安心して薬物療法を受けていただくために、ご入院時に患者さまやご家族さまに面談をして、お薬に関することをお伺いしております。また、ご入院中は使用されているお薬のご説明や、退院に向けた服用方法や管理・保管方法、剤形などを検討し薬物療法をサポートしていきます。
ご入院される患者さまの多くには、ご病気の症状を安定させるためにお薬が必要となります。医療用医薬品は現在2万種類を超え、服用方法が特殊な薬剤や厳重な注意が必要な薬剤、飲み合わせによっておおきな問題が生じる薬剤まで多種多様にあります。
そのお薬を安心安全に服用いただくため、患者さま個々のお薬の服用履歴(薬歴)を管理し、医師と協力して飲み合わせや重複などの確認を行い、安心して服用できるように取り組んでいます。
医薬品は良い作用がある半面、少なからず有害な作用もあります。また、使用方法によっても大きな問題を起こすことがあります。そのため、院内における副作用情報の収集管理や、ヒヤリ・ハットした情報を収集・検証し、院内の医薬品に関する安全対策を検討しています。また、院内における薬学的な管理によって得られた効果をプレアボイド報告することで、今後の安全管理に役立てるよう取り組んでいます。
また、NST(嚥下)ラウンド、褥瘡ラウンド、感染ラウンド、医療安全ラウンド等も同行し、薬剤師の視点から治療をサポートしています。
私たちは全職種で情報を共有し、退院後により良い生活を送れるよう指導をしています。
病院内における勉強会の企画や実施、外部研修や学会報告を行うことで、個々のスキルアップを図り、よりよい薬物療法の支援に取り組んでいます。
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2018.8.25 | 日本病院薬剤師会関東ブロック大会第48回学術大会 回復期リハビリテーション病院における転倒・転落と薬剤の関係性についての調査 |
2017.8.26 | 日本病院薬剤師会関東ブロック第47回学術大会 IMSグループ病院におけるワルファリン使用とPT-INR測定の実態調査 |
2016.8.27 | 日本病院薬剤師会関東ブロック第46回学術大会 薬物動態パラメータ値による薬物の特徴づけ臨床現場への応用 |
2013.8.31 | 日本病院薬剤師会関東ブロック第43回学術大会 回復期リハビリテーション病院における持参薬の適正使用への取組み |
2012.8.12 | 日本病院薬剤師会関東ブロック第42回学術大会 回復期リハビリテーション病院における持参薬及びハイリスク薬管理の方法と検討 |
2011.10.1 | 第21回 日本医療薬学会年会 回復期リハビリテーション病院におけるハイリスク薬剤の使用状況調査 |
2011.2.19 | IMS学会 回復期リハビリテーション病院における薬剤師の取り組み |
2010.8.29 | 日本病院薬剤師会 関東ブロック第40回学術大会 回復期リハビリテーション病院における薬剤師業務の展望 |