スタッフインタビュー
リハビリテーション科
理学療法士蒲倉 あかね
在宅復帰を見据え、実際の生活場面を想定したリハビリに魅力を感じ、この病院への入職を決めたという蒲倉さん。
先輩スタッフに支えられ、患者様と接する中で感じたことや小さな発見など、理学療法士として歩み始めたばかりの率直な思いを聞きました。
先輩スタッフに支えられ、患者様の個性に合わせたリハビリを模索しています。
在宅復帰を見据えたリハビリに魅力を感じて
この病院を就職先に選んだ決め手は?
まず1つめとして、イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院が、患者様の在宅復帰を見据えたリハビリを実践している点です。
家庭内での役割や趣味、公共交通機関の利用など、実際の生活場面を想定したリハビリを行い、退院後も訪問リハビリなどで切れ目なく対応しているところが、自分が大切にしたいリハビリ像と重なりました。
もう1つは、定期的な勉強会や実技練習の機会が設けられている点です。先輩方も、スタッフ間で常に勉強や練習を続けていて、そういった努力を惜しまない姿がとても魅力的に映ったのも、大きな決め手になっています。
先輩たちの適格で温かいサポートが、いつも私を支えてくれる
普段の業務内容について教えてください
8時間勤務で、1日平均6名程度の患者様を担当しています。患者様1人につき、1日最長で3時間リハビリを行いますが、一気に3時間行うわけではなく、短い時間に分けて行うので、患者様のスケジュール管理も大事な仕事になります。
この他、リハビリに必要な環境の整備や物品管理などもしています。
入職後、先輩の下で働くことからスタートしましたが、今は申し送りなどを受けて1人での業務になりました。もちろん、何かあればいつでも先輩に相談できます。「こういうことをやってみたい」とか、「このやり方は危なくないか?」など、その都度自分の考えを伝えてアドバイスをもらえるので安心です。
職場の雰囲気はどうですか?
頼りになる先輩方がたくさんいて、とても心強いです。最初は緊張していたのですが、早い段階で「わからないことがあれば何でも聞いてね」と声をかけてもらえたので、気負わず何でも相談しています。
以前、患者様のメンタルケアについて大変悩み、落ち込んでいたときに先輩方が優しく声をかけてくださいました。そして相談に乗ってくださるだけでなく、接し方も実践で教えてくださり、無事解決する事ができました。
困ったとき、患者様はもちろん、スタッフの異変にも気づき、手を差し伸べてくださる先輩方に囲まれ、とっても恵まれた環境だと感じます。
悩みながらも、患者様の回復に背中を押される日々
実際に働いてみて感じたこと、気づいたことは?
同じ病気の方でも、感じている痛みの度合いも、元々の性格も異なるので、声のかけ方や用いる技術など、その方に合わせた対応が必要とされます。
学生時代の実習では、1~3名ほどの担当患者様に対し、全力を注ぐことで精一杯でしたが、実際の業務では学生時代よりも多くの患者様を担当させて頂くので、その一人一人の特徴・違いに合わせていくのはなかなか大変です。
また実習は自分で考え悩みながらも、指導者の先生と入念な確認を行ってから、治療に取り組んでいましたが、仕事となると、自分自身の責任や臨床においての対応力、臨機応変さが試され、悩むこともありました。
しかし、自分が担当している患者様が、2ヵ月程で見違えるほど介助量が減り、自分で歩けるようになっていく姿を見て、「悩んで頑張ってきた甲斐があった、努力が報われた」と思えました。
理学療法士を目指す方、入職をお考えの方にメッセージをお願いします
病院に入院する患者様にとって、私たちは家族よりも長い時間接する存在になります。なので、患者様とのコミュニケーションはとても大切だと感じます。
私自身、以前は人見知りで初対面の方と話す際、不安や緊張することが多かったのですが、患者様と接するときは自分の体験を活かし、患者様を不安にさせずにいかに笑顔になってもらうかを大切にしています。
そのようなコミュニケーションの取り方を学ぶという点からも、今理学療法士を目指している皆さんには、勉強だけでなく、様々な人との関わりを大切にして日々の生活を送ってもらえたらなと思います。
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