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薬剤科

スタッフ構成(2024年5月現在)

薬剤師 2名(常勤)
薬剤師 1名(パート)
助手    1名

薬剤科について

当院は、患者様に医薬品が安全かつ適正に使用されるよう日々努めています。
主な業務としては、調剤・製剤、注射薬の個人払い出し、入院患者様の持参薬鑑別、外来処方箋の確認、ワクチン混注業務など多岐にわたる業務内容を実施しています。 薬事審議会は勿論のこと、感染対策委員会・褥瘡委員会、医療安全対策委員会など、チーム医療にも積極的に参加しています。
また、医薬品情報管理(病院発行紙の地域かわら版への記事など)の活動もしています。
また、当院はグループ病院である、イムス札幌消化器中央総合病院と連携して、毎週、5分間ミニレクチャー勉強会を定期的に実施して頂いて、薬剤知識のブラッシュアップに努めています。

調剤業務

2023年から電子カルテ・自動分包機システムを導入しており、全自動で錠剤分包機や散剤分包機にデータ移行することで、一包化調剤や散剤分包を行っています。
臨時処方、定期処方の調剤も最新の分包機で実施しています。

注射業務

当院では薬剤師が、ほぼ全例処方変更に対応し、患者ごと個別に注射剤をセットして病棟に供給しております。
また、コロナワクチンの調整も薬剤部で実施しています。

一般名処方について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方※を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

※一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を記載して処方することです。

後発医薬品の使用促進について

当院では、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品※ (ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
医薬品の採用は、品質・安全性等の情報を収集・評価し決定していますが、一部の医薬品では十分な供給が難しい状況が続いています。
医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画を見直すなど、適切な対応ができる体制を整備しております。
状況によっては、患者さまへ投与するお薬が変更になる可能性もあります。
変更にあたって、ご不明な点やご心配なことがありましたら、当院職員までご相談ください。

※後発医薬品とは
先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ成分をもつ医薬品のことです。医薬品の開発に要する費用が少なく済むため、先発医薬品に比べ安価であり、使用することで医療費を少なくすることが期待できます。