リハビリテーション科紹介

療法科紹介
作業療法（occupational therapy：OT）

作業療法とは、身体又は精神の障害に対し、応用的動作や社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作、その他の作業を用いる治療法です。患者様中心の医療の原点に立ち、障害により制限された動作・能力・活動に対して最大限の回復をめざしたリハビリテーション技術を提供します。患者様が『その人らしい』生活を送るために各部署との連携を図り、日常生活活動（ADL）の獲得や家屋改修、自動車運転練習を行っています。また、復職に関しても患者様と密にコミュニケーションを取りつつ、職業前訓練として動作練習も行っています。

機能回復の支援

麻痺を回復させる練習や、関節を動かしたり筋力をつけたりする機能回復の支援をします。

日常生活活動（ADL）の支援

病前の生活を行うことが困難である方々に対し、患者様の希望に出来る限り添える生活を獲得するためにADL動作練習（食事・トイレ・整容・更衣・入浴）を積極的に取り入れています。また他職種と連携し、運動療法などを行い、病棟生活での自立度向上を図っています。

家事動作・職業復帰の支援

家事動作獲得の為の、調理動作、洗濯動作、掃除動作等の訓練を行います。また、職業復帰へ向けた動作訓練も行っています。

自動車運転再獲得への支援（ドライブシミュレーター）

自動車運転再獲得への支援（ドライブシミュレーター）

余暇活動・役割の獲得

退院後の生活が、より豊かに、より楽しく送れるように余暇の楽しみや役割の獲得に繋がるような活動を行っています。

レク活動

認知機能の維持・向上を目的として、回復期病棟では花の植え替え、作品作り、ボーリング等のレクリエーションも行っています。

対象疾患割合（平成30年度　平均）