リハビリテーション科について
理学療法部門(PT)のご紹介
理学療法部門 紹介動画
理学療法部門新人インタビュー
理学療法(PT)とは
『起きる』『座る』『立つ』『歩く』など、基本的な運動機能回復を目指し、患者さまのご希望に沿って訓練や指導を行います。
理学療法部門の理念
徒手技術に特化したハンズオンセラピーの専門家集団
セラピストに許されている自身の手を用いて患者を良くするという行為の原点に立ち戻り、自身の徒手による治療で患者の人生を良い方向に導くことができる。そんなセラピストの育成を理念としています。徒手治療に関する勉強会や講習会に参加するスタッフが多く、伝達講習なども実施しています。
理学療法部門の特徴
装具を利用した積極的なリハビリテーション
当院では、AFO・KAFO・ゲイトソリューションデザイン・Toe OFFなどを入院早期から用いてリハビリを行っています。使用する装具は理学療法士・リハビリドクターと検討を行い決定します。また、院外の装具業者を連携して採寸から作成まで行い、患者様一人一人に合わせた装具を提供しています。
L300
医療機器承認の「歩行神経筋電気刺激装置」です。脳血管疾患や中枢神経障害による下肢の運動麻痺を対象としております。 つま先を上げる筋肉を電気で刺激することで、歩行時の躓き軽減や振り出しのサポートを行います。
床走行多機能リフト リフトントラム
1台3役。座位移乗、起立・着座、歩行訓練が一台で行えます。小柄な方~身長193cm、体重160kgまでの方に適用できます。体幹サポートと歩行用サドルの補助により、転倒の心配なく安心して歩行練習を行うことができます。
座圧測定器
座圧測定器(圧力分布測定ツール SRソフトビジョン)を導入しました。車椅子上でのポジショニングや適切なクッションの選定時にはもちろん、ベッド上臥位での体圧を測定し、褥瘡などがある部分にポジショニングを施した後、適切に除圧ができているかを確認するのに使用しています。
買い物訓練・公共交通機関訓練
退院後に必要な方に、スーパーでの買い物や、電車・バスを実際に利用し動作を確認します。病院近くのスーパー・駅までの体力を確認したうえで実施し、患者様の退院後の生活への自信につながっています。
夏季は気温や湿度を確認し、実施する時間帯を制限したり、飲み物を提供するなど熱中症に配慮して行っています
障害者病棟や療養病棟など、寝たきりの患者さんもいる中で、リハビリ以外の時間を快適に過ごせるよう配慮しています。