放射線科
画像診断
CT検査
X線を用い、体の中の様子をコンピュータ処理することにより、体のあらゆる部分の輪切りの画像(横断像)のほか、立体的な3次元画像も得ることができます。 当院では80列マルチスライスCT1台と16列マルチスライスCT1台のCT装置を使用しています。 造影剤を静脈注射して、より詳細な診断を行ったり、脳や胸腹部(心臓を含む)および四肢の血管の形状を評価(CTアンギオグラフィ)したりすることもできます。 検査は予約制ですが、緊急の場合にはその都度撮影しています。
MR検査
X線を用いずに強い磁場と電波を利用し、コンピュータ処理をして体の中の構造を画像化する検査です。 当院では、1.5T(テスラ)1台の装置を使用しています。 放射線被曝が無く、造影剤を注射しなくても非侵襲的に血管(MRアンギオグラフィ)が得られますし、胆管や膵管(MRCP)や拡散(DW)・拡散尖度(DK)などの画像も得られるといった利点があります。 一方、強力な磁場を使用しているために、体の中に金属が入っている場合には、検査ができないかあるいは画像が劣化してしまうという欠点を持っています。 検査は予約制ですが、緊急検査にも対応しています。