Menu

専門認定薬剤師

現在の医療は、医学や薬学の進歩とともに高度化しています。
その中で最善の医療を提供するために、様々な専門職が集まってチームを組み治療を行っています。
この医療チームの一員として、効果的な薬物治療を行うために専門・認定薬剤師が必要とされています。

外来がん治療認定薬剤師

1.取得のきっかけは?

がん化学療法の業務を担当することになったことが認定取得のきっかけです。業務を行う中で、より深く関わっていきたいと思い認定を取得しました。

2.現在の活動内容は?

抗がん薬のミキシングや薬剤指導などを行っています。薬剤指導では治療導入前の投与量や支持療法のチェック、導入時の説明、導入後には副作用を評価し患者指導や支持薬の提案などを行っており、治療を通して薬剤師が継続して介入しています。
その他にも、レジメン管理や院内勉強会の開催、薬薬連携による地域のがん化学療法の向上などにも取り組んでいます。

3.これからの目標は?

多職種で知識や患者情報を共有しチームでレベルアップできるような体制を作り、チームで患者さまに寄り添った治療を提供できるようにしていきたいです。

4.学生に向けてひとこと

抗がん薬治療は次々と新しい薬剤や組み合わせが開発され変化が著しい分野だと思います。治療には安全性の確保や副作用コントロールが必須で、薬剤師は重要な役割を果たしています。がん化学療法は薬剤師としての職能を発揮し、チームで患者さまに貢献できるやりがいのある仕事だと思います。

横浜旭中央総合病院

感染制御認定薬剤師

1.取得のきっかけは?

入職2年目の頃の私は、抗菌薬に関して医師へ処方提案をする難しさを感じていました。そのため、将来は感染制御に関する正しい知識を身に付け、医師と対等に意見交換ができる薬剤師になりたいと思ったからです。

2.現在の活動内容は?

ICTに所属し、感染状況の把握や手指消毒実施の啓蒙、消毒薬使用方法の確認、個人用防護具着脱方法の指導などを行っています。また薬剤耐性対策として、抗菌薬使用状況の把握や、広域抗菌薬使用症例への介入などに取り組んでいます。

3.これからの目標は?

現在、感染認定薬剤師が中心となって、症例介入や抗菌薬に関する提案を行っています。しかし、抗菌薬適正使用を推進するためには、医師・薬剤師・看護師を含めた多くのスタッフによる活動が必要です。院内全体で連携して感染ラウンドや症例介入、抗菌薬適正使用の啓発・提案などを行い、適切な感染症治療を行える環境を整えることが今後の目標です。

4.学生に向けてひとこと

IMSグループは、資格取得のための様々なサポート体制が整っています。一緒に専門的な能力を発揮し、活躍できる薬剤師を目指してみませんか?

三愛会総合病院

認知症研修認定薬剤師

1.取得のきっかけは?

当院は認知症疾患医療センターに指定されているので専門性を高めたいと思ったことと、病棟や外来で患者さまに服薬指導をする際、思うように指導できず悩んだことがあったので、認知症について知識を深め、対応できるようにしたいと思い取得を目指しました。

2.現在の活動内容は?

認知症ケアチームで行うラウンドに同行しています。当院には認知症治療病棟もありますが、このラウンドでは内科病棟をラウンドし、入院による認知症の進行を予防したり、個々に合わせたケアを多職種の視点で支援できるよう活動しています。他にも、病院全体でDカフェや家族会に取り組み、認知症患者さまとご家族の支援を行っています。

3.これからの目標は?

自己研鑽を続けることと、認定を取得する人が増えるような活動を行いたいです。またチームの中で薬剤師の力を発揮し、院内院外問わず薬物療法を中心に、すべての患者さまが良い環境で自分らしく生活できるように支援していきたいです。

4.学生に向けてひとこと

日本の認知症高齢者は、2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれており、今後はどんな病院でも認知症患者さまに関わる機会が増えると思います。多くの高齢患者さまに関わるベースとして認定取得を目指してみませんか。

鶴川サナトリウム病院

小児薬物療法認定薬剤師

1.取得のきっかけは?

学生時代に小児の医療に関わる薬剤師の講義があり、興味がわいて小児科病棟のある病院に入職しました。2年目から小児科病棟に配属され、病棟業務を行う中でもっと知識をつけたいと思ったことが取得のきっかけです。

2.現在の活動内容は?

小児科病棟で服薬指導や処方箋鑑査などの業務を行っています。医師から吸入指導を依頼されたり、看護師から内服困難な児への介入をしてほしいと相談を受けたりすることもあります。小児用量について、書籍を調べたり、企業に問い合わせを行ったりして、より安全で根拠のある薬物治療に寄与できるよう心がけています。

3.これからの目標は?

知識不足を感じることが多いので自己研鑽を行い、多職種と協力しながら治療に介入していきたいです。病気と闘う児、その親に対して介入することで、不安や負担を少しでも減らせていければと思います。

4.学生に向けてひとこと

入院時にぐったりしていた児が、退院時にはニコニコでおうちに帰るのを見ると、とても嬉しくなります。難しいと思うこともありますが、やりがいがとてもあるので、小児の薬物治療に興味がある方はぜひ病院見学に来てください!

イムス富士見総合病院

お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください


ページトップへ戻る