看護部
看護部の特徴
老健施設として在宅復帰支援・在宅療養支援を行うとともにお看取りまで、利用者様の「生きる」を支えることのできる専門職として共に学んでいきたいと思っています。
IMSグループの教育システムと連携し、施設内での研修を実施します。
近年は働き手不足による社会問題が顕著になっています。
その中のICT化事業に令和5年度より積極的に取り組んでいます。
ICT化のみならず、介護役職者を中心とした業務改善活動にも力を入れて、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
ICT化 見守り支援機器 介護記録 ナースコール 連動
入所施設の150床全てのベッドに見守りセンサーとカメラが配置されています。
得られた情報はタブレットやスマートフォンに送られてきます。
転倒等のリスクの高い利用者様の動き出しをセンサーが検知しお知らせしてくれるので、安全面の配慮がしやすくなっています。また、お知らせが鳴ると同時にカメラ映像が確認できるので何が起きているのか訪室前にわかるというメリットがあります。心拍や呼吸数などの生体情報も得られるので、特にお看取りケアでは、ご家族様へのご連絡のタイミングを図ったりスタッフが寄り添って最期を迎えられることができます。さらに、得られた様々なデータを分析することで現状のケアの内容の見直しへ活用していきたいと思っています。
電子記録ソフト
離床センサーシステムから得られた生体情報は介護記録システムへ自動で記録されるので、記録に係る時間も軽減されました。
インカム
職員は全員がインカムを装着しているので、常にリアルタイムでの情報共有が可能です。以前は、サービスコールがなってもだれが対応できるか、一人では対応が難しい状況になった時の応援要請など、一度業務を中断しなければならない場面がありましたが、インカムのおかげで瞬時に声を掛け合ったり応援要請することが可能になりました。
ラボット
利用者様だけでなく職員にとっても、何よりの癒しです。
可愛がればかわいがるほど、どんどんなついてくれます。
ミスト浴
器械が洗身を自動でしてくれます。その間に洗髪ができるため、入浴にかかる時間と業務労力がとても削減されました。
利用者様からもよく温まる・肌がツルツルになるとご好評をいただいています。
教育制度
一人一人の段階に応じた教育制度=ラダー研修
介護職員の実践能力の向上とキャリアアップを支援するための段階別の研修制度です。
※横にスクロールします。
プリセプター制度
一人の新人介護職員に対し、一人の先輩が担当につき、
心理的サポートをしながら共に成長を目指します。
日々の業務上の現場サポート(OJT教育)に加え、3か月ごとに現場を離れて「ホッとする時間」を設けています。先輩と改めて振り返りや相談など、なんでも気軽に話す時間です。
その他の研修
IMSグループ本部主催研修のほか、施設内、各部署内で実践に即した研修プログラムがあります。
主な内容
感染対策勉強会、安全対策勉強会、身体拘束、
虐待防止勉強会、急変時の対応、褥瘡予防勉強会、
個人情報保護、施設内研究発表会、
パワーハラスメントセクシャルハラスメント等
キャリア支援
※横にスクロールします。
介護職 | 研修修了者 | |
---|---|---|
認知症介護実践者研修 | 12名 | |
認知症介護実践リーダー研修 | 1名 | |
介護実習指導者講習会 | 6名 | |
介護職員による喀痰吸引等研修 | 9名 | |
介護実務者研修教員講習会 | 1名 | |
リスクマネジメント研修 | 3名 | |
看護職 | 医療安全管理者養成講習会 | 1名 |
医療的ケア指導者講習 | 4名 | |
実習指導者講習会 | 5名 | |
看護管理者研修ファーストレベル | 2名 | |
看護管理者研修セカンドレベル | 1名 | |
その他 | 全国老人保健施設大会参加・発表 |
スタッフの一日
-
8:30
夜勤者からの引継ぎ
-
9:00
排泄介助・清潔介助等
-
10:00
水分補給・レクリエーション等
-
12:00
昼食援助・口腔ケア
-
13:00
排泄援助
-
14:00
カンファレンス
-
15:00
おやつ提供
-
15:30
レクリエーション等活動
-
16:00
排泄援助
-
16:30
夜勤者への引継ぎ
-
17:00
夕食準備
出身校一覧
- アルファ医療福祉専門学校
- 町田福祉保育専門学校
- 日本福祉教育専門学校
- 和泉福祉専門学校
- 淑徳短期大学
- 横浜YMCA福祉専門学校
- 九州短期大学
- 首都医校 介護福祉学科
- 大原医療秘書福祉専門学校
- 帝京福祉専門学校
- 神奈川県立津久井高校福祉コース
福利厚生
医療費減免制度 | IMSグループの施設で負担した医療費を補助するグループ独自の医療費支援制度です |
---|---|
寮 | 地方から就職する方を対象に寮の準備が可能です |
職員年間行事
4月 | 入職式 |
---|---|
5月 | |
6月 | |
7月 | 新人歓迎BBQ |
8月 | |
9月 | CMS学会 |
10月 | IMS大運動会 |
11月 | IMS看護学会 介護フェスティバル |
12月 | 忘年会 |
1月 | |
2月 | IMS学会 |
3月 | 施設内研究発表会 |
各部署紹介インタビュー
2階 認知症専門棟
入所者様の尊厳を尊重し、その人らしく生活していただけるよう、「その方を知る」を大切にしたケアを心がけています。
私たちの関わり方によって認知症の人の行動・心理症状が緩和されたり、自宅へ在宅復帰をされる入所者様の笑顔を見られたりすることが、日々のケアの励みになっています。今年度からはより一層チームケアに注力し、その人らしさを引き出すためのケア計画を立て、チームで実践していく取り組みを始めました。
3階・4階 一般棟 在宅復帰・在宅療養支援
「在宅復帰超強化型施設」として、在宅復帰支援に力を入れています。特に障害をお持ちの入所者様がご自宅へ帰るためには排泄の自立または介護の手間を少しでも軽減できるかが重要になります。フロア担当のリハビリ職員等とも連携しカンファレンスを繰り返し、排泄自立支援のケア計画を実践します。
カラオケや作品制作、日光浴など日々の生活に楽しみを持てるようなレクリエーションを行うのも私たちの仕事です。
感染症の流行に注意しながら少しづつレクリエーションの拡大を検討しており、外出レクリエーションも再開し始めました。
通所リハビリテーション
在宅生活支援においてリハビリ職員と連携し、利用者様が目的をもって当施設に来て活動し、満足が得られることを願って活動しています。
令和5年度からは、職員がチームを組んで様々な部活動を作り、活動を始めました。年度末には「文化祭」とし、利用者様の成果発表の場を催しています。一生懸命にリハビリや部活動に取り組んだ成果を利用者様とそのご家族・職員がともに共有する場は、利用者様・ご家族だけでなく職員にとっても大きな感動が得られます。