レクリエーションのご案内

楽しみや喜びを見つけて
イキイキと前向きな療養生活を

レクリエーションは、当院リハビリテーション科の特色の一つです。入院患者さまはもちろん、通所リハビリの方も手芸や工作、カラオケ、麻雀などお好きなプログラムにご参加いただけます。ここで楽しみを見つけることにより、リハビリと食事以外は病室の天井を見て過ごすだけになりがちな療養生活に、メリハリと潤いが生まれます。

プログラムは介護福祉士が中心となって企画しています。医師や看護師、他の療法士とも情報を共有し、一人ひとりの患者さまの状態を見ながら、リハビリルームにお誘いしています。最初は気が進まないご様子でも、スタッフが用意した手芸や工作などのサンプルに興味を示され、やがて「孫にプレゼントしたい」「こんなものをつくりたい」と気持ちが前向きに。病状の改善に結びつくケースもあります。

手でものを作るのが難しい方は、俳句づくりやカラオケ、麻雀に参加したり、あるいは本を読んだり、その場にいる人たちとおしゃべりをするだけでも表情が明るくなります。励みになるよう、作品は院内に飾るほか、お稽古の成果を発表するイベントなども開催しています。また、地域住民に手芸などで使う材料を寄付していただき、イベントにもご参加いただくなど、地域ぐるみで患者さまを支えています。