カリキュラム(3年間の学び)

充実した3年間のカリキュラムを通して、
グローバル化する社会で貢献できる看護師を育成します。

1年次

1年次は、看護の原点だとも言われる感染対策について感染症学・微生物学、共通基本技術の科目において、手洗い・清潔・不潔の知識・技術を徹底的に学習していきます。そして、入学して直ぐに基礎看護学実習Ⅰを履修し、看護の実際を自ら確認し、これから学ぶ看護基礎教育に興味関心をもつことへの動機付けとしています。カリキュラムの多くに、経験を先行させた学習が多く取り入れられています。
講義科目と演習や実習等がそれぞれ刺激しあいながら学習を進めていき、基礎医学・基礎看護学を重点的に学ぶことで、看護を知り、自らの体つくり、調整力を学ぶ1年となります。

2年次

2年次になると、専門分野の学習が本格的に始まります。進級すると同時に他職種協働実習を履修します。この実習は、看護の対象である「生活者」を捉えるために、療養の場や生活の場、健康回復・維持・増進に向けての 活動の実際を知ることを目的としています。また、対象をとりまくチーム 間の連携と協働の実際を知ることで、看護師に求められる役割について考えることをねらいとしています。
2年次の後期には、「地域・在宅看護論実習I」や「母性看護学実習」として、多様な背景や価値観について学ぶことをねらいとし、Well being に向けた看護実習を設定しています。
2年次は、専門分野の学習が本格的に始まることで、国際看護教育やICT教育も強化し、看護実践力向上に向けて取り組むことで看護を理解し、知識・技術・態度を磨く1年となります。

3年次

3年次は、健康障害のある対象者に対する看護実践力の基盤を養うために、健康障害のある対象の看護実習を履修していきます。また、学内学習としては、論説や法学入門という科目を設定し、専門職業人としての意義や覚悟を強化するとともに、クリティカルシンキングの力を養います。
3年次は、これまでの知識・技術・態度を統合し、教育目標達成に向け看護を追求する1年となります。