病院指標

2024年度(令和6年度)病院指標

2024年度(令和6年度)医療の質指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - - 16 53 192 283 563 485 96
  • 10未満の数値はー(ハイフン)と表示しております。
  • 2024年6月1日から2025年5月31日までに退院された患者様は、1,698名で月平均141.5名です。
  • 患者様の平均年齢は72.82歳で、60歳以上の割合は8割を超えております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050161xx01x1xx 大動脈解離 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2-1あり 52 18.81 29.35 28.85% 70.87
050080xx0111xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-1あり 41 18.83 31.90 9.76% 75.88
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 36 12.75 21.11 8.33% 70.67
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 36 14.08 20.84 2.78% 68.47
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2-1あり 30 22.13 27.01 13.33% 76.70
  • 解離性大動脈瘤に対する「人工血管置換術」が最も多く、弁膜症に対する「弁形成術」・「弁置換術」も上位を占めています。
  • 開胸手術よりも術後の回復が早い低侵襲手術も施行しており、全国の在院日数よりも短くなっております。
  • その他、狭心症などの虚血性心疾患に対する「冠動脈バイパス術」や大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術」も多く施行しております。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 326 3.67 4.47 0.31% 67.13
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 142 3.73 4.18 1.41% 72.77
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1-なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 123 4.59 9.59 4.07% 81.89
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2なし 94 2.91 3.27 2.13% 71.93
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処 88 9.52 11.37 4.55% 70.86
  • 頻脈性不整脈に対する「カテーテルアブレーション治療」や狭心症などの虚血性心疾患に対する「心臓カテーテル治療」が上位を占めています。
  • 症状に応じて心臓血管外科と連携し、患者様にとって最適な治療を迅速に行っております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -
  • 当院は「心臓血管外科」、「循環器内科」、「麻酔科」を標榜しており、初発5大癌に対する治療がございません。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 69 2.39 13.00 14.49% 70.28
K5551 弁置換術(1弁) 31 4.81 13.45 22.58% 76.87
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 25 3.44 10.08 24.00% 73.48
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 25 0.00 0.0 0.00% 70.08
K560-22ニ オープン型ステントグラフト内挿術(上行・弓部同時、その他) 24 0.25 21.83 21.83% 63.17
  • 同一手術において複数の手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
  • 狭心症などの虚血性心疾患に対する「冠動脈バイパス術」や心臓弁膜症に対する「弁置換術」を多く施行しております。
  • 夜間・休日を問わず365日24時間体制で診療を行っており、緊急手術を行える体制も整えています。
  • また下肢静脈瘤に対して日帰りでの「下肢静脈瘤血管内塞栓術」も多く施行しております。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 243 1.01 2.11 0.00% 68.41
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 103 1.62 1.66 0.00% 72.13
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 94 0.67 1.90 1.06% 64.68
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 75 0.91 3.88 5.33% 82.93
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 66 0.23 6.58 6.58% 72.09
  • 頻脈性不整脈に対する「カテーテルアブレーション治療」や狭心症などの虚血性心疾患に対する「心臓カテーテル治療」が上位を占めています。
  • クリニカルパスを使用し、入院中の治療計画の情報を患者様と医療スタッフとで共有することにより、安心で質の高い医療の提供を行っております。
  • その他、徐脈性不整脈に対する「ペースメーカー移植術」も多く施行しております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる -
180040 手術・処置等の合併症 同一 41 2.41%
異なる - -
  • 臨床上ゼロとはなりませんが、少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の症例数及び発生率になります。
  • 10未満の数値はー(ハイフン)と表示しております。
  • 術前には患者様やご家族に合併症の説明もしております。医療スタッフも術後の免疫低下時には細心の注意を払って治療を行っていますが、術後の合併症が少なからず発生してしまいます。万が一発生した際には迅速に最適な対応をしております。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
14 14 100%
  • 肺血栓塞栓症のリスクレベルが高い患者様に対して医師の指示のもと、関連職種がチーム医療で予防策を講じております。
  • 昨年に引き続き実施率は100%であり、全ての患者様に予防対策を実施しております。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
274 225 82.12%
  • 治療に最適な抗菌薬の選択のため、血液培養検査を施行しております。
  • 血液培養検査2セットの実施率は82.12%であり、抗菌薬の適正使用に努めております。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
50 48 96.00%
  • 適正な抗菌薬の使用のため、広域抗菌薬使用時は細菌培養検査を実施しております。
  • 感受性に応じた狭域の抗菌薬を使用することで、早期に感染症治療が治癒できるよう努めております。

転倒・転落発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
15,816 47 2.97‰
  • 計算式:(退院患者に発生した転倒・転落件数 / 退院患者の在院に数の総和)×1,000
  • 高齢の患者様の割合が高く、転倒・転落発生防止のため、日頃より環境整備や医療スタッフの知識習得を行い、最小限に留めております。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
15,816 3 0.19‰
  • 計算式:(退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数 / 退院患者の在院に数の総和)×1,000
  • 転倒・転落が発生した場合、環境要因、発生原因を詳細に分析し、多職種と共有することで予防計画の立案・実施などの予防策を講じ、発生リスクの低減を行っております。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

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全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
402 368 91.54%
  • 予防的抗菌薬投与とは、現在細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、術前に抗菌薬をあらかじめ投与することをいいます。
  • 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率は91.54%と、適切な周術期管理を行っております。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
15,269 16 0.10%
  • 評価表を用いて危険因子の評価、褥瘡のある患者様を把握し、週1回の褥瘡回診を行っております。
  • 計画の立案、早期発見、症状の悪化がないようチームで取り組んでおります。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

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65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
1,258 1,251 99.44%
  • 入院後48時間以内の栄養アセスメント実施割合は99.44%で、ほぼ全ての65歳以上の患者様に対して入院早期の評価を実施しております。
  • 評価の結果、栄養障害のリスクの高い患者様には早期に栄養管理の介入をしております。

身体的拘束の実施率

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退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
15,816 2,273 14.37%
  • 身体拘束を実施する際は、患者様やご家族への説明、同意を得て必要最低限での実施を行っております。
  • 精神的苦痛とならないよう努めております。

更新履歴

2025.09.24
病院情報の公開