脊椎・脊髄外科紹介
脊椎・脊髄疾患の手術
脊椎変性、脊椎・脊髄腫瘍や脊髄血管障害などにより引き起こされる、手・足のしびれ、脱力、頚部痛、腰痛、歩行障害などに対し、診断から外科治療を行います。
個人の病状に応じた手術法を検討し、脳神経外科手術用顕微鏡、脊椎内視鏡を用い、さらに術中運動誘発筋電位モニタリングや脊髄超音波検査を駆使して、安全性を確認しながら、最先端かつ低侵襲的な脊椎手術を行います。このため早期退院を現実化しています。
当院では、脊椎内視鏡治療センターを開設し、特に頚椎・腰椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の脊椎内視鏡治療を専門に行います。
1.対症疾患
頭蓋頚椎移行部病変、頚椎・胸椎・腰椎変性疾患(後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など)、
脊髄・脊椎腫瘍、脊髄血管障害(脊髄動静脈奇形、脊髄出血など)、
脊髄空洞症、その他(特殊な疾患など)
2.手術法
個人の病状に合わせ、下記の低侵襲・脊椎手術法を選択します。
頚椎前方手術(頚椎前方固定術)
頚椎後方手術(椎弓形成術(片開き式、両開き式))
頚椎~腰椎の椎間板ヘルニア手術・腰部脊柱管狭窄症手術
(脊椎内視鏡治療センターHP参照)
低侵襲的・腰椎固定術
脊髄腫瘍摘出術(髄内、髄外)
経皮的椎体形成術(BKP)
椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)
3.入院日数および入院経過の目安
手術翌日から積極的に運動療法を行います。
頚椎前方・後方固定手術 3~7日間
頚椎椎弓形成術・椎弓切除術 4~7日間
腰椎椎間板ヘルニア手術 2~7日間
腰椎後方固定術 7~14日間
※ 頭蓋頚椎移行部病変、胸椎変性疾患、頚髄腫瘍、胸髄腫瘍、腰髄腫瘍、脊髄血管障害など特殊な病気の入院治療期間は、病状により異なります。
外来担当医表
受付時間
受付時間 | 診療開始時間 | ||
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平日 | 午前 | 7:55~12:30 | 9:00~ |
午後 | 12:35~17:00 | 14:00~ |
外来担当医表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
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午前 | 診察室13 | 鷺内 完全予約制 受付11:30まで | 鷺内
完全予約制
受付10:30まで 腰痛外来2・4週(紹介のみ) |
鷺内 完全予約制 | 鷺内 *1 完全予約制 | ー | 鷺内 完全予約制 |
診察室10 | ー | ー | ー | 光岡 | ー | ー |
- *1: 木曜日は、手術によって受付時間が変更します。予めご確認ください。
脊椎・脊髄外科常勤医紹介
部長 鷺内 隆雄
- 専門:
- 脳動脈瘤クリッピング手術
- 脳血管バイパス手術
- 頚動脈内膜剥離術(CEA)
- 頭蓋底脳腫瘍手術(開頭手術、神経内視鏡手術)
- 脊椎脊髄手術・末梢神経手術
- 機能的脳神経外科手術(顔面けいれん、三叉神経痛など)
- 術中神経機能モニタリング
- 卒業大学:
- 北里大学
- 資格:
- [脊椎・脊髄外科]
- 日本脊髄外科学会 認定医
- 日本脊髄外科学会 指導医
- 脊椎脊髄外科専門医
- 脊椎圧迫骨折に対する経皮的後弯矯正術(Balloon Kypho Plasty : BKP)実施医
- 難病指定医
JND登録について
当院は、日本脳神経外科学会が実施する日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Datebase:JND)に参加し、 脳神経外科治療を行った患者さんの治療内容等について登録を行っております。
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