IMSグループ医療法人財団 明理会 イムス富士見総合病院

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病院のご案内

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リハビリテーション科

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所属長挨拶

私が入職した当時(平成15年)のリハビリテーション科はスタッフ数8名の小さな部署でした。それが現在56名の大所帯となりました。当時と病院の規模、機能は変わりましたが、リハビリの重要性、ニーズは多いに高まったと言えます。現在当院では超急性期から在宅まで幅広く対応する中で、入院早期からのリハビリ介入、365日切れ目ないリハビリ介入を心掛け、多職種・地域との連携を密に図りながら患者さまの早期離床・退院を目指しています。また患者様・ご家族様のニーズを第一に考え、その人らしい生活を取り戻すためにより個別性のある訓練・指導を実践しております。これからも専門職として知識・技術の向上に努め、地域の皆様に信頼されるリハビリテーション科を目指し、日々精進してまいります。

スタッフ

人数:56名(男性24名 女性32名)

理学療法士38名 作業療法士15名 言語聴覚士3名

男女比:約4:6

平均年齢:27.9歳

(2024年3月31日現在)

リハビリテーション科の特徴

当院のリハビリ科は在籍スタッフが若手が中心で活気があり、一緒に考えながら成長を目指す取り組みが特徴です。
リハビリテーション室も広く、近隣グループ施設でも随一のリハビリ環境となっております。広いスペースを利用して整形外来、入院高齢者、外来小児など多様な患者様が混在して日々、リハビリ支援を提供しております。

▶リハビリテーション室

▶心リハ外来スペース

▶言語聴覚室

▶小児リハビリ室

理学療法士(PT)

理学療法士とは

病気やけが、加齢、障害などにより運動機能が低下した状態にある方々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いる治療法を行う国家資格を有した専門職です。

当院の理学療法士の強み(strong point)

急性期を中心とした総合病院として多様な診療科の医師とカンファレンス以外にも日常から患者様の情報共有や相談をさせて頂き、医療チームが連携したリハビリテーションの実践に繋がっています。特に脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患、心臓・循環疾患ではユニットケアも含めて「より早く、安全に」をモットーに早期からリハビリ支援を行っております。回復期、訪問リハビリ、外来リハビリ、小児リハビリと活躍するフィールドが多岐に渡るため、「入院〜在宅まで、小児〜高齢者まで」関わるチャンスがあり、セラピストとして成長を探求できるのが強みです。

作業療法士(OT)

作業療法士とは

基本的な動作能力(運動や感覚・知覚、心肺や精神・認知などの身体機能)から応用的な動作能力(食事やトイレ、家事など日常で必要になる活動)、社会の中に適応する能力(地域活動への参加、就学・就労など)を維持・改善させ「その人らしい」生活を獲得するために、医療・保健・福祉・教育・職業など様々な領域で行われる、”作業”に焦点をあてた治療・指導・援助を行う専門職です。

”作業”とは

人々の生活に関わるすべての諸活動(食事、入浴、、、等)
+対象となるすべての人々が目的や価値をもつ生活行為のことをさします。

当院の作業療法士の強み(strong point)

当院は上肢だけでなく体幹、下肢にも介入しています。「その人らしい」ADLやIADLを獲得する上で、OTとしての専門性を持ち患者様に関わることを大事にしています。また、「OTって楽しい!」と思ってもらえるような職場作りを目指し交流会やOT内での勉強会等もすすめております。

言語聴覚士(ST)

言語聴覚士とは

音声や言語機能、聴覚に障害のある人々、また、食べ物の飲み込みにくさ(嚥下障害)のある人々のために、それらの機能を向上させるための訓練や支援を行う専門職です。患者さまが安心して生活していけるよう、訓練だけでなく必要な検査やアドバイス、指導を行っています。

当院の言語聴覚士の強味(strong point)

当院の言語聴覚士は言語障害はもっともですが嚥下障害の支援に力を入れています。嚥下障害を克服することで、食事や飲み物を楽しむといった「本人らしい生活」のサポートをおこなっています。
加えて小児領域への介入も行っております。成人や小児、それぞれの医療やケアのニーズは異なるため、様々な領域での経験を積むことでより幅広い知識とスキルを身につけることができます。

当院のリハビリテーション紹介

急性期リハビリテーション

▶急性期病床数:281床

急性期病棟では骨折や変形性股関節症などの運動器疾患、脳梗塞や脊髄損傷などの脳血管疾患、肺炎などの呼吸器疾患、心不全や心筋梗塞などの心大血管疾患などの患者様を対象にリハビリを提供しています。発症後や手術後はご自身で動くことができない方も多く、関節が固くなる・筋力が落ちる・床ずれが発生する危険性があります。リハビリではリスク管理を行った上で早期から介入し、身体機能低下の防止や動作能力の向上を目指し努力しています。

部署特色

回復期リハビリテーション

▶急性期病床数:40床 
リハビリスタッフ数:21名(PT13名・OT7名・ST1名)

運動器・脳血管・廃用症候群等様々な疾患の患者様が急性期治療を終え、在宅復帰・生活自立を目指し集中支援する病棟です。必要に応じて家屋調査も実施し、在宅復帰に向け支援しています。

部署特色

訪問リハビリテーション

▶利用者様の数:約25名
リハビリスタッフ数:5名

退院後、入院中では想定しきれない在宅環境における実場面でのADL・IADL活動の訓練や福祉用具の選定、環境調整等も提案しています。ケアマネージャーなどの地域の多職種との連携や利用者様、利用者様のご家族ともコミュニケーションをとりながら在宅生活でのリハビリを継続しています。

産後リハビリテーション

▶リハビリスタッフ数:11名(すべて女性スタッフ)

産前産後の女性の多くは、腰痛や尿漏れ、肩こりなどさまざまなトラブルに悩まされます。特に産後のトラブルは育児に追われてケアがおろそかになり、症状の悪化を招く恐れもあります。妊娠・出産による身体への負担は想像以上に大きいため、できるだけ早く専門家による正しいケアを受けることが大切です。産後リハビリの目的は正しい姿勢や身体の使い方を指導し、体の不調を予防・軽減することです。

部署特色

小児リハビリテーション

▶リハビリスタッフ数:6名(PT1名、OT4名、ST1名)

【外来】
発達(運動・知的・言語)支援を中心に生活活動、就学活動等の自立や遂行獲得を目的に医師・ご家族・教育機関・療育機関と連携してお子さんの支援に取り組んでいます。お子さん・ご家族の状況に合わせて、目的に応じ週1〜2ヶ月に1回と外来頻度を調整して行きます。

部署特色

【入院】
急性肺炎や気管支炎等による呼吸不全に対して、排痰推進・無気肺改善を目的に呼吸リハビリ、ご家族指導を支援しています。発達支援関係は少なく小児科病棟(内科中心、外科も対応)の特性もあり、「被虐待疑い児の保護・状態精査」を目的とした入院支援も行っております。そのため、呼吸リハビリに加えて発達遅滞への脳血管リハビリ、廃用リハビリ等で医師を中心とした医療チームで生活復帰支援を行っています。

部署特色