Menu
部署紹介
臨床心理室
「心の専門家」である臨床心理士が、心の悩みをお持ちの方やそのご家族を対象に、心理療法(カウンセリング)や心理検査を用いて、心のサポートを行います。ご自身がその環境の中でより自分らしく生き生きと生活できるようお手伝いいたします。以下のようなことでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
- ストレスを感じる方
- なんとなく憂鬱で意欲がない方
- いつも過度に緊張してしまう方
- 自分の性格や対人関係のことで悩んでいる方
- 自分の行動に関することで悩んでいる方
- 育児や子どものことで悩んでいる方 など・・・
心理検査
知的機能や性格傾向など、ご自身の理解や治療に役立てるために行います。必要に応じて、各種検査を組み合わせて行います。
人格検査
検査者からの質問に答えたり、絵を描くなどさまざまな方法があります。人格検査では、その方の知的側面、職業適性、情緒的側面、衝動や感情のコントロールの仕方、対人関係の特徴、精神障害や知的障害の早期発見、予後の予測などを目的に行います。
発達 及び 知能検査
知能を測定するための検査です。言葉の問題や数字の問題などさまざまな問題に取り組みます。知的側面、職業適性、精神障害や知的障害の発見を目的に行います。どのようなことが得意で、どのようなことが不得意かを知り、生活の困難さを緩和する工夫を考えていきます。
認知機能検査・その他心理検査
認知機能(言語、構成能力、記憶、計算、推理など)を評価し、認知障害測定を目的として行います。その他、うつ症状の程度を評価する検査や不安の強さや質を評価する検査などを行います。
心理カウンセリング
さまざまな心の悩みでお困りの方に、心理療法・カウンセリングを行います。
家族相談
患者さまのご家族を対象に、家族カウンセリングを行います。
グループ療法
精神科デイケア内で集団認知行動療法を行っております。また、認知症治療病棟では回想法を、精神科急性期治療病棟ではコミュニケーション講座を行っております。
集団認知行動療法
さまざまな日常場面で起こる「ものごとのとらえ方」に焦点を当て、「気分がちょっと楽になる考え方」を考えることで、日々の生活の中でのやりにくさを減らしていくことを目的としています。また、コミュニケーションの練習を通して、対人関係がよりスムースになるよう考えていきます。看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士が担当します。
回想法
当院の回想法は、“子どもの頃の遊び”“私の家族”“季節の食べもの”など毎回テーマを決め、それぞれについて患者さまに回想していただくことにより、情緒の安定や意欲の向上、社会的交流の促進を目的として行っています。安心して話せる場の提供や患者さま同士の情緒的な交流等により、精神状態の安定やQOLに好影響を与えることに繋がっていくと考えられます。作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士が担当します。
コミュニケーション講座
退院に向けて調子を整えたり、退院後の生活を過ごしやすくしたりすることを目指すプログラムです。「ストレスとどのように付き合っていくか」「相手に自分の気持ちをうまく伝えたい」など、生活の中で困っていることを皆で話し合ったり、コミュニケーションを取る練習を行ったりしています。認知行動療法、SST、アサーショントレーニングなどを中心に、臨床心理士が講義をします。作業療法士、臨床心理士が担当します。
※ いずれも完全予約制となります。ご希望の方は当院医師の診察にてご相談下さい。当院以外で精神科治療を受けられている方は、主治医とご相談の上、紹介状をお持ち下さい。その上でカウンセリングの適応の有無について判断いたします。混雑状況によっては他機関へご紹介させていただくこともあります。
募集要項
募集要項はこちらをクリックしてください。