臨床工学科のミッション
臨床工学科は医療機器における操作・点検・教育の中核を担います。
医療業界では多様化する機器に対応するチームが必要でした。
そこで医療と工学を兼ね備えた国家資格者として臨床工学技士は誕生しました。
我々のミッションは患者さんへ安心して医療を提供できる環境の屋台骨を担うことです。
医師、看護部をはじめとするチーム医療において医療機器の操作・教育は重要です。
医療業界の多様化に適応する、変化に強い組織を作り上げます。
1日の業務の流れ
血液浄化療法センター業務
7:30 | 早出番始業 |
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8:00 | 始業 人工透析の準備 |
8:15 | 1クール目開始 患者入室・穿刺 |
9:10 | 患者の透析情報入力 |
9:30 | 臨床工学科朝礼 |
10:00 | 血液浄化療法センター朝礼 |
10:30 | 患者の状態確認、ラウンド業務 |
11:00 | 休憩(30分) |
12:00 | 1クール目患者返血・患者退室 2クール目透析準備 |
13:00 | 2クール目開始 患者入室・穿刺 |
14:00 | 患者の透析情報入力 患者の状態確認、ラウンド業務 |
15:00 | 休憩(30分) |
16:30 | 早出番業務終了 2クール目患者返血・患者退室 環境整備、翌日準備 |
17:00 | 終業 |
機器管理業務
【OPE業務】
8:00 | OPE室麻酔器立ち上げ |
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8:30 | 朝礼 |
8:40 | ME室もしくは病棟ME機器日常点検 |
9:30 | OPE介助 |
13:30 | 休憩 |
14:30 | OPE介助もしくは病棟のME機器点検、 呼吸器点検、ME機器の使用後・定期点検 |
17:00 | 帰宅 |
【カテ業務】
8:30 | 朝礼 |
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8:40 | カテ患者情報取得 |
9:00 | カテ室内もしくは病棟ME機器日常点検 |
9:30 | 造影検査または治療 |
11:30 | 休憩 |
12:00 | 造影検査または治療 |
15:30 | 休憩 |
16:00 | 後日カテ予定の患者情報取得、 病棟のME機器点検、呼吸器点検、 ME機器の使用後・定期点検 |
17:30 | 帰宅 |
業務紹介
血液浄化業務
臨床工学科は穿刺を含む全ての業務を全うし、特殊治療にも対応しております。
血液浄化で使用する機械は日機装最新の機械を採用しており、システムはフューチャーネットウェブを使用しております。
看護部と協力し最新鋭の設備を存分に生かすことで患者様により良い透析治療を提案します。
機器管理業務
医療機器は使い方次第では毒にも薬にもなる諸刃のデバイスです。
我々は医療機器を安全に使用する方法を発信するため、研修会を開催致します。
全職員が自信を持って医療機器を操作できる環境を提案します。
また、機器管理部門では病院中の医療機器における資産管理を担う責務があります。
円滑な管理を行うためにテクノロジーを掛け合わせた中央管理方法を実施中です
手術室業務
手術室は多くの医療機器を要する特殊な環境です。新規の医療機器を導入する頻度は最も高いため情報共有は必至です。
我々は導入の前段階から医師、看護師はもちろん、総務課や業者とも打ち合わせを繰り返し、導入予定日を検討します。
手術室は常に最高のパフォーマンスが発揮できる環境でなくてはなりません。
医療機器における手術前の点検や手術中の操作は臨床工学科の重要な役割です。
新病院は診療科が増加しており、手術室部門は更なる発展が求められる分野です。
アンギオ室業務
アンギオ検査・治療は近年急速に発展している医療です。
臨床工学科はこの業務に携わりさらなる業務拡大と医療の発展に貢献します。
検査や治療中のバイタルを確認するポリグラフの操作、物品の清潔操作、補助循環の操作を業務として行います。
診療科は循環器内科・脳神経外科・血管外科があり緊急時の検査・治療も対応しております。
部署の特徴
職員数
人数 30名
男性:20名
女性:10名
出身校一覧
杏林大学
日本医療科学大学
北海道科学大学
東京電子専門学校
東京工科大学(日本工学院専門学校)
東北文化学園専門学校
群馬パース大学
国際メディカル専門学校
北里大学保健衛生専門学院
首都医校
資格取得者数
透析認定士
呼吸療法認定士
心電図検定2級以上
BLS/ACLS
人材育成
新人教育 | プリセプター制度、臨床工学部門新入職研修(年2回) |
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教育体制 | ガントチャートシステム、ポインティング&コーリング |
ビジネススキル | IMSフレッシュマン研修、臨床工学部門2年目 |
専門スキル | 臨床工学部門研修会(年2回) |
キャリアアップ | 臨床工学部門 主任・副主任研修(年2回) |
教育体制
ガントチャートを用いた教育スケジュール
ガントチャートをご存じでしょうか。
アメリカのヘンリー・ガントによって考案された工程管理表の一種です。
身近なところではビルの建築や改装工事の際に用いられます。
ポイントは全工程から日数を逆算し、作業の細分化、進行状況を把握できることです。
臨床工学科ではこのガントチャートを2019年から教育システムへ導入致しました。導入した理由は2つあります。
理由1:カウントダウン形式で予習と復習の容易化
業務別にゴールを定め、ガントチャートを作成します。
いつまでに、どこまでの知識・技術を身に付ける必要があるのかを可視化できます。
そのため、余裕を持って予習や復習を行える環境を提供します。
理由2:進捗状況の共有が容易
プリセプターのみならず、役職者もガントチャートを共有します。進捗状況を共有し、チームで教育を行います。
マンツーマンよりも早く環境に適応できます。
活動報告
当院主催の健康セミナーに当科スタッフが参加しております。
募集要項(中途採用)
現在募集はありません。