先輩の声
言語聴覚士 大矢 維 ~地域で活躍する言語聴覚士~
地域で行う言語療法士の業務について
- 大矢:
通所・訪問リハビリを2人の言語聴覚士で行っています。
通所リハビリでは「失語症デイケア」を運営し、日常生活場面で起こり得る場面を想定しながら行うコミュニケーション練習をご利用者様みなさんで実施しています。 訪問リハビリでは嚥下障害の方に対し、ミキサー食を一緒に作り食事評価を行ったり、失語症の方に対して、絵カードの個別練習やコンビニへ買い物の練習に行ったりと、 それぞれの利用者様のニーズに合わせてリハビリを実施しています。
地域で働く魅力は?
- 大矢:
ご利用者様の生活の一部としてリハビリがあるため、機能面だけではなくその方の 生活背景を直接確認しながら支援できることが地域リハビリの魅力だと感じています。
最後に、HPをご覧になっている方へ、メッセージをお願いします。
私自身、入職後3年間、回復期病棟でのリハビリを経験して地域リハビリに異動になりました。
正直なところ「地域リハビリは経験が豊富でないと出来ない…」と思っていました。
しかし、実際に地域リハビリで働いてみると
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が隔たりなく、悩んでいること・困っていることを相談し合ったり、時には同行訪問やフォローをする事で、一人で悩むことなくできる環境だと感じています。
「地域で働きたいけど不安」「回復期も地域も経
験したい」そんな方がいればぜひ、お待ちしています。