学校長・副校長挨拶
学校長挨拶
本校は昭和39年に准看護婦学校として開校しました。昭和57年には看護学科(2年課程)を増設し、確かな技術の習得と、看護師として心優しい豊かな人間性の育成を教育の一環として養成してきました。この間に送り出した卒業生は、5,000名を超えています。
しかしながら、近年、社会状況が変化し、医療の分野でも高度化・細分化が必要となり、高い資質の看護師の育成が求められるようになりました。そこで准看護学科を閉課程し、平成14年4月から学校教育法に基づく「専修学校」として3年課程(全日制)を併設することになりました。
学校名を『板橋中央看護専門学校』と改称し、教育環境の整備を図り、新たな校風と歴史を育もうと再スタートしました。近年、大学の設立が進み、2年課程の進学者(准看護師)も減少したことから、令和4年3月末で2年課程を閉課程と致しました。
本校は、人間性を尊重する心や、人の痛みを感じ取り思いやることができる優しさを持つ看護師の育成を目指しています。また、学生一人ひとりの特性を大切にし、学びやすい教育環境作りや学習指導に、教職員一丸となって努めております。
- 対象や療養の場の多様性に対応できる能力・コミュニケーション能力の育成
- 臨床判断の力等に必要な基礎的能力の強化
- 情報通信技術(ICT)の活用するための基礎的能力の育成
- 看護への探求心と学習意欲の向上
学習意欲と向上心を持ち、新しい時代の看護を担おうとする、熱意ある方々の入学をお待ちしております。
副校長挨拶
本校は、創立60周年を迎えました。昭和39年に准看護婦学校として開校し、長い歴史と伝統を誇り、現在までに約5000名以上の卒業生を輩出し、あらゆる場で活躍しております。これからも、地域の皆様をはじめ、多くの方々に信頼される学校を目指し、日々教育活動を実践してまいります。
本校は、病院だけではなく、地域で暮らす人々をはじめ、多様な場で生活する人々に幅広く看護を提供できる人材を育成したいと考えております。看護師は、一番身近にいて常に相手に寄り添い、病気や障害による苦難があっても、日々の生活を支え、勇気と希望を与える存在であります。その為、幅広い教養と豊かな人間性を備えた看護師の育成をめざし、本校のカリキュラムは、「人間を理解する能力」「関係性を築く能力」「倫理に基づき行動する能力」「看護を実践する能力」「連携・協働する能力」「探求し続ける能力」を強化し、特色ある魅力的な内容の科目が多いのが特徴です。現在、学生たちは、日々、探究心や向上心を持ってクラスメートと共に積極的に学習に励んでおります。
学校を卒業するためには、3年間で約3000時間以上のカリキュラムを行うことが必要であり、それは決して容易ではありません。人の命を守る看護師だからこそ、求められることは多岐にわたり、学習量も膨大です。看護師としての知識・技術・態度が十分でないと、その影響は、対象の方の人生を大きく左右してしまいます。だからこそ、その場限りの学習ではなく、継続的な学習習慣を身につけていくことが重要です。まずは、基本的な生活習慣を確立することからサポートしています。特に学校生活は、生活習慣が乱れると、心身の健康が保てなくなり、授業中の集中力も持続しないばかりか、前向きな気持ちやモチベーションも高まりません。その為、学生と定期的に面談し、個々に応じた生活・学習の方法を共に考え、一人ひとりの立場に立って、寄り添いながら対応しています。また、常に効果的な声掛けを行い、学生個々の力が十分発揮できるよう接しております。「看護師になる」という夢を持ち続けられるよう教職員一同、全力でサポートいたします。
ぜひ、本校で科学的思考を基盤とした看護実践力を身につけ、将来、看護師として活躍されることを願っております。どうか安心して「看護師への一歩」を踏み出してください。皆様の入学をお待ちしております。