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スタッフインタビュー

リハビリテーション科

言語聴覚士茂呂 なる美

患者様の「コミュニケーション」と「食べること」に関わるリハビリを行う言語聴覚士。
新人言語聴覚士として一歩を踏み出した茂呂さんに、プロフェッショナルとして活躍する先輩たちの姿と職場の環境、そして自身の成長について聞きました。

患者様に「楽しい」と感じてもらえるリハビリを目指して。

患者様に「楽しみ」にしてもらえるリハビリとは?

1日の業務スケジュールを教えてください

8時ちょうどに出勤して、8時30分から病棟別のリハビリスタッフによるミーティングを行います。
8時50分から患者様のリハビリがスタートし、12時に午前中のリハビリが終了。
12時から患者様の食事評価を行い、13時から1時間の休憩に入ります。
14時から17時までは、午後のリハビリの時間になります。
17時にリハビリが終了したあとは、評価のまとめや、翌日のリハビリ用教材の作成などを行って、17時30分に退勤となります。

入職後、印象的だった出来事は?

入職して間もなく先輩方の仕事を見学した際、患者様がリハビリを始める際、先輩スタッフに「楽しみにしてたのよ。」とうれしそうに話しかけているのを目にしました。
その様子がとても印象に残っていて、自分もそんな風に患者様に言ってもらえる言語聴覚士になりたい!と思ったのと同時に、患者様に「楽しみ」と思って頂けるリハビリとはどんなものなんだろう?と考えるきっかけになりました。
自分なりに考えてみたところ、先輩達が「患者様のことを深く追求している」という点に気づきました。追及するというのは、病状についてもですが、患者様の性格や好きなもの、長年大事にされていることを理解し、それらを中心にしたリハビリを提供するという意味です。
そこが、患者様に信頼していただけて、且つ「楽しい」と感じてもらえるカギだと思いました。
最近私も患者様に「楽しみ」と言っていただく機会があり、少しずつ先輩達に近づけているのかな?と思っています。

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患者様に応じて「自分のキャラクター」を演じ分けたい

現在の目標は?

先輩達がこなしている業務を、まず自分も完璧にこなせるようになりたい、というのが当面の目標なんですが、その先の段階として、患者様一人ひとりに合わせて「自分のキャラクター」を作れるようになりたいと思っています。
先輩達の仕事を見ると、ある患者様には簡潔に話したかと思うと、別の方には話題をふくらませてみたり、まるで役者さんのように、声のトーンや口調も含め、患者様に合わせてキャラクターを変えているのが分かります。
患者様一人ひとり、性格はもちろん、これまでに歩んできた生活や考え方も違います。なので私も、先輩達に倣い、話し方や言葉の選び方など、その方に合わせたリハビリが提供できるよう勉強しています。 また、患者様の生活に沿ったリハビリに興味があるので、いずれは訪問リハビリもできたらと思っています。

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何でも相談できる環境で、患者様を支えながら自分自身も成長

就職後の学びやサポート体制について教えてください

入職後は、新人1人に先輩1人が付く形で、リハビリだけでなく、日々の業務全般について指導してもらえます。
また、言語聴覚士の部門内や、IMSグループ内での勉強会もあり、就職後も専門性を高めることができます。
職場ではいつも先輩達に気にかけてもらっていて、何でも相談できています。担当する患者様のリハビリで迷っていることなどを伝えると、「私も同じことがあったよ。」と共感してもらいつつ「こうすると良くなるよ。」とアドバイスをもらえるのでとっても有難いです。ベテランの先輩がたくさんいるので、いろいろな先輩に相談できるのも心強いですね。

言語聴覚士を目指す方、入職をお考えの方にメッセージをお願いします

入職して日が浅く、まだ手探りの状態ではありますが、そんな私でも少しずつ成長できている実感があります。
言語聴覚士は、仕事を通じて患者様を支えながら、自分自身も成長できる職種だと思いますし、この病院も、それが可能な素敵な環境だと思います。興味のある方は、是非、言語聴覚士を目指してほしいですね。

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