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入院・面会される方へ

病棟のご案内

回復期リハビリテーション病棟

主に脳血管疾患(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血など)や、運動器疾患(骨折など)を発症された方の集中的なリハビリテーションを行う病棟です。目標は、患者様がご自宅に戻り、残存機能を生かして、その方らしい生活 が送れるようになること。
入院期間は、脳血管疾患は最大180日、運動器疾患で最大90日と制限がありますが、早期から積極的にリハビリテーションを行うことで身体機能の改善を目指し、日常生活機能の向上へと繋げていきます。

入院中は、セラピストが介入する時間以外も日常生活すべての時間がリハビリテーションです。
医師、看護師、介護福祉士、看護補助者、クラーク、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療相談員、薬剤師、栄養士、様々な職種が一丸となり、連携を図りながら、患者様お一人おひとりに介入いたします。

以下では、病棟の風景をスライドショーで再生することができます。院内の雰囲気を感じていただけたら幸いです。



入院生活について

準備中

必要なもの

入院当日の手続きで使用するもの

  • 健康保険証(後期高齢者医療被保険者証、健康保険高齢受給者証、健康保険限度額適用認定証、標準負担額認定証、各種手帳、重度障害者医療証など)
  • 介護保険証
  • 印鑑
  • 保証金10万円
    ※現金でお預かりいたします。ただし、生活保護の方、自賠責保険、労災保険を手続き済みの方は不要です。

入院生活に必要なもの

  • バスタオル 4~5枚
  • タオル 5~6枚
  • 歯磨き粉・歯ブラシ・洗面用コップ・お茶用コップ(プラスチック製) 各1個
  • パジャマ(上下)、リハビリしやすい服装(上下) 各3~4枚
  • 下着、靴下、肌着 各3~4枚
  • 義歯、義歯ケース(必要時)
  • 電動髭剃り(自分でできない人)、充電器(男性のみ) 各1個
  • 爪切り、ヘアブラシ、シャンプー、リンス、ボディソープ(ミニボトルはご遠慮ください) 各1個
  • 入浴用洗面器(必要時)
  • 上履き又は室内履き(すべりにくいもの) 1足

注意事項

  • 持ち込みの物は、すべて自己管理をお願いしております。紛失を避けるため、名前のご記入をおすすめします。
  • 洗濯室を使用される方は、洗濯洗剤をお持ちください(洗濯機1回300円、乾燥機30分100円)。
  • ご自宅にて洗濯が難しい方は、業者洗濯もご用意がございます(8,800円/月)。
  • 貴重品管理について、床頭台に鍵のかかる引き出しがございますのでご利用ください。なお、貴重品の紛失に関しては、当院では一切責任を負いかねます。持ち込みは必要最低限でお願いします。

入院セットリースについて

当院では、安心・安全な療養環境をご提供するために、医療従事者が選定したセットをご用意しております。

※表示価格はすべて税込み表記

Aセット 1,760円(日額) 室内着・病衣(甚平型)・肩開き浴衣・肌着・下着・靴下・バスタオル・フェイスタオル・使い捨ておしぼりタオル・ひざ掛け・フリース・室内履き・交換サービス品
Bセット 1,540円(日額) 室内着・病衣(甚平型)・肩開き浴衣・バスタオル・フェイスタオル・使い捨ておしぼりタオル・ひざ掛け・フリース・室内履き・交換サービス品
Cセット 880円(日額) 室内着・病衣(甚平型)・肩開き浴衣・肌着・下着・靴下・バスタオル・フェイスタオル・使い捨ておしぼりタオル・ひざ掛け・フリース・室内履き
Dセット 660円(日額) 室内着・病衣(甚平型)・肩開き浴衣・バスタオル・フェイスタオル・使い捨ておしぼりタオル・ひざ掛け・フリース・室内履き

交換サービス品に含まれるもの

歯ブラシ・歯磨き粉・入れ歯洗浄剤・入れ歯洗浄ブラシ・入れ歯ケース・ガーグルベース・リップクリーム・リンスインシャンプー・ボディソープ・食事用コップ・カラーコップ・ストローコップ・BOXティッシュ・ウエットティッシュ・綿棒・保湿ローション・使い捨て食事用エプロン

注意事項

セット料金となっておりますので、ご使用の有無に関わらず1日ごとに費用が発生いたします。
追加の配布、交換をご希望の際は、病棟看護師までお声掛けください。

室料差額代について

料金(1日につき) 病床数 号室(床面積) 付帯設備
8,800円 一人部屋 613号室(13.91㎡) 615号室(13.22㎡) トイレ、洗面台、個人用ロッカー 小机、椅子、照明
3,300円 一人部屋 612号室(21.35㎡) - トイレ、洗面台、個人用ロッカー 小机、椅子、照明

オムツ代

オムツを使用される方には、当院にも準備がございます。どうぞご活用ください。

テレビ代

日額550円で利用可能です。契約については、医事課入院係までお申し出ください。なお、ご利用の際にはイヤホンの準備をお願いします。

ラジオ代

日額55円で利用可能です、契約については、医事課入院係までお申し出ください。なお、ご利用の際にはイヤホンの準備をお願いします。

理髪サービス

外出・外泊が出来ない入院中の患者様に対して理髪サービスを行っております。
希望される方につきましては、総合受付または当院ホームページにある『申込フォーム』よりお申し込みください。


注意事項

  • 理髪は、完全予約制でございます。ご希望の方については、当院2階総合受付またはホームページよりお申し込みください。
    ※総合受付でのお申し込みは、9時00分から17時00分迄受付しております。
  • 予約状況により1~2ヶ月お待ちいただくこともございますので、早めのご予約をお願いいたします。

部屋の移動について

入院中の患者様の様子やお部屋の状況等によって、病室を移動する場合がございます。予めご了承ください。

面会について

新型コロナウイルス感染症の流行から、感染防止対策を行うため、以前より禁止としておりました対面式面会につきまして、
2022年12月19日(月)より制限付きで再開いたします。

外出・外泊について

外出及び外泊は、主治医の許可が必要です。なお、外泊は連続して2泊まで、ひと月連続して3日以内、且つ6日以内までが限度でございます。
主治医の許可なく無断外出泊、喫煙、飲酒等を行われた場合、退院していただく場合がございます。

退院について

退院時期や退院日については、主治医との確認の上、決定しております。なお、退院日へ原則平日の午前でお願いしております。

入院期間について

回復期リハビリテーション病棟は、疾患別に入院日数に上限がございます。入院期間は主治医と共に決定していく形となりますが、なるべく早くご自宅等での 生活を送っていただけるよう、短い入院期間で集中したリハビリをご提供いたします。

他院受診について

当院入院中に他の病院での治療は医療保険の都合上、原則として出来ません。やむを得ず受診されたい場合はご相談ください。 (歯科は、当院にて訪問歯科による治療が可能です)

薬の変更について

転入時、当院で採用のないお薬は類似薬に変更させていただくことや、お身体の状況をみて医師が必要に応じて追加や中止をさせていただく場合がございます。

病状変化時の対応について

病状変化された場合、医師の判断により他院へ搬送させていただく場合がございます。

面談、家庭訪問について

入院中は、今後の治療方針、入院期間、方向性などについて定期的に主治医と面談を行います。また、必要に応じてご自宅に伺い、家屋の評価をさせていただきます。その際は患者様やご家族様にもご参加いただきますので、ご協力をお願いいたします。・定期的な面談の他にも、面談をご希望される場合は看護師にお申し出ください。担当医と調整後、ご連絡いたします。

リハビリテーション実施時の撮影協力について

リハビリテーション実施状況をご家族様へお伝えするために、実施時の写真及び動画撮影を行っております。ご希望の方は、看護師またはリハビリスタッフまで お声かけください。

当院の取り組みについて

当院では、患者様の自宅退院へ向けた以下の取り組みを、多職種で行っております。

看護

精神疾患を持ち、リハビリが必要な患者様の身体的・精神的両面のケアを実践しています。
リハビリスタッフと協同し、患者様のADLに合わせた排泄訓練を強化し、 在宅復帰時のトイレ動作の自立に向けたかかわりをしています。 退院後の生活を見据え、退院前カンファレンスはケアマネージャーや訪問看護師、往診医を含めて実施しています。
患者様に四季を感じていただき、暗くなりがちな入院生活を明るく、前向きに過ごしていただけることを願い、病棟の中は季節にあった飾り付けをしています。
また、毎月季節に合ったレクリエーションを行い、楽しみながら機能回復につなげられるようにしています。誕生日には、スタッフによる歌とバースデーカードでお祝いもしています

リハビリテーション

各専門による個別リハビリ

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が協力し、早期の能力回復による早期の自宅退院を目指しております。 理学療法では、衰えた筋力の回復や手足・体幹の基本的な動きの改善、生活に必要な歩行能力の向上に向けたリハビリをしており、階段や屋外での歩行など退院後の生活を見据えた幅広い移動パターンも練習します。
作業療法では、手や腕の動きのリハビリに加えて、日常生活における身の回りの動作(食事・トイレ・着替えなど)の再獲得に向けたリハビリをしております。
また、退院後に必要な家事や仕事、趣味活動など元々行っていた作業の再開に向けた練習も併せて行い、体のみならず、高次脳機能障害へのリハビリにも取り組んでおります。
言語聴覚療法では、ご病気などの影響によるコミュニケーション能力の不調や、飲み込みの困難さの改善に向けたリハビリをしております。必要な方には退院後 の食事に関するご提案もしております。

<退院前のご自宅訪問>

希望される方にはご自宅への退院に向けた準備として、退院前に患者様と共にご自宅訪問をしております。病院で練習した動作がご自宅でも出来るかの確認。廊下やトイレ、浴室の手すりなどご自宅環境の調整の必要な場合は、改修や福祉用具の利用のご提案もいたします。退院前にこうした準備を済ませることで、不安が少なく退院の日を迎えられるお手伝いをしております。

<退院後も困らないためアフターフォロー>

ビリテーション科では訪問リハビリ、短時間通所リハビリ、外来リハビリの機能を備えております。 退院後訪問リハビリとして直接スタッフが伺うことで、ご自宅での困りごとなどの確認や相談、屋外での長距離歩行、買い物など入院中には多くできなかった訓練をできるようにしております。さらに、公共交通機関などを利用して通院できるようになった方や、ご家族などの送迎が可能な方は、外来リハビリ、または短時間通所リハビリを利用していただき、介護予防に向けたアフターフォローをしております。
入院から退院まで ワンストップサービスで再びもとの生活に戻るまでを当院リハビリテーション科がご対応いたします。

詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

<退院後の当院通所・訪問及び外来リハビリフォロー率>

回復期からの通所・訪問・外来のフォロー率

※表は横にスクロールします

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均
25.0% 14.3% 28.6% 10.0% 80.0% 63.6% 20.0% 100.0% 20.0% 36.4% 33.3% 13.3% 37.0%

医療相談員


入院中、退院後の生活で不安なこと、困りそうなことがあれば、医療ソーシャルワーカーが相談に乗り、一緒に解決していくお手伝いをします。

例えば…

・入院費用が支払えない…、
・退院後の生活費が少なくて不安…。
・自宅に退院させたいけど、介護できるか不安…。
・退院後、一人で怪我なく過ごせるか不安…。
・施設入所も考えているが、どういうところが良いのか分からない…。など
入院患者さんお一人ずつに担当医療ソーシャルワーカーがついておりますので、お気軽にご相談ください。

<入院患者の退院先>

準備中

<在宅復帰率>

※表は横にスクロールします

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2019年度 85.7% 76.9% 83.3% 86.7% 88.9% 93.3% 84.6% 84.2% 61.5% 78.6% 80.0% 82.4%
2020年度 75.0% 65.0% 90.9% 86.7% 81.3% 84.6% 83.3% 66.7% 89.5% 83.3% 100.0% 83.3%
2021年度 94.4% 92.3% 77.8% 66.7% 88.9% 94.4% 87.5% 88.0% 85.7% 81.3% 75.0% 94.1%

各種実績について

入院患者対象疾患割合

その他の診療実績について

上記以外の各部門実績については、下記リンクをご参照ください。


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