MRIの技術を学ぶため、42名の診療放射線技師が会場およびZoom参加しました。企画1では「キヤノンDLR-MRIの最新情報」をキヤノンメディカルシステムズ(株) 小平 真吾 様より情報提供が行われました。企画2ではCase Study 3minutesと称したテーマで3分間の演題を5施設6演題(横浜旭中央総合病院/板橋中央総合病院/イムス横浜旭リハビリテーション病院/新松戸中央総合病院/イムス太田中央総合病院)が行われました。企画3は特別講演「膵臓疾患へのCT/MRIでのアプローチ」をテーマに横浜旭中央総合病院 川壁 拓 係長から講演が行われました。初学者の参加も多く、分かりやすい補足等を交えながらの質問もあり、大変盛り上がりました。ハイブリッド開催でトラブルもありましたが運営も工夫を凝らし、大変有意義な会となりました。
2024年9月7日、第16回イムスX線撮影研究会を開催しました。今回は現地開催+Zoom開催で行われ、過去最高の154名の参加がありました。
「判断」~一般撮影における判断~をテーマとし、前半ではイムス葛飾ハートセンター 葛巻玲美技師による「ポータブル撮影ジャッジとチョイス」、板橋中央総合病院の熊谷和哉技師と荻野七海技師による「危険予知⁉判断の分かれ目」の講演を行っていただきました。後半では横浜旭中央総合病院 武井良平技師による「こんな時どうする?一般撮影編」とイムス葛飾ハートセンター米澤技師長による「一般撮影における判断の誤りについて」の講演をしていただきました。聴講者からはよい反応が得られました。
第19回Angio研究会は前回と引き続き特設サイトを作成し、Web動画配信にて開催しました。77人の参加数で当日参加できない人も視聴できる利点があり、好評でした。
演題は4演題行われ、新たなデバイスの使用方法、貴重な症例報告、被ばく線量の管理方法、過去の演題のリバイバル上映が配信されました。また、Angio研究会は日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構よりポイント申請を承諾できる研究会へと発展させ、参加者はポイント単位の取得が出来るようになりました。各施設の工夫や基礎知識の再確認ができ、情報の共有や活用へつながる内容であったと思われます。今後もアンケートからの意見や要望を取り入れて充実できる研究会にしていきたいです。
第22回イムスCT研究会をホームページ上で開催しました。今回は、以前から好評であった各講演を動画でオンデマンド配信するという形式で、過去最多となる181名の診療放射線技師が参加しました。今回は『STAT画像報告』に焦点を当て、画像を最初に目にする診療放射線技師として医師に報告すべき内容であり、ガイドラインにも挙がった『脳出血』『脳梗塞』『気胸』『肺塞栓症』『深部静脈血栓症』『大動脈解離』『腹腔内遊離ガス(上腹部)』『腹腔内遊離ガス(下腹部)』の内容をそれぞれ分かり易く解説していました。アンケートでは各内容とも高評価を得ることができました。今後もより実践的で有意義な情報を発信していきたいです。
MRIの技術を学ぶため、51名の診療放射線技師がイムス池袋会議室およびZoomでの参加をしました。企画1では「植込み型心臓デバイスにおけるMRI検査概要と動向」を日本メドトロニック株式会社 袴田 智大さんより情報提供が行われました。企画2ではCase Stady 3minutesを4施設(イムス東京葛飾総合病院/横浜新都市脳神経外科病院/春日部中央総合病院/横浜旭中央総合病院)より演題が持ち寄られました。企画3は特別提供として「ゼロからわかる心臓MRI」を国家公務員共済連合会 虎の門病院 福澤 圭 先生から講演が行われました。3年ぶりの現地開催が主体であったが初学者の参加もあり、分かりやすい補足等を交えながらの質問もあり大変盛り上がりました。久しぶりのハイブリッド開催でしたが運営も工夫を凝らし、大変有意義な会となりました。
3月2日、第15回イムスX線撮影研究会が開催されました。今回はイムス池袋会議室とZoomでのハイブリッド開催であり、100名の診療放射線技師の参加がありました。
「一般撮影を深く考察する」をテーマとし、胸部レントゲン領域として「X線撮影の基礎~応用~胸部レントゲン写真の読影」、脊椎領域として「全脊椎撮影」を、関節領域として「肘関節周辺骨折」。また「一般撮影の考察~過去のプレゼンからカムバック~」と題して各撮影法をどのように撮影するかを考えることの講義がありました。聴講者からは、良い反応が得られました。
第18回Angio研究会は第17回に引き続き、Web動画配信にて開催されました。
Angio研究会では参加者アンケートを元に、当日参加できない人を考慮し、ダウロード形式で各演題を動画配信で行い、84名の参加者数となりました。
今回4演題の紹介となり、初めてのAngio装置稼働となった施設紹介やメーカーからの新たな評価方法の紹介、循環器領域において最新治療の紹介、若手技師に向けた基礎内容が発表されました。
最新情報を各施設で共有・活用できる興味深い内容であり、貴重な時間を得られたと思います。今後もアンケートからの意見や要望を取り入れて充実できる研究会にしていきたいです。
MRIの技術を学ぶため、77名の診療放射線技師がZoom参加しました。企画1では学会参加報告~第39回日本診療放射線技師学術大会~として横浜旭中央総合病院 野末高弘 課長から発表が行われました。企画2ではCase Study 3minutes 拡大版と題し5施設(明理会中央総合病院/新松戸中央総合病院/高島平中央総合病院/横浜旭中央総合病院/鶴川サナトリウム病院)から演題が持ち寄られました。企画3情報提供として「人生100年時代の認知症医療とMRI・AI画像解析の果たす役割」として株式会社エムより創業者の森 進先生から講演が行われました。いつも以上に質問が活発に行われ大変盛り上がりました。慣れない環境でのZoom開催でありましたが運営も工夫を凝らし、大変有意義な会となりました。次回は心臓をテーマに行う予定です。
第14回イムスX線撮影研究会が開催されました。今回はイムス池袋会議室+Zoom開催で行われ、97名の参加があり、盛況でした。
まず第一部として施設間比較が行われました。横浜旭中央総合病院 武井良平技師と板橋中央総合病院 熊谷和哉技師による舟状骨撮影についての比較がされ、続いて頸椎撮影の比較をイムス富士見総合病院
阿辺山直之技師が講演されました。
第二部は再撮影をテーマに、『色々な撮影の再撮影』と『病室撮影等における再撮影の正当性について』をそれぞれ横浜旭中央総合病院 大宅友子技師とイムス葛飾ハートセンター
米澤俊和技師長に講演いただきました。
各施設で異なる撮影法の意見交換や、アンケート報告、再撮影に対する昨今の考え方などを様々な視座から講義が行われ、聴講者からは良い反応が得られました。
第1部 施設間比較
第2部
第20回CT研究会が開催されました。久々のイムス池袋会議室での集合開催とZoomでの同時中継という初の試みでしたが、延べ参加人数は136名と多くの診療放射線技師が参加し、好評を得ることができました。内容は第1部に新規導入経験や教育講演として「80列Aquilion Prime Sp i Editionを導入して」三愛会総合病院 佐々木健司主任、「頭部CT初級編」横浜新都市脳神経外科病院 水浦怜主任、「肝臓の症例検討」新松戸中央総合病院 野澤拓也副主任の3演題が行われました。第2部では第20回記念としてCTクイズ大会を開催し、ハイレベルなクイズと春日部中央総合病院 金子修平主任の軽快な司会で大いに盛り上がりました。今後も参加者が楽しみながらCTについて知識や理解を深められるような内容を提供していきたいです。
MRIの技術を学ぶ為、77名の診療放射線技師がZoom参加しました。企画1ではMR装置更新について~選定から導入まで~として東戸塚記念病院 有川誠也 技師長から発表が行われました。企画2ではCase study 3 minutesと題し、4施設(イムス三芳総合病院/イムス東京葛飾総合病院/横浜新都市脳神経外科病院/イムス太田中央総合病院)から症例が持ち寄られました。企画3として女性骨盤をテーマに基礎編を横浜旭中央病院 野末高弘 課長、臨床編として板橋中央総合病院 齋藤陽子 係長から講演を行っていただきました。基礎から臨床、機器更新の話題と幅広い立場の技師から興味をもってもらえる内容と感じました。Zoom開催でありましたが運営も工夫を凝らし、大変有意義な会となりました。
3月4日、第13回イムスX線撮影研究会を開催しました。今回もZoom開催で行われ、83名の参加があり、盛況でした。「皆様の要望に応えてみました②」をテーマとし、日頃からレントゲン、バリウムなど、疑問に思っていること、聞きたいことをアンケートから抜粋し、講義が行われました。
Topic1として、IMS ME-Life
クリニック千葉 瀬戸口さゆり技師の「胃がん検診専門技師への道」に始まり、「胃バリウム検査 所見拾い上げ~診断まで」、「症例報告・腰椎」、「これありました!?」の講義を、Topic2としてイムス葛飾ハートセンター 米澤俊和技師長より『仮想グリッドをためらう人へ』の講義が行われました。いずれの講義も、明日に活きる内容でした。
第16回イムスAngio研究会は第15回に引き続きWeb動画配信にて開催しました。
Angio研究会では参加者アンケートを元に、当日参加できない人を考慮して、ダウロード形式で各演題を動画配信で行っています。4演題の発表の予定でしたが、演者1名の体調不良により3演題で行うこととなりました。
今回は「Angio新装置の導入紹介」、「IVUSの基礎」、「AngioとCTの解析比較」が行われ、装置性能の進歩や基礎知識、他モダリティの比較による利点・欠点を知ることができました。
若手技師への知識向上と、各施設で共有・活用できる興味深い内容であり、今後もアンケートからの意見や要望を取り入れて充実できる研究会にしていきたいと思います。
第19回イムスCT研究会をホームページ上で開催しました。前回同様に各講演を動画でオンデマンド配信するという形式で101名の方に参加していただきました。今回は外部講師として、国内初のフォトンカウンティングCTを導入した東海大学医学部付属病院のCT部門責任者である吉田亮一先生をお招きし、『”CT”から”Photon-counting CT”時代へ』として講演頂きました。他に『腹膜垂炎』『CT所見から見た肝細胞破裂の一例』『サンゴ状結石』『心電図同期を用いた大動脈解離の撮影』『低管電圧を用いた頭部CTA』『こりゃすげぇぞ!~NEOTOM Alpha~』『ハートフローFFRct解析について』など全ての講演でアンケートにて高い評価を得ることができました。引き続き有益な情報を発信できるよう努めていきます。
MRIの技術を学ぶ為、88名の診療放射線技師がZoom参加しました。企画1では3Dシーケンス~うちの施設ここで使ってます~をテーマに横浜新都市脳神経外科病院 、イムス東京葛飾総合病院 、新松戸中央総合病院 より3D撮影の臨床技術の発表が行われました。企画2ではCase study 3 minutesと題し4施設(板橋中央総合病院/横浜旭中央総合病院/春日部中央総合病院/イムス三芳総合病院)から症例が持ち寄られました。企画3では特別講演として公立学校共済組合 関東中央病院 柴田 友子先生より「MRI安全管理再考」の発表が行われ、特に女性目線の安全管理の考察が非常に好評でした。Zoom開催でしたが、運営も工夫を凝らし、大変有意義な会となりました。
9月3日(土)、第12回イムスX線撮影研究会が開催されました。Zoom開催で行われ、今回は池袋会議室には一人も参加せず、各所参加のフルリモート開催で行われました。100名の参加があり、盛況でした。
「上肢撮影
プルスウルトラ」をテーマとし、尺骨神経孔、手根管などの頻度の低い撮影法や手関節撮影を尺骨の動きから考えた他、肘関節の再撮影基準や肩関節撮影における散乱線低減処理の有用性など、今までの撮影のさらに先を見据えた、熱意のこもった4講義が行われました。
第15回イムスAngio研究会は第14回に引き続きWeb動画配信にて開催しました。
イムスAngio研究会では参加者アンケートを元に当日参加できない方を考慮してダウロード形式で各演題を動画配信で行っています。今回は4演題の発表でテーマは「デバイス」として3施設から「頭部・心臓・腹部」を行い、1施設から「造影剤の希釈検討」が行われました。
Angioで使用されるデバイスの種類や特徴の説明を主に、今後のAngio業務に携わる技師の知識向上と、各施設で活用できる興味深い内容でありました。
今後もアンケートからの意見や要望を取り入れ、充実した研究会にしていきたいと思います。
第18回イムスCT研究会をホームページ上で開催しました。各講演を動画でオンデマンド配信するという初の試みでありましたが126名の方に参加していただきました。講演内容はシーメンスヘルスケア株式会社から『次世代フォトンカウンティングCT』や『How to造影剤の禁忌 原則禁忌』『画像等手術支援加算取得までの取り組み』『当院における画像等手術支援加算の内容』『~虫垂炎~』『本物と別れてできた肺』でした。どの講演もアンケートで高い評価を得ることができました。また、今回のオンデマンド開催方式についても高い評価を得ることができました。引き続き有益な情報を発信できるよう努めていきたいです。
3月5日、第11回イムスX線撮影研究会を開催しました。Zoom開催で今回は池袋会議室には一人も参加せず、フルリモート開催で行った。81名の参加があり、盛況でした。
胸部レントゲン撮影の画質をどこまでよく出来るか探求心を持った講義、
最近増えてきた荷重位の腰椎撮影について調査し探求した講義、
頻度は少ないが、汎用性のある撮影法に探求した講義、
小児の肘に注目し、小児をさらに分類し撮影法を探求した講義、
画像工学に探求した講義、
いずれも探求心を忘れない放射線技師の、前途洋々な研究会でした。
1月22日に第2回予防医学部門放射線部勉強会をWEB配信で開催され、今回から予防医学部門以外の施設からも聴講者を募り、運営を含め86名の参加となりました。テーマは予防医学部門のメイン検査である「胃部X線検査」とし、池袋ロイヤルクリニックの山田忍院長より、内視鏡画像を絡めて読影医の求める胃部X線画像についてご講演いただきました。講演後にはより実戦に則した質疑が行われ、今後の「検査の質向上」へ向けた非常に良い機会となったと思います。また、胃部X線検査において若手技師が躓きやすい「前壁撮影」についてQ&Aが行われ、若手はもちろんのこと、ベテランにとっても確認する場を提供できたと考えています。今後も世間において健診に注目が集まっていることを考慮し、予防医学部門から情報発信していきたいと思います。
第14回イムスAngio研究会は第13回に引き続きWeb動画配信にて開催しました。
イムスAngio研究会では参加者アンケートを元に当日参加できない人を考慮してダウロード形式で各演題を動画配信で行っています。今回は計12施設、87名の参加数となり、前回より参加数が減ってしまった形となったがQRコードにてアンケート集計をとり、視聴者から好評は高かったと思われます。
発表内容は4演題で行われ、施設紹介や「心臓」をテーマとした解剖学、症例発表、緊急時の対応の紹介等の貴重な情報を発表していただき、各施設で知識・撮影技術を共有し活用できる内容でした。アンケートもQRコードにて収集し多くの質問や意見を頂き課題点も見つかったので今後のイムスAngio研究会に活かしていきたいと思います。
IMSグループの診療放射線技師、約100名が参加してCT研究会がZoomで開催されました。基礎講演では川﨑雅弘主任(横浜新都市)が「CT画像活用術」として、迅速な診断や安全な治療につながるSlab MIP画像についてその活用と注意点について解説しました。続いて、「胆道気腫と門脈内ガスについて」(大工原一樹技師・東戸塚)、「病的要因により造影不良になってしまった上肢撮影の一例」(小野里公佑主任・横浜旭)、「泌尿器科領域の救急疾患」(佐々木健司副主任・三愛会)の3症例が報告しました。特別講演は代表幹事の竹之内隆幸技師長(東京葛飾)の進行で、東京都健康長寿医療センター 放射線診療科 鈴木諭貴主任技術員から「実践!CT検査-スキルアップにつなげるために必要な事-」のご講演いただきました。いつでも見られるマニュアルや放射線科情報システムの活用について、装置特性の活用と治療に生かすについて症例の画像を用いてご説明いただきました。
MRIに関する撮像技術と最新技術を学ぶべく、88名の診療放射線技師がZoom参加しました。はじめにイムス太田中央総合病院 須田徹 主任より開会挨拶が行われました。企画1ではイムス横浜狩場脳神経外科病院 河邊託哉副主任より「Vantage Orianの使用経験 ~AiCEを活用してみて~」と題し新規導入した1.5TのCanon社製MRI装置のワークフローの紹介が行われました。企画2ではCase Study 3minutesを共通テーマとし、4施設(イムス富士見総合病院/行徳総合病院/板橋中央総合病院/明理会中央総合病院)より基礎的検討からエキスパートの撮影技術など多岐に渡る発表が行われました。特別講演では横浜市立大学付属病院 平野恭正 先生より「Deep Learning Reconstruction(AiCE)の使用経験 ~原理と臨床~」と題し、AI技術を臨床に応用した撮影の実経験を多数の症例画像と用いて講演が行われました。ハイブリットWEB開催でしたが、運営も円滑に会が進行するように工夫を凝らし大変有意義で盛況な会となりました。
9月4日(土)第10回イムスX線撮影研究会がZoomにて開催されました。
テーマは「一般撮影の未来」とし、外部講師として武蔵村山病院 森剛氏を招いて特別講演を行いました。
講義1では未来という言葉を後生に何を残せるかと解釈し、一般撮影におけるハード面、ソフト面の両側から知る・考えることの大切さを中心に講義しました。特別講演では腰椎から下肢領域の一般撮影技術を、細かく非常にわかりやすく講演いただきました。特に外傷に関する内容に関しては非常に高尚であり、何をどのように考えれば質の高い画像を提供できるか、一つの所見からどのようなことが考えられるか、とてもわかりやすく明日に生きる講演でした。対談なども行い、112名と多くの参加者が視聴した非常に盛況な会でした。
第13回イムスAngio研究会は第12回に続き新型コロナウイルスの影響を考慮してWeb動画配信にて開催しました。前回の参加者アンケートを元に当日参加できない人を考慮してダウロード形式で各演題を動画にて配信し、計12施設、100名の参加数となりました。
発表内容は5演題で行われ、業務教育や症例発表、被ばく管理方法や被ばく低減方法の紹介、撮影技術や治療方法の紹介等の貴重な情報を発表していただき、各施設で知識・撮影技術を共有し活用できる内容だった。アンケートもQRコードにて収集し多くの質問や意見をいただき課題点も見つかりましたので今後のイムスAngio研究会に活かしていきたいです。
IMSグループ放射線部主催の第16回イムスCT研究会がZoomにて開催されました。内容は4部構成で第1部ではイムス明理会仙台総合病院 安藤成美技師より「SOMATOM go.Topによる新型コロナウィルス感染症対策」と題し、タブレットを使用した遠隔撮影が出来ることによるメリットについての興味深い講演が行われました。第2部では、東戸塚記念病院 北村良太郎主任より「Stop!造影剤血管外漏出!!~生理食塩水試験注入法やってみました~」と題して、造影剤注入時の漏出を無くすべく工夫についての講演、第3部では、明理会中央総合病院 荒木慎吾係長より「Canon320列 運用報告」、第4部では、横浜旭中央総合病院 小野里公佑主任より「Aquillion Prime80列」と題し、物理評価を踏まえた講演でした。
MRIに関する安全性と撮像技術を学ぶべく、97名の診療放射線技師がZoom参加しました。はじめに横浜新都市脳神経外科病院 竹田幸太郎 係長とイムス太田中央総合病院 須田徹 主任より「研究会代表幹事交代の挨拶」が行われました。1部では板橋中央総合病院 斎藤陽子 主任より「MRI検査を安全に行うために」と題しMRIで重要な安全性をwithコロナ時代の対応を含めて講義が行われました。2部では新企画Case study 3minutesとして6施設より症例や創意工夫のなどを多岐に渡る発表が行われました。特別講演では横須賀市立市民病院 加々美充 先生より「体幹部の非造影MRAを極める」と題し、撮影技術の習得とその極め方を多数の症例画像と用いて講演が行われました。WEB開催でしたが、運営も円滑に会が進行するように工夫を凝らし大変有意義で盛況な会となりました。
3月6日(土)、第9回イムスX線撮影研究会をZoom配信にて開催しました。テーマは「四肢撮影Updates」とし、アンケート等で要望の多かったレントゲン撮影の部位に対して4講義おこないました。また今回はAll the member Zoomとし、運営も演者も一か所に集合せず、すべての参加者が各施設・自宅等でオンライン参加する形式での開催としました。運営、司会、演者はオンラインで音声、通信状況のチェックなどのリハーサルを入念に行い、障害の無いように努めました。講義では、意外と難しい拇指CM関節(親指の付け根)の撮影、股関節の色々な角度からの撮影、珍しい肩関節撮影法、膝関節の撮影のコツ等を、分かりやすく丁寧にプレゼンしました。110名という多くの参加があり、盛況のうちに終えることができ、非常に有意義な会となりました。
昨年度より新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期していた、予防医学部門放射線部の勉強会をWeb配信の形で開催しました。予防医学部門は放射線領域に限らず、部門内における運用や検査の統一に取り組んでいます。これを踏まえ、イムス板橋健診クリニック 中條健司技師長より「全衛連対策」と題し講義が行われました。全衛連の実施する精度管理に対応する検査を提供することは、検査の質を高く統一していくうえで効果的な指標であり、今回の講義でそのポイントを重点的に学ぶことができました。各施設で今回講義を生かし、より良い検査の提供ができるように取り組んで欲しいと思います。
今回、第12回Angio研究会は第11回に続き新型コロナウイルスの影響を考慮してWeb配信にて開催しました。前回の参加者アンケートを元に当日参加できない人を考慮して、動画視聴期間の延長や演題資料の配布を行いより参加人数増加を試みました。結果として計17施設、113名の参加数となり前回よりも減ってしまいましたが、多くの質問や意見を頂き好評でした。発表内容は撮影技術や被ばく管理の方法、他部署を交えてのALSシュミレーション、感染対応の方法の4演題で行われ貴重な情報を共有することができました。各施設で活用していくよう検査・治療に望みたいと思います。今後も各施設の検査・治療に活用できるよう、意見や要望を取り入れて内容を充実できる研究会にしていきたいと思います。
IMSグループ放射線部主催の第15回イムスCT研究会がZoomにて開催しました。初のWEB開催でしたが22施設、132名と過去最多の放射線技師が参加しました。内容は4部構成で第1部「Killer disease(頭部領域)」横浜新都市脳神経外科病院 水浦怜主任、第2部「頭部領域~3D構築の基本と実践~」東戸塚記念病院 佐藤祐太主任の両発表では脳外科領域を中心に血管解剖・症例・オペに役立つ画像構築など、基礎的な知識から若手指導に有用な講義で直ぐ業務に活かせる内容でした。第3部「造影剤漏出の現状 アンケート」は48施設に協力頂きグループ内の造影検査時の対応を把握することができました。第4部「COVID-19の撮影状況と症例」横浜旭中央総合病院 小野里公佑副主任より過酷な現場報告から対応方法・感染防止は非常に参考になる内容でした。今後も意見・要望を取入れ、来年6月開催を予定しています。
MRIに関する撮像技術等を学ぶべく、81名の診療放射線技師がZoom参加しました。はじめにイムス太田中央総合病院 須田徹 主任より「イムスMRI研究会 活動紹介」としてWithコロナ時代の研究会活動の方向性について報告がありました。次に今回の主講演として新松戸中央総合病院 清水美佐子 技師より「各モダリティから見る乳がんOPE前検査及びMRIの有用性」と題し、放射線科が携わる乳がん治療に対するマルチモダリティによるアプローチに関して発表が行われました。高島平中央総合病院 橋本洋志 技師からは「当院におけるMRI業務の取り組み」と題し、所属施設よりリモート発表する試みや横浜旭中央総合病院 清水健登 技師、イムス三芳総合病院 湯本将太 主任より非造影MRAの症例報告が行われた。研究会初のWeb開催となったが、運営も工夫を凝らし大変有意義で盛況な会となりました。
9月5日、イムスX線撮影研究会を池袋会議室で開催しました。今回はZoom併用のハイブリッド開催を、当会として初めて行いました。会場参加は7名程度であったが、Zoom参加は70端末を越える診療放射線技師に参加頂きました。参加承認に若干の遅れは有ったものの、無事に開催し終わることが出来ました。テーマは「マルチモダリティ」とし、レントゲン撮影の重要性をCTやMRIの画像を絡めて、症例報告や撮影方法、画像調整、機能解剖の視点から詳しく講義しました。質問等はチャットで随時受けつけ、講義後に返答する形をとりました。Zoomの機能を駆使し、今後も新しい時代に則ったおもしろい企画を考えていきたいと思います。
今回、第11回Angio研究会は新型コロナウイルスの影響により会場での開催は中止となった為、Web配信による特別編として初めての試みを行いました。発表は4演題で動画配信にて各施設でダウンロードをしていただき、視聴したのちQRコードにてアンケートを収集の形をとりました。結果として19施設、計157名の参加数となり研究会過去最大の参加者を集めることができました。会場での発表と異なり、動画配信することにより、当日参加できない人も参加できるという利点が多くの参加者を集めることができたのではないかと思われます。発表内容も撮影技術の基礎、症例発表や術中支援、計測法などの各施設の技術や知識を共有することができ、アンケートも好評でした。改善点が多い研究会となったが、今後も動画配信を活用し研究会をよりよく盛り上げていきたいと思います。
イムス池袋大会議室にてイムスAngio研究会を開催した。各施設より放射線技師68名の参加があった。10回目を迎える今回は2部構成で行われ、第1部ではAngio装置の施設紹介、術中のサポート技術、チームサポート等の内容が発表された。第2部は今回初めて試みるシンポジウムが行われ、教育やコミュニケーション、臨床時の悩みなどをアンケート収集し議論・討論を行った。第1回目のシンポジウムであったが沢山のアンケート結果をいただき、教育側・研修側の両者の思いを打ち明ける事が出来たのではないかと感じさせられた。今後も今回の課題や参加者の意見を取り入れながら内容を充実させ、より多くの方に参加いただける会を考えていきたいと思う。
第14回イムスCT研究会がイムス池袋会議室で開催された。「スキルアップ心臓CT」というテーマの下、15施設89名の放射線技師が参加した。内容は3部構成で第1部「キャノン線量管理システム『DoseXross』のご紹介」ではメーカー講演により医療法改正を視野に入れ線量管理・記録について情報共有を行い、第2部では心臓CT分野でご活躍の外部講師をお招きしご講演いただいた。「患者さんにやさしい心臓CTを目指して~撮影の基礎から読影の補助まで~」と題し若手や指導者に必要な知識や撮影方法など、直ぐ業務に活かせる内容であった。第3部「心臓CT症例検討会」では各施設の相談症例を検討し今後の解決策として非常に参考になった。今後も意見・要望を取入れ、次回6月開催を予定している。
MRIの医療安全および撮像技術を学ぶ為、75名の診療放射線技師が参加した。第一部「なんでもCase
Study!」では4施設(板橋中央総合病院/イムス太田中央総合病院/横浜旭中央総合病院/横浜新都市脳神経外科病院)から「きいてよ!ウチのスゴいところ!!」と題した共通タイトルにおいて、各施設の臨床上の工夫点から機器に関する内容まで多岐に渡る発表が行われた。第二部では第10回の記念大会として外部講師を招聘し「本音で語る、これからMRI担当技師さんがおこなうこと」と題し特別講演が行われた。講演中にも活発なディスカッションが交わされるというアクティブな内容で、初心者は技師としての姿勢や考え方を学び、エキスパートは原点をもう一度見直す事の出来る大変有意義で盛況な会となった。
第7回イムスX線撮影研究会が9月7日にイムス池袋会議室にて開催された。今回のテーマは「再撮影」ということで、一般撮影における再撮影の頻度と分析、再撮影に関わる患者接遇や撮影法の再考などを講義した。アンケート報告では再撮影になりやすい部位など、各施設の考え方や傾向を細かく説明した。再撮影の頻度と分析ではケアレスミスを減らすことで再撮影減少につながる事や、幹事施設で導入している写損管理システムでの高精度の集計報告があり、今後このシステムの成果が期待された。再撮影時の患者さまへの接し方や、再撮影の必要性や基準などについての講義もあり、若手からベテランまで参考になる会であった。参加人数は74名と前回を下回ったが盛況な会であった。
イムス池袋会議室にてイムスAngio研究会を開催した。各施設より放射線技師71名の参加があった。9回目を迎える今回の会は2部構成で1部の一般演題では、症例報告、治療を円滑に行うべく支援画像を提示するため、技師の工夫など大変興味深い内容が発表された。第2部は特別講演としてドラマ「ラジエーションハウス」を監修された特別講師をお招きし、ご講演いただいた。放射線技師としての在り方を深く構想することが出来た。今回の各講演で学んだ事を活かし自施設の検査、治療に望みたい。今後も今回の課題や参加者の意見を取り入れながら内容を充実させ、より多くの方に参加頂ける会を考えていきたいと思う。
IMSグループ放射線部主催の第13回イムスCT研究会がイムス池袋会議室で開催された。「令和~新たなる時代を迎える、診療放射線技師の展望」というテーマの下、19施設・98名の放射線技師が参加した。内容は4部構成で第1部「放射線技師としてのNEXT STEP」では認定資格についての情報共有を行い、第2部は「キヤノンCTの最新技術のご紹介」でメーカー担当者から急性期脳疾患対策やDeepLearningを用いた画像再構成の講義、第3部「見落としてはいけない疾患」では大動脈解離に焦点をあて画像の読み方や見せ方の工夫を、第4部は新松戸からグループ3台目の導入となった「320列の運用報告」が行われ、活発な質疑応答により研究会後も意見交換が行われた。今後も意見・要望を取り入れ、より多くの皆さまが参加できる会を考えていきたい。
MRIの医療安全および撮像技術を学ぶ為、58名の診療放射線技師が参加した。Sky Factory Japanより「ルミナススカイシーリング」の製品紹介に始まり、医療安全対策として「気を付けよう!見落としやすい金属製品~実例報告を元に~」明日から使える臨床編として「DWIBSをはじめました~検査報告と検討~」を学んだ。今回フリー参加である「なんでもCase Study!」では5施設の参加があり、臨床から設備に関する内容まで多岐に渡り、活発なディスカッションが時間の許す限り行われ盛況な会となった。初心者からエキスパートまで幅広い技師が議論を交える中で多くを学べた充実した内容であった。
第6回イムスX線撮影研究会が3月2日(土)にイムス池袋大会議室にて開催された。今回のテーマ は「ポータブル撮影②」ということで、各部位の術後ポータブル撮影、感染対策、撮影の再考を講義 した。感染対策に関しては、防護の仕方やどの薬剤が効くかなど、病棟へポータブル撮影に行く上でとても参考になる内容であった。ポータブル撮影の再考の講義では、ベッド上でのFPDの挿入の仕方 、入射角度の決め方、座位と臥位での画像の違いという細かい講義もあり、ぜひ各施設で実践していただきたい。術後撮影のアンケート結果では撮影法やパラメータなど各施設でこだわりがあることが わかった。参加人数は今回も102名を超え、盛況な会となった。
イムス池袋会議室にてイムス Angio研究会を開催した。各施設より放射線技師65名の参加があった。8回目を迎える今回の会は『動画』を活用した発表を基に若い技師が取り入れやすい内容を目指した。1部の一般演題では、動画にて新装置の施設紹介を、防護メガネの遮蔽効果の検討報告、頭部症例報告を行った。第2部は『当院のステントグラフト紹介』で2施設に分けTEVAR,EVARについて報告が行われた。 各演題で動画を使用して説明が行われたため、発表内容をより理解しやすく学ぶことが出来た。今回の各講演で学んだ事を活かし自施設の検査に望みたい。今後も今回の課題や参加者の意見を取り入れながら内容を充実させ、より多くの方に参加頂ける会を考えていきたいと思う。
IMSグループ放射線部の第12回イムスCT研究会がイムス池袋会議室で開催された。「急性腹症の画像診断と造影剤ガイドラインの最新情報」というテーマの下、20施設、101名の放射線技師が参加した。内容は2部構成で「造影剤の安全性に関する最新情報」ではバイエル薬品株式会社より欧州泌尿生殖器放射線学会の造影剤ガイドラインから最新改訂版の情報を得ることが出来た。第2部では横浜旭中央総合病院から放射線科の佐藤先生をお招きして「急性腹症」についてご講演頂いた。虫垂炎や胆嚢炎など多くの症例から画像の読み方や見せ方の工夫を、読影医の視点から非常にわかりやすくご指摘いただいた。今後も意見・要望をとりいれ、より多くの皆さんが参加できる会を考えております。
MRIの撮像技術を学ぶ為、69名の診療放射線技師が参加した。キヤノンメディカルシステムズ株式会社より「MRI最新技術紹介」。また新幹事のイムス東京葛飾総合病院、梅田洋平副主任により「高速撮像のいろいろ」について発表がなされた。恒例となっている参加型の「Case study」では3施設からの症例が持ち寄られフリーディスカッションがなされた。研究会の最後には特別講師をお招きし、「あなたがすべき高速撮像」と題し特別講演をしていただいた。各施設で日々の業務に活かされる事を期待したい。
第5回イムスX線撮影研究会が9月1日(土)にイムス池袋会議室にて開催された。テーマは「ポータブル撮影と救急撮影」とし、今回は一般撮影に欠かせないグリッドを扱う三田屋製作所にも講義をいただき、グリッドの特性や使用する上での注意点など再確認することができた。ポータブル撮影は入院している患者様を撮影することが多く、週に何回も比較撮影するため、再現性がとても重要となる。そこで再現性を良くするための体位や入射角度など、各施設で工夫していることを講義した。救急撮影の講義では、症例発表や救急ならではの撮影法を紹介した。こちらも普段から行なっている一般撮影の応用となるため、これからも続けていきたい。
イムス池袋会議室にてイムス Angio研究会を開催した。各施設より放射線技師84名の参加があった。7回目を迎える今回の会のテーマは「基礎」とし、若い技師が取り入れやすい内容を目指した。1部一般演題では、脳血管領域におけるAngio画像を活かした解剖、放射線防護における自施設の線量率測定の重要性、レア症例にて学ぶ技師のアプローチのあり方等を、2部特別講演では「ポリグラフでわかること」と題し、臨床工学科より講師をお招きし、普段聞く事の出来ない専門的な内容や他職種から見た心カテ時に注意すべき点等、大変参考となる貴重な講演を聞くことが出来た。今回の各講演で学んだ事を活かし自施設の検査に望みたい。今後も今回の課題や参加者の意見を取り入れながら内容を充実させ、より多くの方に参加頂ける会を考えていきたいと思う。
IMSグループ放射線部の第11回イムスCT研究会がイムス池袋会議室で開催された。「造影~投与法を考える~」というテーマの下、21施設、119名の放射線技師が参加した。内容は3部構成で「CT-Angiographyに影響を与える因子-心機能をTECから紐解く-」では根本杏林堂よりCTA撮影時に心機能(心拍出量)を理解し、適切なタイミングで撮影すると描出不良例に対応できることを学んだ。「造影リスクマネジメント」「各施設における大動脈解離の撮影方法と画像比較」では副作用時の対応方法、症例から見た各施設の撮影機器による画像の違いが現場に反映される内容となった。今後も意見・要望をとりいれ、より多くの皆さんが参加できる会を開催したい。
MRIの撮像技術を学ぶ為、79名の診療放射線技師が参加した。富士製薬工業株式会社よりMRI用造影剤「マグネスコープ」の製品紹介を受けた。また医療安全対策として「条件付きMRI対応心臓埋め込み型ペースメーカ」、アンケートで要望の多かった内容として「基礎からはじめる脊椎領域」、明日から使える臨床編として「Time-of-Flightのいろいろ」「Motion artifactについて」を学んだ。フリー参加の「Case study」では参加型のフリーディスカッションがなされた。初心者からエキスパートまで幅広い技師が多くを学べた充実した内容であった。