人財育成制度

臨床工学部門はヒトを育てる組織です。350人を超える部門職員が一丸となり、オーナーシップ精神の職員を育成します。
主な内容は各施設におけるOJT(現任訓練)と研修(集合・遠隔)です。
OJTでは上司とともにTrial and errorと成功体験を繰り返し、仕事のやりがいを見出します。
研修では様々なスキルの習得とIMSスピリット(協調・協力・競争)の精神を磨きます。

研修内容

臨床工学部門研修会

IMS臨床工学部門は臨床に役立つ研修会と社会人マナーを学ぶ接遇研修会があります。

新入職員研修会

社会人として必要なスキルや臨床工学技士に関連する医療安全、感染対策の知識を学ぶための新入職者を対象とした研修です。
内容はIMSグループにおける臨床工学部門の理念と臨床業務へ臨むための心得を伝えます。
また、同期入職者とのコミュニケーションを目的としたSGD(スモールグループディスカッション)で横の繋がり【仲間意識】を高めます。

新入職員フォロー研修会

各臨床業務へスポットを当てた研修とSGDを行います。
試用期間を10月に終え、臨床業務を行うことが増えた12月頃は担当業務の悩みが増える時期と考えます。
新入職員の不安を解消するため、担当業務のスペシャリストが「明日からの業務に役立つ情報」を発信します。
SGDは同期とのコミュニケーションを深めます。皆で意見を出し合い、まとめた内容を共有します。

新入職員接遇研修

社会人に必要な接遇マナーを年4回に分けて実施します。

  1. 目標の立て方
  2. 電話・クレーム対応、ビジネス文書作成方法、ビジネスメール・名刺交換 など

主任・副主任研修会

役職者の意義や考え方を学びます。
聴講とSGDで自身を見つめ、次のステップへの準備研修と位置付けています。
聴講研修はリーダの心得、信頼されるリーダとは等の考え方について。
SGDは各々の理想や葛藤について意見を出し合い、意見交流とリーダに関する認識を共有する狙いがあります。

臨床工学部門 定期研修会

臨床工学研修会とは

1990年以前から続く臨床工学研修会は教育委員会を中心に年2回開催しております。
明日の業務に生かせる研修を目指し、呼吸、循環、代謝、医療機器管理と幅広く情報共有の場を提供しております。
研修後のアンケート結果は次回の研修へ反映し、職員のニーズに合わせた研修です。
従来は聴講式を主としておりますが、アンケートより要望のあったディスカッション形式を2019年に導入致しました。
普段は見ることのない他施設の紹介やディスカッションを経て、施設間の垣根を越えた横の繋がりを育む研修会として活動中です。