務されながら、作業療法士協会の「運転と作業療法委員会」の委員長を務めていらっしゃる藤田佳男先生にご講演いただきました。自動車運転評価の基礎知識、高齢者(MCI)の方や運転断念者への評価・支援の現状、当グループ内の施設からの事例相談にまでお答えいただきました。自動車運転評価に直接携わっている施設もそうではない施設にとっても、明日からの臨床に繋がる学びの多い、非常に有意義な研修となりました。
若手のリーダーを対象にリーダーシップ研修を実施しました。研修は全2回のセット研修で今回は1回目として目標管理をテーマに実施しました。全員webでの参加で講義及び、グループワークを実施しました。普段のリーダー業務の中で疑問に思っていた部分など他施設スタッフを交え情報交換する機会となりました。
令和5年2月16日(木)WEBにてST事例検討会 埼玉・群馬ブロックを開催しました。新人~10年目以上の【約30名】のスタッフに参加して頂きました。今回は例年実施しているシングルケースの発表だけでなく、グループ病院ならではの新たな取り組みとして同一症例を通した報告会及びディスカッション行いました。同一の患者様が行き来する環境の為、経過を報告することで変化を知ることが出来ました。また、ディスカッションでは様々な領域で働いているスタッフから、その領域ごとの視点での意見交換が行え、有意義な時間になりました。今後もグループ病院だからこそ行える研修を実施していきたいと思います。
PT会内部障害班主催「慢性腎臓病のリハビリテーション」を開催しました。今回はイムス三芳総合病院の田中さんに講師をお願いし、講義いただきました。
慢性腎臓病の基礎的な内容から実際の運動療法の方法やリハ栄養の解釈まで広範囲に講義していただきました。参加者にとって大変有意義な講習会となりました。
2月8日、イムスリハビリST部門東京B千葉ブロックの事例検討会が開催されました。今年度は6施設が参加し、5名の新人セラピストが発表しました。日々の臨床内容を振り返りって発表し、先輩セラピストからアドバイスをもらうことで、新人の皆さんはまた一つ成長できたと思います。発表の内容も様々で、日ごろの臨床で苦労している点や工夫している点がよく伝わり、先輩セラピストにとっても学びの多い場でした。
OT症例発表会をZOOM開催しました。今年は初の試みとして身障分野と精神・認知症分野との同日開催でした。参加者は約80名と例年よりは若干少ない人数となりましたが、一般演題は24演題の応募がありました。
指定演題が2演題、一般演題身障分野18演題、精神・認知症分野6演題にて発表していただきました。WEB開催ということもあり、北海道・東北の病院・施設の方々も参加、発表していただきました。
発表は指定演題を全体で聴講し、一般演題では身障分野で2会場と、精神・認知症分野との3会場に分けて、発表を行いました。
今回は身障・精神分野同時開催ということで、普段は見る機会の少ない異なる分野のOT実践例を知ることができたのではないでしょうか。今回は新人さんも含めて若手の発表・聴講が多くありましたので、症例発表会で得られた知見が今後の臨床に活かされることを期待します。来年度はより充実した会にしていきたいと思います。ご期待ください。
今回の研修は、痛みの理解というテーマで、基礎編/応用編に分けて開催しました。
基礎編では、IASPの痛みの定義が更新されたことや、痛みの分類(侵害受容性疼痛/神経障害性疼痛/侵害可塑性疼痛)の鑑別や評価の方法を講義しました。
応用編では、基礎編の内容を受け、臨床場面で実際にどのような評価・アプローチを展開するかを講義しました。
痛みを訴える患者様に対して、どのような評価・治療をすればいいか分からないといった声が若手職員から挙がることも多く、今回の研修によって、疼痛に対応するリハビリテーションの質が向上することを期待しています。
若手のリーダーを対象にリーダーシップ研修を実施した。研修は全2回のセット研修で今回は2回目としてコーチングをテーマに実施しました。講義では以下の内容は
・コーチングとティーチングの違い
・コーチングのしくみ
・コーチングにおける基本的スキル(ペーシング、傾聴、承認、質問、フィードバック、提案)
となっており、研修の後半では講義内容を踏まえグループワークを実施しました。
グループワークでは自身の後輩指導についての課題と課題に対する改善策についてディスカッションしました。グループメンバー内で活発なディスカッションが行われ、参加者同士アイデアを出し合い明日からの業務に生かせる研修となりました。
今年度の外部講師研修会は国際医療福祉大学、福岡保健医療学部、作業療法学科准教授の原麻理子先生をお招きして、「高次脳機能障害の評価と生活支援」というテーマでお話頂きました。原先生は日本作業療法士協会で全国に10名しかいない専門作業療法士のおひとりです。当日は180名を超える参加者が聴講し、基礎的な評価(脳機能と損傷部位、神経心理学検査の扱い方、情報収集と観察のポイント)から、他職種連携・退院後の生活指導まで実際の症例を交えつつ幅広い内容をお話頂きました。すぐに臨床で役立てることができる内容も多く、研修会で学んだことを明日からの臨床に活かしていければと思います。
「転位を呈した大腿骨顆上骨折患者の回復期におけるアプローチと退院支援」というテーマで事例検討会を実施しました。参加者は3チームに別れて、講師から出された検討課題を元に、本症例について必要な評価や理学療法アプローチについてチームディスカッションを行いました。ディスカッションでは、正解や間違いにこだわらず自由な発想で意見を出すことができ、自身の意見を発表し、他者の考え方を聞くことの重要性を再確認できました。ディスカッション後は、各チームから挙がった意見を発表し、情報を共有しました。また、最後に講師から検討課題に対する一つの考え方を提示し、共通認識を得ました。
「集中治療領域における理学療法」の事例検討会を行いました。重症心不全の方を対象とした事例検討で離床の判断や判断するための知識や解釈をグループワークで検討しました。とても深く検討し、他施設の考え方や管理方法なども共有でき、とても満足度の高い研修会となりました。
2022年度 IMS神奈川ブロック事例相談会を11月13日(9:00~13:15)に開催しました。参加施設は10施設で参加者は26名になりました。発表は今年度神奈川ブロックに就職した8名の新人さんが行いました。
実施の方法は発表10分・質疑応答5分・ディスカッション10分・内容共有10分と1症例ずつ時間をしっかり取り、相談事項が解決できるようなプログラムにしました。若干の機材トラブルがありましたが時間内に終えることができ有意義な時間になったと思います。
新人さんは4月からの約半年で社会人に慣れるだけでなくSTという専門性も磨いてきました。今回の発表では現在悩んでいる症例を発表し相談事項を持ち寄ってもらいました。1年目だから悩むという内容だけではなく聴講している先輩セラピストも悩む点が多く他施設で意見を共有できたことは明日からの臨床の力になったのではないかと思います。
今年度は「装具」をテーマに、4年目以上のセラピストを対象とした事例検討会を開催しました。回復期病棟へ入院されている患者様2ケースに対して、グループディスカッションを通じて行いました。
1ケース目は、2か月後のGoalを屋内外杖歩行自立(装具は屋外にて使用)設定の70代患者。金属支柱付き短下肢装具もしくはプラスティックのどちらを選定するか。
2ケース目は、退院後外国へ帰国予定を考慮した歩行・ADL自立を目指した患者の装具(プラスティックSHB)の選定。
機能面や能力面だけでなく今後の生活を見据えた装具の選定を、経験年数や急性期~生活期といった病期の異なるセラピスト同士でディスカッションしました。
今回は検討会前に動作分析が行えるよう事前に動画配信も行ったことで、限られた時間の中でも多くの考えや意見が出ました。病期の異なるスタッフと、意見を出し合う機会はめったにないことです。今回はそのような中で、様々な視点から意見を出し合うことで、お互いの考えを深め、より良い装具の選定方法を模索することができた会になりました。
セラピストにとって装具を選定することは、患者のその後を予測し、その方に合った装具、治療用だけではなく厚生用装具を検討するにも知識や経験が必要です。悩むことは多々あるかと思います。今回のような事例検討会を通じて、様々なセラピストの意見を参考に、より患者に合った装具を選定できるきっかけになれたかと思います。
運動性構音障害の評価、治療方法についてIMSTDと呼ばれる手技体系を学びました。現在の臨床現場で一般的に行われている方法とは異なる新しい治療法として紹介。概要、理論的根拠、評価方法などに加え、徒手的な手技については実際に実演を交えつつ行いました。
「促通反復療法の事例検討会」を開催いたしました。
自動車運転支援の事例検討会に続き、事例検討会の今年度第2弾で促通反復療法の事例検討会を開催いたしました。前回同様昨年実施した、促通反復療法の基礎を基に各施設で、実践した症例についての発表・検討を行いました。板橋中央総合病院と行徳総合病院の3人の若手セラピストが日々の実践を報告し、報告後にブレイクアウトルームに分かれて検討をおこない、自施設だけでは得られない貴重な意見やアドバイスを受けとても有意義な検討の場となりました。発表者は今回頂いた貴重な意見を次の臨床の場に活かしていただき、参加者の皆さんも自身の臨床の参考にして頂ければと思います。イムスグループの教育システムとして、臨床支援がございます。前回の自動車運転支援と今回の促通反復療法ともに実践施設での見学等も可能となっていますので、積極的に活用していただければと思います。
「肺炎のリハビリテーション」について春日部中央総合病院の亀田さんに講師をしてもらい、研修を行いました。病態の考え方やそれに伴ったリスク管理・離床についてなど特に急性期の臨床に使える知識を講義していただきました。とても分かりやすい内容で経験が若いスタッフだけでなく経験者にもためになる内容でした。
若手のリーダーを対象にリーダーシップ研修を実施した。研修は全2回のセット研修で今回は1回目として目標管理をテーマに実施した。全員webでの参加で講義及び、グループワークを実施した。普段のリーダー業務の中で疑問に思っていた部分など他施設スタッフを交え情報交換する機会となった。
「自動車運転支援の事例検討会」を開催いたしました。
本研修は昨年実施した、「自動運転評価の基礎」を基に1年間各施設で実践した事例から選りすぐりの2演題を発表頂きました。各発表も基に評価の解釈から実車訓練の実施状況、追跡調査等自動車運転評価に関する各施設の現状や困りごとの確認・共有を行いました。今回の研修から学んだことを各施設の支援体制に活かしていければと思います。今後はグループのスケールメリットを活かしデータの共有を行う等、より精度の高い自動車運転支援を実践していければと考えます。次回は、「上肢機能訓練」についての事例検討会を開催予定です。
「結果を出す運動療法を行う上での技術のポイント」というテーマでオンライン研修を開催しました。
本研修は、運動療法のステージを、mobility・stability・mobility on
stability・skillの4段階で考え、それぞれのステージでどのような運動療法を展開するか、実際に患者様に対して理学療法を実施する動画を流しながら説明しました。
オンラインでの研修でしたが、動画で理学療法の様子をみることができたので、臨床のアイデアが浮かびやすい内容となりました。
「上肢に対する理学療法」というテーマで基礎編と応用編に分けて研修会を実施しました。基礎編では解剖学を中心に講義し、応用編では、基礎編の講義を元に、触診や筋のリリースの方法を講義しました。オンラインという環境下でしたが、骨標本を使用したり、デモンストレーションを行うことで、参加者が理解しやすい表現を模索しながら開催しました。また、基礎編では、研修前後で解剖学に対する小テストを実施し、参加者の理解度を評価しました。今回は、研修前後で正答率が上昇する様子がみられ、研修による学習効果を目に見える形で表すことができました。
令和4年7月10日(日) 目白大学橋本幸成先生を講師に迎え、WEB研修『失語症の基本+α』を開催しました。新人~10年目以上の【約100名】のスタッフに参加して頂き、質疑応答も大変盛り上がりました。対面研修ももちろん良いですが、WEB研修は移動時間がない為、参加しやすいところが良いですね。臨床に繋げやすい研修で、とても有意義でした。今後もST会では若手からベテランまで有益な研修企画を行っていきます!
IMSリハビリテーション部門では学術活動を推進しており、毎年IMSリハビリテーション学会が開催されております。数年前から学会の質向上を目的として、修士や博士課程修了者がメンバーとなり研究強化チームが発足しました。チームの活動としては研修会の開催やIMSリハビリテーション学会の査読会を行っています。
その活動の一環として7月1日の業務後、Webでのナイトセミナーとして研究強化チーム研修会を開催しました。総論と各論の研究方法に関する30~60分程度の動画(計8本)を作成し事前に配信。参加者は動画を視聴し参加しました。研修会当日は、グループワークを通して研究計画書の作成を行いました。参加者は26名で、グループワークでは研究強化チームのメンバーが加わり積極的な質疑応答が行われました。学会発表がはじめての参加者もいましたが、研究強化チームのメンバーがフォローアップしながらIMSリハビリテーション学会での発表を支援していきます。
今回は①2021年脳卒中ガイドラインで推奨されている内容②予後予測と治療介入③下肢装具療法の3つを講義形式でWeb上にて開催致しました。
講師は①イムス狩場脳神経外科病院 本間先生②横浜新都市脳神経外科病院 上原先生③イムス板橋リハビリテーション病院 真庭先生が務めました。1年目~3年目を対象とした研修でしたが、それ以上の経験年数の方も多数参加され、総勢180名余りの方々に参加して頂きました。今回はガイドラインで推奨されている治療や介入方法、予後予測を立案することの重要性とそれに対しての介入方法。装具に関しては選定方法と、長下肢装具を用いた歩行介助方法の指導を中心に説明させて頂きました。
経験年数の浅いスタッフが予後予測を立案し、装具を選定していくことは非常に難しいことですが、今回の研修を通して自らで考えていける力が養える一助になる会になったと思います。
6月17日の業務終了後に外部講師研修会を開催しました。今年度は昨年に引き続きオンライン開催でしたが、参加者は約100名と大盛況のうちに無事終了しました。
今回の研修は多くの施設において関わることが多い「認知症」について、作業療法士の佐藤良枝先生をお招きしご講義いただきました。PT会外部講師研修会では、疾患や病気に偏ることなく、弊グループ内で学びきれないノウハウを学ぶことを目的に企画運営しています。
「認知症をお持ちの方への対応について」という大きな枠組みで講師にご講義をお願いしておりましたが、認知症のメカニズムという知識の部分だけでなく、その知識を使って私たちセラピスト自身がどう「対応」するのか、を具体的に明示して頂きました。同時に、「対応」方法の多さから、疾患を診るのでなく、患者を包括的に診ることが重要だということを黙示していただいたような気がします。
今回の研修をきっかけに、認知症をお持ちの方にとってより良いリハビリテーションを提供していきましょう。
今回の研修会は、基礎研修として「終末期作業療法の基礎」を行いました。当日は新人~27年目のベテランまで、108人と多くの方にご参加いただきました。終末期作業療法の実践報告はもとより、実践にあたって必要な生死観・宗教観やスピリチュアルケア・グリーフケアについてお話しいただき、とても興味深い内容でした。終末期の作業療法はもとより、作業療法士として、ひいては医療人として患者様にかかわるうえで非常に参考になる研修会になりました。次回は9月11月に自動車運転評価・上肢機能訓練についての事例検討会を実施予定です。
4月17日(日)渋谷ヒカリエホールでIMS合同就職説明会が開催され、25名の学生に参加していただきました。感染対策を実施した中、対面でリハ部門の概要やIMS内のキャリアアップ研修について講演が行われました。その後、就職に関する個別相談会も開かれ、希望に沿った施設紹介や施設見学の予約などが行われました。就職活動の進め方から就職先の検討など学生の不安は多くありましたが、各施設の技士長が親身になって答え実りのある相談会となっていました。また、今回はYouTubeの生配信による講演が行われ、就職活動に役立つ情報が配信されました。今後も、対面とオンラインによる相談会を実施予定です。本日行われた講演は、後日IMS公式LINEで配信予定ですので、LINEの登録を宜しくお願い致します。
2022年2月6日(日)に埼玉・千葉・群馬地区ST事例検討会を開催しました。オンライン開催でしたが、14施設約50名の言語聴覚士が参加し、活発な意見交換が行われました。急性期から生活期まで様々な領域で働く言語聴覚士の意見を行くことが大変勉強になる会でした。学んだことを日々の臨床に活かしていきます。
身障分野の症例検討会をZOOMにて行いました。参加者は約110名と昨年より若干多くの方にご参加いただき、指定演題2演題、一般演題20演題とこちらも昨年より多くの方に発表して頂きました。昨年に引き続きWEBでの開催により、北海道・東北の病院・施設の方々も多数参加、発表して頂きました。
ZOOM研修会に大分慣れてきましたので、今回もブレイクアウトルームに分かれての発表、チャットでの質問と運営・参加者ともにZOOMでの機能を活かした研修会になりました。本研修会を通して、発表者は頂いたご意見・質問を次の臨床に活かしていただき、聴講者は同年代のセラピストの発表を聞き良い刺激になったのではないでしょうか。今年度のOT会主催の研修会はこれで終了となります。来年度さらに魅力のある研修会を開催予定ですので、ご期待ください!
学会長は札幌内科の塩原貴之技士長が務め、「IMSリハ部門の未来を考える~再確認しよう!我々の強み~」をテーマに約770名が参加して開催された。本学会はIMSリハ学会としてはじめてのWEB学会で、関東をはじめ東北・北海道からも多くのスタッフが参加した。 シンポジウムでは「IMS リハ部門の 20 年後を考える~ 2040 年問題にむけて~」について5名の講演とIMSグループリハ部門の未来を考える前向きな議論がなされた。その他、77演題が発表され、「推薦演題」(6演題)では学会受賞演題などの質の高い発表が行われ、「取り組み演題」(14演題)では日々取り組んでいることや先進的なことを発表、「技演題」(4演題)では臨床での「技」を披露した。一般演題としても、若手スタッフ向けの育成演題を募集。 すべての演題で活発な意見交換が行われ、発表者・参加者にとって有意義な学会となった。
精神科・認知症の症例検討会をZOOMにて行いました。参加者は約70名と昨年より若干少なくなりましたが、指定演題2演題、一般演題7演題と昨年より多くの演題が集まりました。また、WEB開催により、北海道・東北の病院・施設の方にも参加いただき、西仙台病院からは発表も行っていただきました。
質問・ディスカッションはチャットで打ち込んで頂き発表者が答える形式で行い、たくさんの質問がでてとても有意義な時間となりました。
今回の発表は比較的若手のセラピストが多かったので、今回発表した経験を活かし、来年以降さらにステップアップをして頂き、イムスリハ学会さらには外部学会へと発表の場が広がっていければと思います。
来年2月には身障分野の症例検討会を開催予定です。
今年度は「生活期を考える」という目的で、3年目から5年目のスタッフ向けに事例検討会を開催しました。
回復期を退院した患者様が在宅で生活していく上で、退院後どのようなサービスを導入した方がよいか?実際に退院後デイケアを利用している症例をもとに検討を行いました。
今回の症例は、退院後すぐにサービスを導入されていたかったため、退院後の身体機能とデイケア利用開始時の身体機能に乖離が生じていました。そのため「退院1週間後のスケジュール立案」と「退院後すぐにサービスが利用できない場合『ADL・心身機能維持目的で何ができる?退院時に伝えることは何か?』」をグループワークで話し合いました。
患者だけではなく、介護する方の立場に立って、色々な意見が出ました。スケジュールに関しては「デイケアは必要だが、体力はどうか?」「訪問リハビリも必要だが、頻度はどの程度必要か?」「趣味や役割ができるよう、OTを導入してはどうか?」といった意見が。退院時に伝えることに関しては「自主トレ指導」「趣味や役割を獲得できるようにアプローチしていく」等様々な意見が出されました。
今回の研修を通して、退院後在宅生活を行う患者に対して、急性期や回復期のスタッフが在宅生活を見据えたうえでの介入を考えるきっかけになれたかと思います。
imsグループの中堅層のセラピストを対象に、在宅医療でのCOPD患者をケースとしたグループディスカッションを実施しました。
在宅医療では、手元にある少ない情報から病態を把握して、フィジカルアセスメントを軸としたリスク管理をしながら運動処方をするといった力が求められるかと思います。そのような視点をもちつつ、各グループ様々な意見を出して話あう事が出来、非常に有意義な時間となったと思います。
また、今回は東北の施設からの参加も半数を占め、ZOOMでの開催利点を十分に生かす事が出来ました。
imsグループの中堅層のセラピストを対象に、生活期における運動器疾患患者をケースとしたグループディスカッションを実施しました。
今回のケースは、老健デイケアの利用者で、個別介入や、ハビリマネジメントで必要な事を検討課題として、3~4名1グループでディスカッションを行いました。グループディスカッション終了後には、講師から、現在進行中の個別介入やリハビリマネジメントの実例が挙げられ、参加者全員で共有することができました。
急性期病院に所属するスタッフの参加も多く、普段、介護保険領域との関わりが少ないスタッフとディスカッションをすることができ、視野を広げる良い機会となりました。
2021年度 ST神奈川ブロック事例相談会を11月28日に開催しました。8施設23名の言語聴覚士が参加しました。
今年は、今年度に就職した5名の言語聴覚士が発表を行い、後輩、先輩問わず皆で有意義なディスカッションを行いました。急性期や回復期、生活期と様々なステージで働く言語聴覚士から貴重な意見をもらうことができた機会になりました。
来年の検討会も待ち遠しいです!
11月29日から12月3日の期間中、ST東京ブロック事例検討会を開催しました。
今年は、今年度入職した9名の言語聴覚士が事例を報告しました。ZOOMで各施設をつなぎオンラインで検討会を行いました。
検討会では、質疑応答だけではなくアドバイスをもらうこともでき有意義な会でした。聴講者の先輩言語聴覚士たちは褒め上手であり、アットホームな事例検討会となりました。明日から臨床に活かしていきます。
令和3年11月22日に係長昇格者対象の研修会を開催しました。
働き甲斐と働きやすさを感じる職場を作るためには、良い管理者が必要となります。これまでも管理者を育成するための研修は開催してきましたが、今回は初めてディベートを取り入れました。初の試みで、参加者も企画者もドキドキ感がありましたが、積極的に参加してくれたことで、参加者にも企画者にも実りある研修になりました。アップデートさせて来年度も継続していく予定です。
昨年はコロナ禍の影響で開催できなかった、外部の先生をお招きしての研修会をWEBで開催いたしました。「認知症の人と家族に対する作業療法実践」と題して、群馬パース大学竹原敦教授をお招きしました。
研修会では、認知症の基礎的部分(診断・分類・症状等)から、実践的なOTとしての認知症のとらえ方、かかわり方等エビデンスを含めてお話しいただきました。今までの研修会ではなかった、チャット機能を使用しての質問を先生がお使いになり、当てれるとなかなか答えが出なかった受講者もチャットでは次々と答えが打ち込まれ大変盛り上がりました。学んだ内容は、日々の臨床ですぐに生かせる内容が多く、早速明日からの臨床に活かせていければと思います。
次回は12月に昨年度よりOT会主催での開催となった、精神科・認知症の症例検討会を開催いたします。
内部障害の研修会を2日間開催しました。
1日目は「がんのリハビリテーション」をテーマとし、基本的な理学療法の考え方やリスク管理から心理面に関することまで幅広く勉強させてもらいました。とても分かりやすく皆様とても勉強になったのではないかと思います。
2日目は「心疾患を合併した脳血管疾患のリハビリテーション」をテーマとしました。最近増えている重複疾患の中でもつながりの深い2つの疾患を双方の視点からとても分かりやすく講義してもらいました。
2日とも100名程度の参加があり、質疑応答も盛り上がっていました。大変有意義な研修になったのではないかと思います。
令和3年8月27日に今年度1回目の管理者育成研修を開催した。本研修としては初の試みとなるweb研修という形の開催となった。
講義では時間の使い方を改善することで生産性の向上につながる点や自己成長につながるPDCAサイクルについて説明した。個人ワークの中で日ごろ行っている業務を洗い出し、緊急度、重要度のマトリクスに当てはめつつ自身の時間の使い方の傾向を割り出し改善点を挙げていった。
グループワークでは自身の時間の使い方の傾向、改善点について共有し、お互いに改善方法について検討した。グループの中で多くの具体的アイデアが出ており、明日からの業務に直接反映する意見交換となった。
本年度2回目の基礎研修、「促通反復療法の基礎」を実施しました。
昨年の症例発表会からのWEB開催に、主催者・参加者ともに慣れてきておりOT会主催研修会としては過去最高の200名を越える方に参加いただきましたが、とてもスムースに進行することが出来ました。促通反復療法の理論から、実際の症例を通して臨床場面でどのように実践しているかまでお話し頂きました。OTはシャイな人が多く、質問がなかなか出ない研修会多いですが、シャイなOTでもチャット機能を用いてたくさんの質問が出て、とても有意義な研修会となりました。
次回は11月に2年ぶり、外部講師をお招きし認知症に関する実践研修を開催予定です。
各病期とも生活期における「患者の生活を考える」というテーマのもとに、1年目から3年目を対象に、急性期・回復期・生活期と3日間に分けて研修を開催しました。
急性期では、脳血管患者におけるリスク管理と、リスク管理を行いながら回復期へスムーズに移行できるような介入方法を。回復期では、機能訓練だけではなく、その先の生活を見据えたADL・IADLを。生活期では、その人らしく生活できるような関わりについて学びました。
「急性期でのゴール設定はどのようにしておこなったらよいか?」「生活期における認知症の患者に対しての関わり方をどのように行ったらよいか?」「病棟との連携を図るためにはどのようにしているか?」などの質問があり、それぞれ意見交換を行いました。
今後の生活を見据えたゴール設定に苦慮することがあるかと思いますが、今回の研修を通して「その人らしい“暮らし”」を考える一助になれればと思います。
8/16(月) リハビリの合同就職説明会がきゅりあんにて開催されました。
大きなフロアーで、IMSの数多くの施設に直接お話を聞ける、貴重な説明会です。
参加された方は具体的な施設の希望はあっても、やはり不安といった方も多くみられました。そんな方に活用いただいたのが、相談ブースです。寮はあるか、福利厚生は?有休消化率、などなどなんとなく聞いてもいいのかなと思う情報も気兼ねなく相談することが出来ます。どんな質問でも担当セラピストが親身になって答えていました。
今後もIMS 就職相談会は続きます。日程などホームページなどをご確認の上、ぜひご参加ください。
7月11日(日)に「明日から使える構音障害の評価と訓練:発話訓練を中心に」をテーマにイムス言語聴覚士研修会をオンラインで開催しました。
講師の道南ロイヤル病院 ST中西先生から、発声発語器官の評価とディサースリアのタイプ診断、発話練習の技法について、実演をまじえながら臨床でのポイントを紹介していただきました。コロナ感染症拡大防止のため、オンライン開催ではありましたが160名のSTが参加し大盛況な研修会でした。
基礎を振り返り臨床での応用を考えることができました。秋にはディサースリアと失語セラピーをテーマにしたスキルアップ・スクールも開催されます。技術研鑽を続け、専門職としてさらに成長していきたいと思います。
今年度の運動器研修会では「体幹」をテーマとしました。体幹機能基礎編・評価編、治療編の3回に分けて開催され、参加延人数は500名を超えました。イムスグループ職員の体幹に対する興味関心の高さが参加人数に反映されていました。
研修は、デモンストレーションや介入効果を検証する動画が盛り込まれ、ZOOM上でも伝わりやすいように工夫されていました。
研修会終了後の質疑応答でも活発な意見交換がなされ、有意義な研修となりました。
6月19日の午後に外部講師研修会を開催しました。今年度は昨今の感染状況を鑑みWebで開催しています。また、例年グループ外から講師を招いて開催しておりましたが、今年度はグループ内において臨床指導で活躍されているセラピストに講師を依頼しました。研修ではどの病期においても必要となる「クリニカルリーズニング」をセラピスト自身が現場で作り、個別性をもって臨床介入できるようにするために、本研修では座位から立位の姿勢にフォーカスしてご講義頂きました。講義時間中を通してチャットで質問を募集したこともあり、質疑応答を活発に行うことが出来ました。本研修の対象者を中堅職員ということで募集していましたが、新入職員も参加され、総勢約50名の参加となりました。
研修というと知識中心になりがちですが、ベテランセラピストの貴重な「考え方」を学ぶことができ、参加したセラピストそれぞれが自身の臨床に役立てるようアレンジできるのではないでしょうか。
5月14、21、25、28日の4日間に分けてリスク管理研修会を開催しました。生体反応と消化器のフィジカルアセスメントと題して新松戸中央総合病院の竹山主任、呼吸リハにおけるフィジカルアセスメントと題してイムス記念病院の高谷主任、機器管理と題して板橋中央総合病院の浅村主任、バイタルサインとフィジカルアセスメントと題してイムス葛飾ハートセンターの鶴技士長がそれぞれ講師を務めました。業務後の開催ということもありましたが、新入職員を中心にそれぞれ100~200名程度のスタッフが参加されています。
若手スタッフ向けで基礎的な内容が多かったものの、各回終了後には新入職員の方からの質問もあり、意義のある研修だったかと思います。若手スタッフが、日々困っていることを少しでも解消できるような機会となりうるため、今後も継続が必要な研修会であると感じました。
本年度一回目のOT会主催研修会を開催いたしました。
昨年はコロナ禍の中、症例検討会の実施のみで、研修会は行えていなかったため1年ぶりの開催となりました。WEBでの開催となりましたが、1~20年目まで90名と多くの方に参加をいただき、またPT2名ST6名とOT以外の参加も多い研修会となりました。特にSTからは質問もいただき積極的に参加いただけました。今後もOTだけでなく、PT・STも参加できる研修会を企画していきたいと思います。
次回は9月に上肢機能の研修会予定です。
4/17(日)渋谷ヒカリエホールにてIMS合同就職説明会が開催されました。
今回は現地での参加の方の人数を制限させていただいたこと、またZOOMで参加が出来たことと感染対策を配慮した形で行われました。
現地で参加され方は各施設の技士長が個別に就職相談をさせていただき、見学予約までつなげることが出来ます。皆さんとても意欲的な印象でした!
こういった状況でも例年と変わらないボリュームで、皆さんの「就活」を応援できればと考えております。
相談会の開催につきましてはこのホームページ、またはInstagramを登録してぜひご確認ください。
今年度2回目の症例検討会(身障分野)を開催いたしました。指定演題3題発表後、一般演題14演題をZOOMブレークアウトルームを使用して2会場に分けて発表を行いました。
若手の方の参加が多かったですが、発表者・参加者併せて100名とたくさんの方に参加いただけました。前回に引き続き、今回もチャットを使用しての質問でしたが、たくさんの質問を頂き、大変有意義な検討会になりました。
今年度は2回の症例検討会しか実施できませんでしたが、次年度はZOOMを使用してコロナ禍前と同様の研修会を開催していく予定となっております。
3月2日、5日にPT会内部障害研修会にて慢性閉塞性肺疾患(COPD)
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の理学療法 –正しく評価できていますか?」と腎機能障害に対してのリハビテーションに関する「腎不全を知ろう!~明日から使える腎リハの知識~」がWeb上にて開催されました。
講師は横浜旭中央総合病院の三富係長が、腎機能障害に関しては東京腎泌尿器センター大和病院の瀬尾さんが講師を行いました。
COPDの研修会は評価を中心とした内容となっており、日々の臨床で行っている評価を再度見直す良い機会になったかと思います。また、腎機能障害の研修会に関しては、概要~実臨床において幅広い内容になっており、腎臓リハビリテーションの全体像が分かる内容となっていたかと思います。
2021年2月7日(日)に埼玉・千葉・群馬地区のST事例検討会をオンラインで開催しました。
1~4年目の9名のSTが事例報告を行いました。総勢39名のSTが参加し、施設ごとの取り組み等も発表されており、他施設の取り組みを知ることができました。
また、グループメリットを活かし、急性期から生活期の様々な施設で活躍するSTの皆さんと活発な意見交換ができた有意義な研修となりました。
リスク管理研修会「バイタルサインとフィジカルアセスメント」が開催され、グループ全体から約80名のスタッフが参加しました。
講師は心疾患に対する理学療法のエキスパートで、イムス葛飾ハートセンターの鶴良太技士長が行っています。
講義では、循環器を中心にフィジカルアセスメントの捉え方などとても分かりやすく説明され、聴講者の興味を引く内容でした。
また専門病院として質の高いリハビリテーションを提供していると感じさせる内容でした。研修終了後の質疑応答では、多くの参加者から質問が聞かれましたが、どの返答に対しても臨床での経験談やエビデンスを交え、適格なアドバイスをされているのが印象的でした。本研修の目的であった、基本的なリスク管理に対して理解が深まる時間となったかと思います。
1月22日の17:45より、東京地区ST会事例検討会をオンライン開催しました。
今年は、新入職言語聴覚士8名が事例報告を行いました。西仙台病院の言語聴覚士の皆さんもゲスト参加し、大盛況となりました。対象者との日々の関わりを振り返りながら、言語聴覚士の仲間たちから様々な助言をもらうこともできました。
事例に関する質疑応答を越えて、日々の疑問についても情報交換できました。IMSの言語聴覚士の皆さんの仲間意識と学びのモチベーション高さ感じた時間でした。
今年度はコロナ禍の影響によりOT会主催の研修会が行えておらず、今回の症例検討会が今季初開催となりました。運営本部は万全な感染対策のもと、広い会議室に5名と少し寂しかったですが、WEBでの参加者は82名とたくさんの方に参加頂きました。
指定演題を含めて、6演題終了後チャットで受けた質問に発表者が答える形式で実施しました。チャットの為か、いつもよりたくさんの質問がでてとても有意義な症例検討会となりました。本日学んだ内容を明日からの臨床に活かしていければと思います。
「機器管理」に関する講義をWeb上にて開催致しました。
複数の施設にて臨床経験があり、各種学会にて発表経験も豊富な板橋中央総合病院の浅村海帆主任が講師をしました。約80名を超えるスタッフが参加し、講義では、普段使用している医療機器や各種ドレーンについて詳しく講義をしてくれました。普段から病棟でよく見る医療機器ですが、当たり前ですが患者様の治療のために重要なものです。
そんな大事な医療機器について正しい知識を身に着ける良い機会になったかと思います。また本研修自体の内容は、他の研修会でもなかなか扱わない内容でもあるために、とても希少な時間を過ごすことができました。
「生体反応と消化器フィジカルアセスメント」に関する講義をWeb上にて開催致しました。
急性期、回復期病院、訪問リハビリと経験豊富な新松戸中央総合病院の竹山篤史主任が講師を行いました。80名を超えるスタッフが参加し、ヒトが生きていく上での機構やその反応などについて臨床像と照らし合わせて講義が進められました。
リスク管理をしながらリハビリを実施するにあたり、ヒトの反応を理解していることが重要であると改めて感じさせてくれる内容でした。本研修の目的であった、基本的なリスク管理に対して理解が深まる時間となりました。
オンラインを使用した事例検討会(相談会)を横浜地区で開催しました。
新入職のSTの皆さんが、事例報告を通して、日々の臨床における疑問や悩み対して先輩STから様々なアドバイスをもらいました。急性期から回復期、維持期、生活期と広い視点で担当したケースを振り返ることができ、とても有意義な研修となりました。
次回、東京地区、千葉・埼玉地区で開催予定です。
「膝OAに対するアプローチ」に関する事例検討会をWeb上にて開催致しました。
講師はイムスリハビリテーションセンター東京葛飾病院の藤原氏が務めました。回復期における膝OAのアプローチということで、動きの変化に着目して、インソール(パッド)と姿勢反射を利用した理学療法を説明していただきました。症例提示では、実際の症例に対してインソールを使用し、重心移動や歩容の変化をわかりやすく説明していただきました。姿勢反射を利用したアプローチは、実施の簡便さと、効果判定のしやすさから、明日からでも臨床に生かせる内容となっていました。
「膝OAに対するアプローチ」に関する事例検討会をWeb上にて開催致しました。
講師は整形外科疾患に対する理学療法のエキスパートである、高島平中央総合病院の斎藤涼平氏が務め、グループ全体から19施設、40名を超えるスタッフが研修に参加しました。
講義では、膝関節の機能解剖とTKAについて、動画や実技を用いて説明していただきました。急性期病院勤務ならではの、オペや解剖に対する考え方を交えての講義はあっという間に1時間が経ってしまいました。研修終了後の質疑応答では、多くの参加者から質問が聞かれましたが、どの返答に対しても臨床での経験談やエビデンスを交え、適格なアドバイスをされていました。
まさに、本研修の目的であった、明日への治療に生かす講義になっていたと感じました。
「膝関節疾患と転倒」に関する事例検討会をWeb上にて開催致しました。
今回は3年目~5年目を中心とした参加者11名にて開催できました。
変形性膝関節症に対する保存療法の考え方と、転倒に対する考え方は院内と在宅でどのように異なるのかについて、実際の症例に即して、参加者全員で検討しました。最後には発表者から、最近のエビデンスを提示し、それぞれの検討課題に対するまとめを行いました。他者とディスカッションすることで、多様な考え方を学ぶことができました。
今年度に入職した職員を対象に新人フォローアップ研修を開催しました。今年度はオンラインで実施したことで、関東・東北・北海道ブロック合同で実施できました。
研修は社会人基礎力をテーマに、仕事に対するモチベーション向上と日常業務への落とし込みを目的とした内容でした。
他施設職員との意見交換では活発なやり取りがあり、またチューターとして入った経験ある職員からのアドバイスもありました。
参加者からは、「悩んでいるのが自分だけでないことが分かった」「来年もこのような機会が欲しい」という意見が出ていました。
来年度も、より良い研修となるように企画していきます。
内部障害に関する事例検討会をWeb上にて開催致しました。
今回は3年目~5年目を中心とした参加者19名にて開催しております。
「間質性肺炎に対しての急性期呼吸理学療法」と「慢性心不全に対しての生活期の理学療法」の2症例の提示のもと、ディスカッションが行われました。
リスクも高く、また運動処方に関してもガイドライン上の禁忌や適応との照合が難しい症例の提示となっており、より専門性の高い議論ができたのではないでしょうか。
脳血管障害患者に関する事例検討会をWeb上にて開催致しました。
今回は、参加者対象を中堅層に絞り、中堅層の育成を目的に開催しております。
提示された症例は、急性期~回復期の要素を含み、かつ今後の生活期に向けた課題に関しても考えていかなければならない症例であったため、各病期に渡る視点をもって学ぶことができたかと思います。
Web上ではありますが各グループに分かれて少人数でディスカッションすることで、より濃い意見交換が行われたのではないでしょうか。
また今年度は、COVID19
の影響にて集合研修が難しく、他施設のスタッフと意見交換をする場もなかなか設けることができなかったと思います。そのため、このような機会は非常有益だったのではないでしょうか。
IMSリハ部門では今年度のこの厳しい状況を考慮し、例年よりも数を増やして相談会・説明会を行っています。そして、3密を避ける工夫の実践やWEB面談など、安心安全な環境で皆さんをお迎えしております。
2021年度入職予定の皆さん、今年度は大変だと思いますが一緒に乗り切りませんか?
参加した皆さんからは「少し不安がなくなった」「前向きになることができた」などのご感想もいただいています。こんな相談しても大丈夫かな?と思わずにぜひ一度ご参加ください!
池袋で実施されている就職相談会の様子
8月に行われた合同就職説明会の様子
令和2年1月31日と2月5日に情報管理をテーマに取り上げ研修を実施しました。(両日同内容の研修)
個人情報を管理する上での注意点についての講義があり、実際に医療の現場で起こった事例とその対処方法について講師よりお話しいただきました。
情報が漏えいした際にどのような影響がでるのかを知る機会となり、部署を管理する上で重要となる点について学ぶことができました。
終末期作業療法の基礎というテーマで、講習会が行われました。OT会で初めて終末期をテーマに取り上げましたが関東中心に仙台からも参加者がおり、注目の高さが伺えました。
終末期とはどういう時期なのか、終末期の作業療法として対象者に接する際のコミュニケーションスキルや心持ちなど基礎的な内容を話し合い、作業療法でスピリチュアルケアを実践することの重要性を、症例を通じて共有しました。また、グループワークでは終末期の作業療法の現状と課題について話し合い、参加者からは日々の臨床での悩みが共有され、多くのセラピストが悩みを抱えながら頑張っている現状が浮かび上がりました。
終末期に関わる際の悩みを共有できるシステムを考えていくことや、本講習で紹介された関わり方を実践したいという前向きな意見も多く聞かれ、今後も継続して学びを深めていく必要性が共有された機会となりました。
家屋評価・住宅改修に重点を置き、実際の症例をもとにグループワークにて必要な住宅改修・サービス・福祉用具の選定などの検討を行いました。
回復期、維持期はもちろんの事、急性期においても地域医療構想により回復期や老人保健施設など中間施設を介さずに自宅に帰る患者さんが増えてきています。急性期領域からの参加者も多く、必要性が高まっているのではないかと思います。
参加者からも具体的なイメージがついたなどといった意見や、色々な視点やアイデアをいかに患者さんの生活に即して組み込んでいくのかという難しさを感じたなどといった意見も聞かれました。
リハ人事部からのお知らせです。
ただいま、これまでご覧いただいていたリハ部門ホームページのリニューアルに向けて、鋭意作成中です。
写真はホームページに載せるための撮影会の様子です。板橋にある「クローバーのさと」のとても広くてきれいな訓練室をお借りしました。
モデルさんは実際に現場で頑張っているリハスタッフ。また、カメラマンさんたち以外はイムスのスタッフが協力して行っています。モデルの構図、インタビューなどについて、考え、準備し、皆さんにたくさん見ていただけるような内容になっています(の、はずです)。
撮影にご協力いただいたモデルスタッフの皆さん、長い時間ありがとうございました。
4月以降のアップを目指します!おたのしみに!
臨床支援研修会(脳血管疾患)の第3弾が開催されました。今回のテーマは立位~歩行にかけてのアプローチとなっており、前回の研修から続いて参加したスタッフも継続して研修に参加している姿が伺えました。
臨床支援の講義の特徴としては、それぞれの講義で実技の時間が多く確保されており、講師から多くの時間、直接実技指導を受けることができます。
経験豊富な講師より直接的に実技の指導が行われる事によって、受講者の満足度も高かったかと思います。是非、現場に戻っても実践してみて自己で身に着けていって頂ければと思います。
今回の研修では心不全の患者様のリハビリテーションに関しての講義とグループディスカッションを行いました。
講義に関しては心不全の病態の把握に加えて、医学的検査所見の見方、離床判断の目安や生活指導に至るまで介入に必要な基礎知識を症例を交えて具体的に学べる内容となっていました。
グループディスカッションでは、経験豊富なスタッフがチューターとなり1グループ6~7名でディスカッションが行われました。離床判断、運動処方、患者教育、退院後の管理方法など入院から退院後の生活にかけて各セラピストがアセスメントを行い、積極的に意見交換を行っていました。他施設の各病期のスタッフと症例を通して話すことで、知見が広がり、明日からの臨床へのモチベーションがあがったとの意見も頂いています。
管理者育成研修の目標管理研修の3回目が行われました。
講師は以前イムスグループに在籍されていた先生をお招きし、目標にコミットするマネジメントというテーマで実施しました。
目標設定においてどのような工夫をすれば各職員が目標にコミットするかをお話しいただき、普段の業務の中では触れることの少ない内容を学ぶことができたため、参加者も興味深く受講されていました。
「患者さん、利用者さん、家族との接し方:STに求められるコミュニケーションスキル」研修を開催しました。公認心理師による社会心理学をベースにしたコミュニケーションとソーシャルスキルトレーニング(SST)に関する講義、よく見かけるリアルな情景を思い浮かべながら取り組むワークを行いました。活発な質疑応答も行われ、大盛況でした。参加者からは「思い描いた情景について、捉え方を変えると別の意味を持つ感じがした。」、「明日からの臨床に活かせそう!仕事関係に限らず生かしていきたいです!」とコミュニケーション場面を分析する方法や考え方、社会心理学的な知見の訓練への応用を参加者全員で学ぶことができました。
8月の研修会(前編)に引き続き講師2名が担当となり、姿勢に関する定義、力学的視点による姿勢観察、姿勢観察から展開する複数のアプローチ(コンディショニング、ROM改善、筋力強化)方法について研修を行いました。
「姿勢」からの理学療法展開は、「左右非対称は悪であり、姿勢は真っ直ぐあるべき」などといった、実際の患者像とはかけ離れたセラピストの思い込みで行われがちです。そのため、臨床現場においてはセラピストの介入により、動作を構築すべきところを返って運動制限を生じさせていることも多いのではないでしょうか。本研修では、実技を通じて、姿勢が変化し動作に影響することを確認しました。
「姿勢」は不確定要素が多くまだ根拠の確立していない領域です。だからと言ってセラピストの専門性故、無視してよい領域ではありません。講師と参加者の間でさえも認識を共有することが難しい部分がありましたが、本研修で知り得た知見を各自アレンジして臨床で活用し、その経験を蓄積して再共有出来れば良いと感じました。
12/1恒例となりました精神領域で活躍するスタッフからの事例検討会が行われました。対象の5施設から40人近くの参加があり、精神領域の作業療法士だけでなく様々な分野からの質問や意見を聞くことが出来ました。
また、この事例検討会の特徴的なところとして、発表後に各発表に対してのグループワークがあり、小グループに分かれることで一人一人の意見を直接聞くことができます。今後も成果だけでなく悩みなども共有できる、IMSの横のつながりを生かした会が開催できればと思います。
年に一度の外部講師研修会、今年度は東京工科大学、友利幸之介先生をお招きして「ADOCによる目標設定とエビデンスに基づく作業療法の実践」というテーマで講義いただきました。
当日は①作業に焦点を当てた実践(OBP)の変遷②トップダウンアプローチ③ADOCの紹介④エビデンスに基づく実践の4部に分けてお話しいただきました。学問的お話から、実際の症例に対する介入まで幅広い範囲で講義を頂き、OBP・トップダウンアプローチに対する理解が深まりました。患者様・利用者様と面接をして、その方はどのような人生を送ってきたのかお聞きすることにより、何が大切な作業なのか何が意味のある作業なのかを共有し、一緒に作業に関わることが出来る作業療法士の魅力を再認識することが出来ました。
次回12/1には、こちらも年に1回の大イベント、精神科領域の事例検討会が開催されます。
11月3日、東北ブロック技術支援企画を開催し、IMS東北ブロック5施設から21名が参加しました。今回は、「PTの治療概念と実際」をテーマに形態構築アプローチの考え方について、実技を交えて講義していただきました。
実技では、デモンストレーションの後、参加者自身での介入前後の変化に驚きの声が上がり、楽しく受講できたという感想が多く聞かれました。PT向けの内容ではありましたが、参加したOT職員からは、「PTの治療の考え方が理解できると、連続したアプローチをOTでも取り組めるのではと思いました。」との声が聞かれ、チームとしての成果も期待できる会となりました。
東北ブロックでは今年度、「姿勢」をテーマとした技術支援企画を全3回で計画しており、次回は3月に開催予定です。
本研修会では、大腿骨近位部骨折の画像診断、検査データとリハビリ、段差昇降に対するグループワークと実技指導、急性期のリハビリ(貴重な手術動画あり)、回復期のリハビリ、生活期のリハビリの6つのパートから構成されました。
今年度のPT会の方針である、「病期にわたる視点を持つこと」を目的に、各病期における理学療法の進め方を具体例を挙げて説明されていました。
普段関わることのない病期の理学療法を学ぶことによって、アプローチやリスク管理、考え方の幅が広がることを実感できた研修会になりました。
10月21日、今年度のリハビリテーション部門新卒入職者を対象としたフォローアップ研修を開催しました。社会人基礎力の向上をテーマに自己理解、課題解決、目標管理の内容の講義、個人ワーク、参加者同士のグループワークを織り交ぜなら自身の長所や課題に焦点をあてながら進めていきました。
参加者の感想より「周りの意見がたくさん聞けて、明日から頑張ろうと思えました。」「目標をもって業務に取り組みたいと思います。」などが聞かれ、明日の成長につながる有意義な研修になったのではないでしょうか。
10月16日、認知症研修会を開催し、IMS東北ブロック5施設から20名の参加がありました。今回は、参加した各施設より実際の取り組みを紹介したうえで、ある一つの事例についてグループで検討会をしました。
認知症の評価は普段のかかわりの中で「なんとなく」行ってしまい、その対応も「何が正しいという答えは無いが…」というように曖昧になってしまいがちです。しかし、評価のポイントを押さえ、出ている症状をしっかり説明すること、そしてどんな環境であればその人の能力を発揮できるのかという解決の具体策までを考えることが出来なければなりません。グループワークでは短い時間ながらも、それぞれが意見を出し合い、ロジカルに認知症を読み解くことが出来たのではないかと思います。
東北ブロックでは、日々の学習を対象者に広く還元できるよう、施設間交流を含めた研修会を今後も企画してまいります。
臨床支援研修会(脳血管疾患)の第2弾が開催されました。
今回のテーマは臥位からのアプローチ。前回の研修から続いて参加したスタッフも多くみられました。
研修は、急性期における臥位でのアプローチ、臥位で行う下肢のアプローチ、形態から考える臥位でのアプローチの3つのパートに分かれて講義が行われました。
それぞれの講義では、実技の時間が多く確保され、講師から直接、実技指導を受けることができました。
臥位で治療を行うメリット/デメリットを踏まえた上で、効果的なアプローチを行うために、ベテラン理学療法士がどこを評価し、どのようにアプローチに繋げているのかを学ぶことができ、とても有意義な研修となりました。
9月25日、実務指導者育成企画を開催し、IMS東北ブロック6施設から31名の参加がありました。
「指定規則改正および診療参加型実習を知る!」をテーマに、仙台医健・スポーツ&こども専門学校の片岡洋樹先生にご講義をいただきました。
次年度の臨床実習に関する指定規則改正に向けて、各都道府県において、5年目以上業務に従事した者を受講要件とした、実習指導者研修が開催されております。しかし、学生や新入職員の指導に関わる4年目までの若手セラピストの受講はできません。
本研修では、指定規則改正の背景と具体的な内容、推奨されている診療参加型実習の考え方について、わかりやすく説明していただけました。
参加した職員が教育・指導に関する最近の流れを知り、所属施設のより良い教育体制を構築していくことで最終的に対象者の利益に繋がることを期待しています。
ST会主催 2019年度神奈川地区第2回スキルアップスクールを開催しました。
内容はNSTに関連し「経腸栄養剤の種類と選択」「経腸栄養・静脈栄養法の管理」というテーマで行いました。
ネスレの方からの講義と試食、お勧めの栄養補助食品なども聞け、今後の臨床に活かせる内容でした。
8月18日、東北ブロック技術支援企画を開催し、IMS東北ブロック5施設から19名が参加しました。
今回は、「起き上がり・座位への介入」をテーマに、クリニカルリーズニングの紹介、運動発達過程から動作を捉える方法や健常者での動作評価・介入などを学びました。
起き上がりや座位は職種を問わずに関わる内容でありながら、研修としてはあまり馴染みのないテーマでしたが、参加者からは実際の症例を用いたグループワークや実技が分かりやすかったと好評でした。本会を通して、参加者の臨床の幅が広がることで対象者の利益に繋がることを期待しています。
東北ブロックでは今年度、「姿勢」をテーマとした技術支援企画を全3回で計画しております。
9月4日に目標管理研修(2回目)を、テーマ「目標を達成するために必要な基本スタンス、問題解決」で開催しました。
講義では「目標達成のために必要となる組織のビジョンについて」を課題としました。また、より大きな問題に直面した時にどのようにして解決するのかを順序を追いながら説明し、問題を引き起こしている原因について洗い出しを行うワークなども実施しました。
後半のグループワークでは自施設の業務実績を元に問題点を抽出し、解決策についてグループの中で検討する課題を行いました。
STスキルアップスクール「NSTについて」第1回は栄養管理における基礎的な部分となる「消化器解剖・生理」、「栄養素の生化学・代謝」、「水分・電解質代謝」、「栄養障害の病態生理」について講義を行いました。
アンケート結果より内容はやや難しかったとの意見が多くありました。
すぐに明日からの臨床に生かすには難しい内容でもあった為、第2回(9月)の勉強会では事例など踏まえながら実施できたらと考えています。
「嚥下造影検査(VF)による評価、および訓練へ生かしていくポイント等について、症例を通して検討する」というテーマで、昨年度実施したスキルアップスクールの内容をブラッシュアップして開催しました。
VFを実施していない施設もあるため、臨床場面での評価ポイント等についても解説があり、有意義な会となりました。
OT会研修会で昨年度実施の基礎講習会に続き「認知症事例検討会」を開催しました。
昨年の講習会で学んだ知識を活かし、それぞれが各施設にて実践した事例を3名のセラピストが発表し、参加者で実践事例の共有を行いました。その後昨年も実施して好評だったグループに分かれて、日々の臨床での悩み・困りごとのグループワークを実施しました。各グループ役職者クラスのベテランから、新人さんまで幅広い経験年数で構成されたメンバーの中、様々な意見・アドバイスをもらい大変充実したグループワークとなりました。
次回は年一回の大イベント、外部講師研修会です。本年度は東京工科大学准教授、友利幸之介先生をお招きして、ADOCによる目標設定についてお話しいただきます。
本研修では、文京学院大学の教授望月久先生にお越しいただき、クリニカルリーズニングに繋がるバランスの解釈の仕方についてご講義を頂きました。
今回はセラピスト97名が参加しました。
理学療法の主目的となる生活動作の改善において、「バランス」は必要不可欠であり、全病期に通じて重要です。しかし「バランス」は一般的ですが、故に抽象的に捉えられやすく、セラピスト個人の感覚に依拠しやすい。臨床現場で理学療法士が科学的に「バランス」を扱えているかは甚だ疑問です。
本研修では、研究データに基づき「バランス」を理解すること、臨床現場で「バランス」に対して評価し介入することの2つに重点を置いて講義を行っていただきました。本研修には理学療法士だけでなく作業療法士も参加し、現場における「バランス」と「クリニカルリーズニング」の必要性も感じることが出来ました。
本研修で知り得た臨床展開を参考に、他分野においてもセラピストが展開していけることを期待しています。
8月23日金曜日の業務後に応急処置・テーピング研修会に22名が参加ました。10月のIMS大運動会で設置されるフィジカルサポートブースに向けて、基本的なRICE処置、足関節のテーピングを学びました。
アイシングの実習では、アイスパックの作成方法を行い、実際20分のアイシングを経験しました。また足関節の固定テープをペアに分かれ行いました。
今回の研修会を学んだ受講生がフィジカルサポートブースで活躍して頂ければと思います。
今回の研修では「嚥下内視鏡検査(VE)による評価、および訓練へ生かしていくポイント等について、症例を通して検討する」というテーマで、昨年度神奈川地区にて実施したスキルアップスクールの内容をブラッシュアップして開催しました。
実際の動画を見ながら、問題点の抽出・プログラム立案まで、グループワークにて実施、発表し共有することが出来ました。
今回の研修では心筋梗塞の患者様のリハビリテーションに関しての講義とグループディスカッションを行いました。
講義に関しては急性心筋梗塞の病態の把握に加えて、医学的検査データの見方、離床判断の目安や生活指導に至るまで介入に必要な基礎知識を学べる内容となっていました。
グループディスカッションでは、経験豊富なスタッフがチューターとなり1グループ7名でディスカッションが行われました。離床判断、運動処方、目標設定、患者教育など入院から退院後の生活にかけて各セラピストがアセスメントを行い、積極的に意見交換を行っていました。
他施設のスタッフと症例を通して話すことで、知見が広がり、明日からの臨床へのモチベーションがあがったとの意見も頂いています。
本研修では、講師2名が、姿勢に関する定義、力学的視点による姿勢観察、姿勢観察から展開する複数のアプローチ(コンディショニング、ROM改善、筋力強化)方法について、実技を交えながら提示しました。
「姿勢」からの理学療法展開は臨床的に多用されていますが、評価結果を数値化しづらいが故にエビデンスの確立に至らず、座学だけでは理解し辛くなっています。
また、臨床現場において姿勢評価はセラピスト個人の感覚に依拠することが多く、「姿勢」が良いか悪いかの量的評価になり、質的な評価に至らないため、評価そのものが形骸化しやすくなっています。
本研修では、講師それぞれの姿勢の捉え方やアプローチ方法を説明し、実技を通じて理解して頂くことに主眼をおきました。
本研修で知り得た「姿勢」からの展開を参加者個人がアレンジし、日々の臨床で活用できるのではないかと感じています。
OT会研修会では初の「福祉用具・シーティングの基礎」を開催し、当日は1年目~11年目までのOTが参加しました。
通常の研修会に比較して、中堅層の参加が比較的多い研修会となりました。シーティングに関する講義のあと、実際に車いすへの乗車や座面・背張等簡単な調整など実技を行いました。
皆さん熱心に車いすの調整を実践していました。本日参加の皆さんの施設・病院では明日から不良姿勢の患者様・利用者様がきっといなくなる研修会となりました。
次回は9月に「認知症事例検討」を開催予定です。
7月23日、東北ブロックリハビリ研修会を開催し、IMS東北ブロック7施設から31名が参加しました。
今回は「地域包括ケアシステム」をテーマに、システムの概要やリハビリテーション専門職としてできることについて、具体的事例を通して学びました。
グループワークでは地域ケア会議を想定した「決められた時間で結論を出す」といったところも意識しながら、短時間でぎゅっと中身の濃い討論が出来たのはとても良かったのではないかと思います。普段病院で勤務しているスタッフは馴染みのない分野でもありましたが、「地域の中の一つとして病院が存在していること」を確認し、視野が広がったのではないでしょうか。
東北ブロックでは、技術研修はもちろん、グループメリットを生かした施設連携、地域のネットワークといった内容も盛り込んだ研修を今後も進めていきたいと考えております。
管理者育成研修がスタートし、7月4日に第1回目の研修を開催しました。今年度はテーマを『目標管理』とし年度内全3回のコースとなっています。
1回目では目標管理の方法とデータ分析について講義を行い、グループワークではあるデータを基に目標管理方法を考える課題を実施しました。
個々で考えた管理方法についてグループ内で共有し、最後にグループごとの発表を行った。この研修を通じ、データに基づいた目標管理方法について学んでいただくことができました。
7月28日にPT会主催の脳血管疾患の研修会がイムス横浜看護専門学校にて開催されました。
台風接近中ではありましたが、当日は台風の影響もなく無事に開催する事ができました。
参加者は20名と少数ではありましたが、その反面、グループディスカッションを通して、臨床の第一線で活躍している各施設の先輩セラピストと多くの意見交換ができたのではないでしょうか。
また、急性期~生活期に至る幅広い病期に対応した内容となっており、臨床においてもそれを意識する事で予後予測を意識した介入が行えるのではないかと思います。是非、明日からの臨床に活かして頂ければと思います。
令和最初の言語聴覚士研修会は、「口腔顔面の触診から治療の実践」をテーマに、実技形式の研修会を開催しました。口腔顔面の解剖から触診の方法、実際の介入へとつなげるためのノウハウについて、120名のSTの皆さんと一緒に学びました。実技形式の研修では、若手からベテランまで経験年数に関係なく、真剣にそして時々笑いもありながら、楽しく学ぶことができました。今回の研修で得たスキルを明日の臨床で活用したいと思います。
7月6日、北海道ブロックリハビリ研修会を開催し、北海度ブロック4施設より64名が参加しました。
今回は「頭とフィジカルアセスメントで紐解くリスク管理」をテーマに基礎知識から臨床に活用できる知識まで幅広く学習することができました。
リハビリテーションを実施する上では「リスク管理」は重要であり、どの病期でも活用のできるテーマでもある事から、とても積極的に研修会に参加するスタッフが多く、研修会修了後も講師への質問が後を絶ちませんでした。
北海道ブロックでは今後も年1回の頻度で外部講師を招いて研修会を実施していく予定です。
研修会で得た知識を実際の臨床場面で活用し、患者様へのリハビリテーションへと活かしていきたいと思います。
急性期における座位の獲得、上肢から考える座位へのアプローチ、形態から考える座位へのアプローチの3つのパートに分かれて講義が行われました。
それぞれの講義では、実技の時間が多く確保され、講師から直接、実技指導を受けることができました。また、実際の患者様に理学療法を実施するデモンストレーション動画を拝見することができ、座学だけでは伝わらない理学療法士と患者様のやりとり、反応のとらえ方を学ぶこともできました。
ベテラン理学療法士の熟練した技や考え方に触れることができ、明日からの臨床に大きな手掛かりを見出せた参加者も多くいたのではないでしょうか。
毎年行われるIMSリハビリテーション学会の質向上を目標に、昨年度より12名の研究強化チームが発足し、今回は研究強化チームによる初めての講習会となり、今後学会発表を予定している者など研究に興味があるセラピスト27名が参加しました。
内容としては『研究の進め方』をテーマに、臨床研究における座学とワーク中心に実施し、具体的には、症例報告のポイントと実際の報告事例、調査研究(傾向調査・予後予測など)、基礎研究(健常人研究・動作分析など)、質的研究(アンケート・インタビューを用いた研究など)について解説されました。講師が行った研究内容の提示もあり、実際にイメージしやすい内容でした。
午後は6グループに分け、グループ毎に参加者が事前に作成した研究計画書をブラシュアップさせるワークや自分の研究計画書を実際に作成するワークを行いました。
今後もIMSリハビリテーション部門の学術活動を支援する活動を継続していく予定です。
昨年度の研修会で実施した「OBPの基礎」をもとに、本年度は事例検討会を実施致しました。今回の研修はグループワークを中心に、日々関わっている患者様について、より深く考えました。
最初に講師より事例紹介が行なわれ、その後3グループにわかれ、事前に準備してきていただいた事例を代表者2名に提示して頂き検討を行いました。積極的な意見交換が行われ、日々の業務ではなかなか考えることのできない細部まで検討できた様子でした。
今回はPT1名の方の参加もあり、PTの視点も交えた検討が行なえました。明日からの臨床で、作業をより意識して患者様に関われる研修会になりました。
次回は、8月に「福祉用具の基礎」を実施予定です。
卒前教育ではあまり教わる事がない医療機器を扱う際の注意点や、全身状態の把握のためのフィジカルアセスメントに関しての研修が行われました。
具体的には午前中は座学で生体反応、バイタルサイン、医療機器管理に関して学び、午後は4つのグループに分かれてローテーションにて呼吸・循環・消化器・浮腫に関しての実技を行っています。
今回は、4月入職した新人のスタッフの参加が大半を占めており、この研修会を通してより早く臨床で活躍できればと思います。研修会で得た知識や技術を、臨床に持ち帰って頂き、患者様の今後の治療に活かして頂ければと思います。
みなさんOBP(Occupation Based
practice)をご存知でしょうか?作業を基盤とした実践と言われ、クライエント(患者様)の大切な作業に焦点を当てて、OTの専門性を発揮、共に生活を良くする関わりです。
今回の講習は、グループ内でも特にOBPの実践に力を入れている、イムス板橋リハビリテーション病院のスタッフを講師に研修会を行いました。参加者41名、新人からベテラン、OBPを知っている人・知らない人、みんなでOBPの基礎から実際の臨床での関わりまで勉強しました。後半は参加者が日ごろ接している患者様をモデルに、OBPの視点でグループディスカッションを実施、積極的な意見交換を行う事が出来ました。
今回の研修会を通じ、作業療法の魅力を再確認した、とても楽しく・有意義な研修会となりました。参加者全員、明日からの臨床で「OBPを実践するぞー」と固く心に誓う研修会でした。次回は3月に「高次脳機能障害の基礎」を実施予定です。
管理者育成研修の一環で労務管理をテーマとした研修を実施しました。
リハビリテーション部門としては初めてのテーマであり、多くの施設から技士長、役職者が参加される中、労働法、勤怠管理、労働安全衛生についての講義と、後半のグループワークを実施しました。
今回は北海道/東北ブロックへのWeb配信を行い、配信先にも発表をして頂くなど、大変有意義な情報交換ができました。
1月12日に第4回目の心臓リハビリテーション講習会が板橋中央看護専門学校にて開催されました。
今回は、虚血性心疾患、心不全の患者様へのリハビリテーションを題材に、実際の症例をもとに基礎知識から、より専門的なところまで踏み込んだ内容でした。
心筋梗塞の12誘導心電図の見方や、重症度の高い心不全のリハビリテーションなど、普段、実臨床で経験する機会が少ないスタッフには新鮮であり、少し難易度が高かったかもしれません。是非講義の内容を自分自身でブラッシュアップして頂き臨床に活かして頂ければと思います。
今年度のリーダーシップ研修3回目が開催された。
全3回のセットで行った研修も最終回となった。講義内容はコーチングをテーマとし、後輩指導の実践的な方法について学んだ。
ディスカッションでは指導する上での問題点を提起し、解決方法について議論した。他の施設の工夫している点や効果的な方法について情報交換され、明日から現場で使える内容の研修となった。
11月11日に精神部門の事例検討会を鶴川サナトリウム病院にて開催し、精神部門がある5施設からOT33名が参加しました。
前半は各施設一人ずつ事例発表をしました。発表者より緊張したとの声もありましたが、各施設の特徴や臨床場面について知れる興味深い内容ばかりでした。
後半は6~7人の5グループに分かれてディスカッションを行いました。ディスカッションでは各事例に対しての様々な意見が出ており、時間一杯話し合いが続きました。
アンケートでも有意義だったとの意見が多く、充実した事例検討会となりました。
今年度、3回目の心臓リハビリテーション講習会が開催されました。
今回は運動処方の指標となる、心肺運動負荷試験(CPX)を講義と実際に検査機器を使用し実技形式で実施しています。CPXの講義に関しては、リハビリスタッフが行っている講習会は少なく、リハビリ視点での貴重な講義になったかと思います。少しとっつきにくい印象で理解が難しいと捉えるスタッフが多いCPXですが、実際に変動するデータを講師が、実況形式で解説していくため、非常に理解しやすい内容であったと思います。次回の講習会は心筋梗塞、心不全に関しての講義になります。
11月18日にイムス横浜国際看護専門学校にて外部講師をお招きした、「スプリントの基礎」を開催しました。
講師は北里大学病院リハビリテーション部、作業療法士、佐々木秀一先生をお招きし、41名のOTが参加、座学と実技で充実した研修になりました。
座学では、スプリントに対する基礎的な知識、臨床場面での使用例を、実技では短対立装具と日本でただ一人先生しか作成することの出来ない母指CM関節症スプリントを先生のデモンストレーションの後に実際に作成致しました。
はじめてスプリントを作成するセラピストもおり悪戦苦闘しつつも先生のご指導もあり何とか全員作成することが出来ました(若干材料が足りなくなりましたが)。
今回の研修で学んだことを活かし、臨床場面で積極的にスプリント作成を行なっていければと思います。
次回は2月に「OBPの基礎」を実施予定です。
●STの臨床に必要な姿勢分析と触診
7月8日、クローバーのさとにて、講師に石田 匡章(一般社団法人ASRIN)さんを招き開催しました。頭頸部・顔面・胸郭・姿勢分析などSTの臨床に必要な姿勢分析と触診の実技演習を行いました。触診時の体の使い方、胸鎖乳突筋、咬筋、舌骨、甲状軟骨、輪状軟骨、僧帽筋、棘上筋などの触診を講義と実技を通して確認することができました。(参加者数65名)
●摂食嚥下障害におけるリスク管理と評価の実際
6月10日、嚥下内視鏡検査(VE)による評価、および訓練へ生かしていくポイント等について、症例を通して検討するというテーマで開催。実際のVE動画を使用した兵頭スコアによる評価体験、
およびグループワークを中心に実施しました。(参加者数30名)
9月2日、嚥下造影検査(VF)による評価、および訓練へ生かしていくポイント等について、症例を通して検討するというテーマで開催。実際のVE動画を見ながら、解剖~評価ポイント等の解説、評価レポートの紹介等を実施しました。(参加者数15名)
●NST関連 8月18日
、9月22日に開催。1回目はNSTにおける基礎的な事、2回目は臨床にも活用できる内容で行いました。またネスレの方にも講演を行って頂き、補助食品の物性や新しい栄養補助食品に関して研究内容も含めお伝えして頂きました。また、参加者で試食を行い他施設との情報交換も行う事が出来ました。(参加者両日合わせて36名)
今年度入職した新人を対象にハイライフ板橋にてフォローアップ研修会を実施し、10/31は183名、11/14は173名が参加した。研修では①自己分析②コミュニケーション③業務整理④仕事の楽しみ方の講義を行った。講義の中で他施設の同期職員とディスカッションし、自身の業務について振り返りを行うことができた。「みんな同じ悩みを持っていた」や「仕事を楽しむためには自分の考え方や取り組み方を変えていく必要がある」などの感想があり、明日からの業務に講義で学んだことを生かすことができる研修会となった。
10月20日にOT会主催研修会を板橋中央看護専門学校にて開催しました。
テーマは「自動車運転支援」。当日は1~9年目のOT30名が研修会に参加し、座学だけでなく実際の検査・機器にも触れ、学習しました。
座学では、昨今の自動車運転にまつわる社会情勢、医療者として貢献できることを始め、実際の事例をもとにした支援方法まで学ぶことができました。各施設で運転支援を進めるにあたっては、医師との協業に加えて、教習所や免許センターなど、多機関との連携の必要性を知ることができました。
また、実車を用いた評価・介入が難しい場合、シルバーカーなど、模擬的に運転を経験できる機器なども駆使しながら支援している実情を知り、特定の物品がない中でも各施設で情報を共有しながら進めていける発展性が見えました。
研修会で学んだこと全てが、明日からの臨床に活かせる充実した研修会となりました。今後も現場のニーズを取り入れた研修を進めて行きます。
10月18日(木) 管理者育成研修のリーダーシップコースの2回目が開催されました。講師として、東京工科大学作業療法学科の澤田辰徳先生をお招きし、リーダーシップについて講演していただきました。
後半のグループワークでは1回目研修のワークで参加者それぞれが立案した部署の問題に対する解決策について取り組んだ結果を報告し、よりリーダーシップを発揮するためにどうしたら良いかを意見交換をしました。参加者はよりリーダーを意識するきっかけとなり大変貴重な研修となりました。
10/7(日)晴天の中、IMS大運動会が開催されました。
リハビリテーション部門はフィジカルサポートブースを設置し、怪我の予防のためのテーピングや運動療法の実施、怪我をしてしまった時の応急処置を救護所と協同して実施しております。
ブースではベテランのセラピストから未経験者までが参加しており、臨床とはまた一味違う現場ならではの雰囲気を感じながら技術を研鑽しております。未経験のセラピストでも2~3人一組で対応するため安心して対応できますし、その介入方法についてすぐに指導を受けることもできます。
この経験を普段の臨床に盛り込んで更なる活躍をしていきましょう!!
皆さま、お疲れ様でした!!
今年度からST会においてもスキルアップスクールが開始され、両日合わせて35名の参加がありました。
東京エリアでは2回にわたりNST関連についてNST療法士による研修会を、埼玉みさと総合リハビリテーション病院にて開催しました。
2回目は㈱ネスレ日本の担当者からのお話や新しい栄養補助食品の試食、情報交換もでき有意義な時間を過ごすことができました。勉強会開催後のアンケートでは「NSTにもっと深く関わりたい」「今回の知識を今後のリハビリにつなげられるような勉強会を開催してほしい」等の意見が挙がりました。来年度は神奈川エリアで実施していく予定となっております。
9月15日 本年度、第1回目のOT研修会を板橋中央看護専門学校にて開催しました。
テーマは「認知症の評価と治療」。当日は1~9年目のOT36名PT1名が研修会に参加し、座学とグループワークを実施しました。
座学では、認知症という疾患の基礎知識から、実際の現場でどのようにクライエントを評価し訓練につなげているか事例を通して学びました。後半は8~10人のグループ4グループに分かれ、各グループに認知症クライアント対応の経験豊富なコーディネーターがはいり、日々の臨床での悩み等のディスカッションを行いました。グループワーク後半は積極的な意見交換が行われ、時間ぎりぎりまで熱い話し合いが続きました。
研修会で学んだこと全てが、明日からの臨床に活かせる充実した研修会となりました。来月は「自動車運転評価」について実施予定です。
8/29(水)に管理者育成研修としてリーダーシップをテーマに研修会を開催しました。 年度内で全3回を予定しており、1回目を開催しました。講義では「目標を達成するための組織づくり」というテーマで組織をつくる中でリーダーとしての認識をより高めるような内容で行われました。 後半ではグループワークを実施しました。それぞれの施設の部署目標の中で難渋すると思われるものを挙げ、その要因について発表し、参加者同士で解決に向けての案を出し合うような形でワークを行いました。活発に意見交換がされており、参加者も有意義な時間となったと思われます。
6月30日、8月25日に心臓リハビリテーション講習会が板橋中央看護専門学校にて開催されました。 今回は心臓の解剖生理、医学的検査データの見方等の講義となっており、関東エリアの病院・施設より合計約100名の方が参加されています。開催後のアンケートからも、より臨床に生かせる内容であったとの声も多く届いており、自施設でのリハビリテーションに知識を応用し活用できればと思います。 今年で3年目に突入した心臓リハビリテーション講習会ですが、今年度は、心肺運動負荷試験の実技を予定する等、よりブラシュアップして臨床を支援していければと思っています。
2018.8.13 大井町きゅりあんホールにてIMSグループ就職説明会を開催いたしました。夏休み中にもかかわらず、150人以上の方の参加がありました!参加された方より、相談コーナーで個別で話を聞いてもらう事が出来た、各ブースにて施設の魅力が詳しく理解できた、などの感想をいただきました。たくさんのご参加、本当にありがとうございました。 今後もリアルな情報が個別で聞ける相談会を予定しております。ぜひ、ご参加ください!
昨年度から更にブラッシュアップされた技術支援コース(心リハ)を6/3(土)に開催しました。
今年度から「Basic course」「Advance course」の2コースに分け、今回は「Basic course-心臓リハビリテーション導入-」を開催しました。
講師は、心臓リハビリテーション指導士の資格を有し、現場の第一線で活躍するスタッフに限定しております。関東エリアの病院・施設から92名の方々が参加され、心臓の解剖・生理、運動生理、CPXについて学びました。
参加された方々には、自施設に戻り、それぞれの機能に知識を応用し、活躍することを切望致します。
次回は8/19(土)に検査所見とアセスメントについてです!
今回参加された方々、是非次回も参加し、心臓リハビリテーションについての理解を深めましょう!
今年度よりグループリハビリ職員を対象とした技術支援コース(心リハ)を開催しており 3/18(土)の第4回をもちまして2016年度は終了となりました。
心リハに興味のあるスタッフは多く、延べ参加者数は308名となりました。お疲れ様でした。
このコースに参加した職員の方々が自施設の機能に合わせて得た知識・技術を変化させ臨床現場でより一層活躍することを期待しています。
2017年度は今年度の経験を活かし、「Basic course」「Advance course」の2コースに分けて開催する予定です。
また各コース終了者は修了証を発行する予定です。
開催日に関しては可能な限り早めに配信したいと思いますので、リハ部門の皆さま、是非ご参加ください!
若手作業療法士育成の一環として、イムス板橋リハビリテーション病院にて1~3年目の作業療法士を対象とした勉強会を開催しました。長く認知症に携わっておられる お花茶屋ロイヤルケアセンターの作業療法士 小林さんに基礎から応用まで詳しく講義して頂き、50名を超えるセラピストが参加しました。小林さんのコーディネイトで相模原ロイヤルケアセンターの佐々木さんより「生活機能回復訓練を用いた認知症患者へのアプローチの成果」、板橋ロイヤルケアセンターの太田さんにも「認知症専門病棟における多職種連携」についてご講義いただき、より臨床に近い形でのお話を聞くことができました。質疑応答も活発に行われ、現場での悩みにも丁寧に回答いただき、充実した時間を過ごす事ができました。
今年度よりグループリハビリ職員を対象とした技術支援コース(心リハ)を開催しています。講師もグループ内急性期病院の第一線で活躍する職員です。
この技術支援コース(心リハ)は全4回を予定しており心筋梗塞、狭心症、開心術、心不全、早期離床などの内容を盛り込んでおり、第3回が終了した時点で述べ249名が参加しています。
このコースに参加した職員の方々が自施設の機能に合わせて知識を変化させ臨床現場で活躍することを期待しています。
運動会で救護所に隣接するフィジカルサポートブース。今年度で5回目の設置・運営になります。ブースでは捻挫、肉離れに対してアイシングやテーピングの他に、怪我を予防する目的でテーピングや運動療法を実施するケースもあり、今年度は約50名の方を対応させて頂きました。
運動会当日のブースでは待ったなし!怪我をした職員が運ばれてくることもあります。そんな緊張感がある中で焦らず対応するために事前にテーピング講習会も開催しています。
普段は見る機会の少ない方も経験豊富な先輩がサポートするシステムになっているので、ご興味ある方は是非来年度参加してください!
IMSの40以上の施設が1つの会場に集まり、大就職説明会が開催されました。夏休みや実習中にもかかわらず140人以上の学生さんが参加してくれました。ご参加ありがとうございました。
この説明会では希望のブースでゆっくり説明を聞いたり、その場で見学予約もできます。またPT・OT・STそれぞれの企画もあり説明会というだけではなく、専門職としての魅力も伝わったのではないかと思います。
1人でもたくさんの仲間が増えるように、今後も説明会・相談会を開催していきます。H.Pでご確認の上、是非ご参加ください。
行動科学博士でもある言語聴覚士の越部裕子先生をお招きし「様々な前頭側頭葉変性症にみられる言語症状 情報処理過程を考える‐認知モデルを作成してみよう‐」のテーマで講義をして頂きました。
臨床ではなかなか会えない変性疾患症例を動画を通して学ぶことができ視野が広がりました。
また、勉強会後半には3~4人の小グループでのグループワークもあり情報処理過程をしっかり考える事の重要性を再確認し臨床を見直す、いいきっかけとなりました。
4月20日と4月28日の2回に分けて、新人合同研修会を開催しました。初めての企画でしたが、257名の新人さんが参加し大変有意義な会となりました。 「グループの方向性」「保険の概要」「対象者との基本的な接し方」「悩んだ時の対象方法」を学んで頂きましたが、グループワークもあり横の繋がりを感じてもらう事もできました。働いてから不安を感じている新人さんもいましたが、今回の研修で「一人じゃない」と感じて頂けたようです。 イムスグループには沢山の仲間がいます。仲間と共に成長していきましょう。
33名の学生さんが参加され、述べ53件の施設見学予約となりました。1人30~40分の相談で希望を聞きながら一緒に見学先を決めました。学生さんはそれぞれ得る物があったようで良い表情で帰られました。
平成28年度最初のOT会主催の勉強会を開催しました。今回のテーマは『臨床実習指導』についてです。
日頃から、「学生を指導するのは難しいなぁ~」「どうやって学生と接すればいいのかな?」と考える教育熱心なOT約50名が参加しました。
4名の講師より、臨床実習の基本的考え方から急性期・生活期などでの実際の実習の進め方まで幅広い内容の講義となりました。
4月からIMSグループの各病院・施設には、たくさんの実習生がきています。学んだことをさっそく明日からの学生指導に生かせる勉強会になりました。
本年度第二回目のOT会主催「運転支援」の勉強会を開催予定です。
渋谷ヒカリエにてIMSグループ全体の就職説明会がありました。リハビリテーションブースにはたくさんの学生さんに来ていただき、就職に関する質問を1人1人個別に受けました。進む方向がはっきりしていなくても大丈夫!就職活動だけでなく実習についての相談も、どんな相談事にもベテランセラピストが丁寧に話をしてくれ大変好評でした。
これからも次々開催を予定しております。このH.Pにアップされますのでご気軽にご参加ください。
3月16日に平成28年度IMSリハビリテーション部門内定授与式 懇親会が開催されました。
参加者は195名。内定授与式では角本代表の挨拶、そしてPT・OT・STの代表者へ内定証書が授与されました。
懇親会ではグループに分かれ、技士長や各施設の先輩たち56名がそれぞれのグループに入り、新人さんたちを盛り上げてくれました。
3つのレクリエーションを行うと、皆さん本領発揮です。
IMS spiritの「協調 協力 競争」がすでに備わっている新人さんたち。これからに期待です。