自動車運転評価の流れ
面接
どのような目的で運転をされるのかを問診します。
講義
病気にかかった後の運転再開についての注意点や法律、手続きなどについて詳しくお話しします。
各種検査
神経心理学的検査(注意や記憶や判断力など高次脳機能と呼ばれる高度な人間の脳機能についての検査)、視覚系検査(視力や視野、有効視野などの検査)を行います。
運転シミュレーター
自動車運転シミュレーターを利用して、検査を行います。操作性が実際の運転と異なりますが、シミュレーターでの操作の上手い下手で評価を致しません。
停車時実車評価
停車した車で操作などの反応性を検査します。
実車評価
必要であれば、当院と提携している自動車教習所(レインボーモータースクール、コヤマドライビングスクール石神井・秋津)で実際に教習所内を運転し、実車評価を行います。身体に障害がある方は教習所の改造車で運転評価を行います。実車での教習には当院の運転専門の作業療法士が同乗して評価を行います。運転中の様子はドライブレコーダーにて記録いたします。病院に対しての費用はかかりませんが、自動車学校に対して5,500円の料金がかかります。(混雑状況によって数か月お待ちいただくことがあります)。
総合判断
これらの結果を受け、医療機関として総合的な助言を行います。また、公安委員会へ提出する診断書などを作成いたします。改造車が必要な方は専門業者を紹介いたします。