出身大学
昭和49年 昭和大学医学部 卒業
昭和53年 昭和大学麻酔科外科系大学院 医学研究科 卒業
資 格
内科認定医
日本医師会認定産業医
所属学会
日本内科学会
今春(平成29年春)より、看護部長として転勤して参りましたが、勤務するにあたりご挨拶させて頂きます。
“多職種連携・他職種協働”のもと、多くの医療従事者が一丸となって“障害と共に生きる患者さん”の社会復帰の手助けをするのが、ここ回復期リハビリテーション病院です。特に看護において重要なのは、障害と共に生きる患者さんを“生活者の視点”に立ち心身両面から支える事だろうと思っております。
『人は一人では生きられません。』これは誰もが認める命題です。社会の中に生きてこそ、人間らしくその“生”を全うできると思っております。「社会の中で生きるとは、どういう事なのか?」「その人らしく生きるとは?」さらに「障害を持って生きるとは?」この問いを持ち続けながら、生きる意味を患者さんと共に考える看護部職員であってほしいと願っておりますし、そのための看護部作り・職員教育をしていく所存です。
地域の皆様に愛される病院として、今後ともよろしくお願い致します。
≪看護師を目指す皆さんへ≫
回復期リハビリテーション病院は、リハビリテーションの専門病院です。私たちは【障害を持った人々の生きる力を心身両面から支える】をキーワードに、頑張っている病院です。また1人1人を尊重した教育研修を実践している病院でもあります。1人1人の力は小さいけれど、多くの職種スタッフが集まれば、大いなる力を発揮できると思っています。是非共に働きませんか?お待ちしています。
看護部長 山口 直子
リハビリテーションはチームで行うものです。そして、そのチームの中には患者様ご本人やその家族、関わるすべての方が入っています。リハビリテーションが必要な方はひとりひとり別の生活があり、生活が違うということはそれぞれの目標、それぞれのリハビリテーションがあるということです。そのため、私たちは皆様と目標や治療内容について一緒に選択することを大事にしています。仕事として事務業務をしている方とは自宅内の生活に必要なことだけでなく、「パソコンを使用した練習」や「初対面の方とのコミュニケーション」「職場までの通勤練習」など実生活に基づいた練習もしていきます。もちろん患者様が本当に必要な能力を獲得するためには入院前の具体的な生活状況やご本人の考えなどを共有しなければなりません。そのためにしっかりと情報共有できるように入院時にじっくりと時間を取り、患者様の状態の確認と面接を実施しています。
私たちの病院では「オーダーメイドなリハビリテーション」を皆様に提供するために、各専門職が学び続け、患者様と向き合っています。地域に帰ったあとも充実した生活が送れるように一緒に頑張っていければと思います。
技士長 山本 智史