集中リハ病棟
集中リハ病棟とは
急性期治療を終え、リハビリが必要な患者さまを入院の対象として、個々の疾病や障害に合わせた生き方、生活の仕方を、ご家族と医師・看護師・理学療法士・作業療法士等で共に模索し、ご自宅への退院を目指して、個別の訓練を行う病棟です。患者さま一人ひとりに合ったリハビリプログラムは、多職種が共同で作成し、これに基づいて集中的に訓練を行っていきます。
病棟・病床数
B棟3階(B3病棟) | 57床 |
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C棟3階(C3病棟) | 58床 |
施設基準
回復期リハビリテーション病棟入院料1
当該病棟では、看護職員(看護師及び准看護師)の配置基準は13対1(患者13人に対して看護職員1人)、看護補助者の配置基準は30対1であり、かつ1日平均2人以上の看護職員が夜勤に従事する必要があります。
B3病棟では、1日に13人以上の看護職員と、1日に6人以上の看護補助者が勤務しています。なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
- 朝8時半~夕方17時半まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は5人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は14人以内です。
- 夕方17時半~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は28人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は56人以内です。
- 深夜0時~朝8時半まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は28人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は56人以内です。
C3病棟では、1日に13人以上の看護職員と、1日に6人以上の看護補助者が勤務しています。なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
- 朝8時半~夕方17時半まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は9人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は15人以内です。
- 夕方17時半~深夜0時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は29人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は57人以内です。
- 深夜0時~朝8時半まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は29人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち数は56人以内です。
入院対象者
- 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
- 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態
- 股関節又は膝関節の置換術後の状態
※資料出典:厚生労働省 告示 第58号回復期リハビリテーションを要する状態(2020年度改定・別表第九の二)